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ブログ&お役立ち情報

免疫力アップ!

2020.04.08

コロナウイルスとは
人に感染する「コロナウイルス」は、今までで7種類見つかっており、その中の一つが、昨年12月以降に問題となっている、「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」です。 このうち、4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の約10~15%(流行期は約35%)を占め、多くは軽症です。残りの2種類のウイルスは、2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」です。 コロナウイルスはあらゆる動物に感染しますが、種類の違う他の動物に感染することは稀で、アルコール消毒で感染力を失うことが報告されています。
感染経路は、主に次の2つがあります
①飛沫感染・・・感染者の飛沫(くしゃみ、咳、唾など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
②接触感染・・・感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自分の手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
免疫力を上げるツボ
爪もみ・・・爪の角(関節に近い方)をゆっくり時間をかけマッサージすることで免疫力アップに繋がります。

湧泉・・・足の裏にあるツボでお灸を据えることで免疫力アップに繋がります。


自宅でもできる免疫力アップの方法

睡眠をとる
バランスの取れた食事
身体を温める

まずは睡眠をしっかりとることです。
睡眠には疲労回復や栄養の吸収を高める効果があり、免疫力を上げることができると考えられています。反対に睡眠不足になるとストレスを感じた時と似たホルモンが分泌され、免疫力を下げてしまいます。
次にバランスのとれた食事。
ウイルスを攻撃する免疫細胞が活発に活動するには糖分、アミノ酸、ビタミンなどさまざまな栄養が必要となります。バランスのよい食事でしっかりと栄養をとることが免疫の働きをよくします。
3つ目は体を温めることです。
免疫細胞は体温が上昇すると活動が活発になります。自宅でも簡単にできるのは「運動」と「入浴」です。適度な運動は体を温めるだけではなくストレスの解消にもつながります。入浴は、ぬるめの湯にしっかりとつかり体の芯まで温めることが大切です。

吸い玉の魅力

2020.03.24

          吸い玉の歴史

東洋医学の本場中国では紀元前から使われていて、他にもギリシャや古代エジプトでも使われていました。吸い玉を医師の紋章とする習慣もあって、これは紀元前の中世ヨーロッパまで広がったそうです。日本では紀元前3,000年前頃から伝わる医療とも言われています。最古の歴史書「日本書紀」にも登場し、平安時代の資本最古の医学書「医心方」でも紹介されています。江戸時代までは日本でも盛んに吸い玉治療が行われていました。明治維新以降は西洋から導入された医学が中心となり、吸い玉は民間医療の一つとして伝承される事になりました。

        吸い玉とは

カップを身体に当ててその中の空気を抜いて気圧を下げます。気圧を下げることで悪い血液を皮膚の方に吸い上げ循環を良くし、血行を良くします。血行が良くなることで固まった筋肉などが弛緩し、体内の新陳代謝が促進します。そして吸い玉をするとカップを置いた箇所に跡が残ります。この跡のことを「溢血斑」と言いその色で身体の状態を知ることが出来ます。色が濃ければ濃いほどその箇所の血行が悪い事になります。色の濃淡だけでなくムラになったり固くなったり、水疱(水ぶくれ)が現れることもあります。跡は7~10日で消えていきます。

       吸い玉の効果

主な効果は血行を改善することによる筋肉のコリや腰痛、冷え症などの改善があります。吸い玉には自律神経を整える事による不眠症の解消、内臓の働きの活性化による便秘の解消などの効果もあります。ダイエットや皮膚の状態を改善し若さを保つなどの効果もあるので女性に人気です!
        プロアスリートもしている!?
水泳選手のマイケル・フェルプス選手やナタリー・コーグリン選手、体操男子のアレクサンダー・ナドア選手の身体にも丸いあざがあり吸い玉の施術を受けていたと言われています。日本でもお相撲さんやK1選手なども吸い玉をしています。こういったトップアスリートの人達はパフォーマンスを向上させるために吸い玉をして筋肉の回復を早めたりしています!

      こんな人にオススメ!

先ほど言った通りプロアスリートの方達にも使われている吸い玉。スポーツしている方、腰痛や痛みがある方、肩こりなどがある方にお勧めです。吸い玉をして血行を良くし筋肉の緊張をほぐしてあげましょう。冷え性の方にもオススメで、吸い玉をすることにより手先や足先までしっかり血の巡りが行き届くので改善に繋がります。他にも足腰の浮腫みが気になる方にもオススメです。

吸い玉に興味を持たれた方はコチラをクリック!

 

 

ほっと整体整骨院では吸い玉を受けて頂くことが出来ます!問診でしっかりその時の身体の状態を聞かせて頂き、一人ひとりに合った施術をさせて頂きます!気になった事や些細な事でも構いません。いつでも相談をしに来てくださいね(^^)/

内側の膝が痛くなりやすいのは?

2020.03.10

            成長期の膝の痛み
膝の内側には鵞足(縫工筋、薄筋、半腱様筋)と言う膝を曲げる筋肉が付着している部位があります。スポーツ活動の中で膝の屈曲を繰り返すことにより、鵞足が下肢(脛骨上端)と擦れて炎症が起き膝の内側に痛みが生じます。このことを鵞足炎といいます。
どういう場合に損傷するのか?
多いのは練習量が変わる新学期などによく見られます。部活動などで練習メニューが大幅に増加することで過度に負担がかかり炎症が起きます。また、ウォーミングアップ不足やフォームの異常、骨格異常(X脚、回内足など)などでも損傷します。
予防するには…
ハムストリングスが硬くなる事も炎症の原因になるのでストレッチで柔軟にしておきましょう。あとは膝が回内にならない様に膝周辺の筋力強化も大切です!
      中年期から高齢者の膝の痛み
中年期から高齢者の方の膝の内側の痛みの原因で多いのは変形性膝関節症です。特に50~60歳の女性の方で肥満の方に多く、内反変形を伴い機能軸は内方に偏位、体重と筋肉の合力の作用点も内方に移動することで内側大腿脛骨関節に発症します。
原因は…?
加齢に慢性的な機械的刺激が加わって発症する一次性(原発性)と外傷うあ半月板切除後、炎症性に伴って発症する二次性(続発性)があります。主に一次性変形性膝関節症が多くО脚を伴う内側型が多いと言われています。内反膝変形、歩行時の外側方動揺性を認め内側膝関節裂隙に圧痛が見られます。
症状を軽減させるには
膝への負担を減らしましょう!例えば階段では手すりを使ったり、正座は避けて椅子に腰かけたり、杖や歩行補助具を使用するのもいいでしょう。そして寒い日に痛みが出る場合は保温をして血行を良くするといいでしょう。体重を落とすのも重要です!2キロ減らすと歩く時の負担が4~6㎏、階段の上り下りが10~14㎏減少されると言われています。日頃の運動などで減らしていきましょう。
          まとめ
過度の負担や骨格の異常、変形により膝の内側に痛みが出ます。普段の生活習慣や運動量の調節をして痛みに対する予防を心かけましょう!なにか分からない事や心配な事があればいつでも相談にお越しください!

どうして腰が痛くなるのか?

2020.03.04

なぜ、腰が痛くなるのか?
日本人の多くの人が「腰痛」を持っていると言われています。
ただ、腰痛と言っても腰の痛みは多岐に渡り「腰痛」は総称にすぎません。
腰痛の約85%は、レントゲン検査やMRIなどの検査をしても、どこが痛みの原因なのか特定しきれない「非特異的腰痛」で腰痛症とも言われます。
長時間の中腰などの姿勢を続け、腰や背中の筋肉が緊張し続けたときや、運動不足で腰を支える筋力が弱っているときなどに腰痛は起こります。寒さで筋肉が硬直する冬も神経が刺激されて痛みが起こりやすくなります。通常は、セルフケアをしていれば短期間で軽くなりますが、ストレスなどの心理的要因や休養が十分に取れていない場合があると症状が長期化することもあります。
急性の腰痛であるいわゆるぎっくり腰も非特異的腰痛に含まれます。急に無理な動作をしたときなどに起こる腰の組織のけがで、ねんざや、椎間板、腱、靭帯などの損傷が多いと考えられていますが、厳密にどの部分が傷んでいるのかを断定するのは難しくなります。
①筋肉の痛み
②上記以外(内臓など)
大きく分けると2パターンに分ける事が出来ます。
②では、腫瘍(脊椎腫瘍、脊髄腫瘍)、脊椎感染症(化膿性脊椎炎、脊椎カリエス)、外傷(腰椎骨折、脱臼)、変形性股関節症、泌尿器の病気、婦人科の病気、胆嚢、十二指腸、膵臓など消化器の病気、解離性大動脈瘤など血管の病気、統合失調など心因性の病気などが挙げられます。
これらは整骨院で治療する事が出来ませんが症状の見極めが出来れば早期発見につながるものです(骨折などは医師の同意があれば施術可能です)。
腰が痛くなるメカニズム
ヒトは二足歩行に進化した生物で四足歩行の生物では構造が違ってきます。
四足で歩く動物とは異なり、二足歩行をするように進化したヒトでは、背骨に重力により頭の上から足先への垂直方向の力が強くかかってきます。ヒトの背骨の中でも腰部には大きな力がかかってくる為、腰痛は二足歩行に進化した人間特有の症状と言えるでしょう。
重力による垂直方向の力を分散するために、ヒトの背骨はゆるやかなS字カーブを描くように並んでいます。さらに腹圧が腰椎を支えています。また、背骨と背骨の間のクッションとなる椎間板や腰を支える筋肉が、姿勢をサポートしています。このような姿勢を保つメカニズムが乱れたりすると、腰痛を発症するのです。
女性特有の腰痛とは?
生理痛が強いと下腹部痛だけでなく腰痛を伴う場合があります。
妊娠中は大きくなったおなかを支えようとに体の重心が変わり、上体を反らせる姿勢になることが多いため、腰痛が起こりやすくなります。また子宮が大きくなり、骨盤の周りの筋肉が引っ張られることが腰痛の原因になることがあります。
また、男性と比べると女性の方が筋力が弱い為同じことを行っても女性の方が筋肉を傷めやすくなっています。
ほっと整体整骨院ではこんなことをします!
他の整骨院では行っている事が少ない【姿勢分析】を来院された患者様に行っております。
姿勢分析とは、患者様一人ひとりの姿勢の写真を①後ろ姿②側面の2枚撮影します。

姿勢分析写真(後ろ向き)
姿勢分析写真(横向き)

その撮影した写真を使いどこが歪み、どこに負担がかかり易いかの分析を患者様と行います。
そのあと歪みを改善する施術を行います。
意外と自分の身体の歪みにビックリされる方が多いですよ!

気になった方は是非ご相談下さいね(^^)/

スポーツ別で多い外傷

2020.02.24

2020年!今年は56年ぶりに東京でオリンピックが開催されますね!
なのでスポーツ別で多い外傷を紹介していきたいと思います。
野球
2012年ロンドンオリンピック以降正式種目から外され、2020年東京オリンピックでも正式種目としては採用されませんでした。しかし追加種目として実施される事になりました!では野球での外傷を紹介します!
野球肩
オーバーユースで徐々に悪化する肩関節障害の総称で、投球動作で発症します。特にピッチャーやキャッチャーに多いと言えます。滑液包炎、棘上筋腱炎、上腕二頭筋腱炎、インピンジメント症候群やリトルリーグ肩などの損傷が多く含まれます。

 

【投球動作の分類】
ワインドアップ期→投球動作の始まりから、ステップ脚を最大挙上するまで
コッキング期→挙上した脚を投球方向に踏み出し接地し、肩が最大外旋するまで
加速期→コッキング期からボールが指を離れるまで
フォロースルー期→加速期から減速動作を行い、投球動作が終わるまで

 

球速を増すために加速期からフォロースルー期に前腕の回内動作を推進していますが肘関節が、伸展した状態では肩の内旋が強調されやすくなります。ジュニア期や壮年期の方には棘上筋などに過負荷が加わり損傷の原因になります。

また、コッキング期から加速期にかけての損傷が多く見られます。肩関節が外旋から内旋へ移行するときに、インピンジメントがおきたりリトルリーグ肩が起きやすいと言われています。成長期のオーバーユースに注意しましょう!

 
バレーボール
1964年東京オリンピックで正式競技になり、1996年アトランタオリンピックではビーチバレーも種目に加わったそうです!ではバレーボールでの損傷を紹介します!
ジャンパーズ・ニー
ジャンプ系の競技で多くみられ膝蓋骨の下ぐらいに痛みが出ます。腱自体の変性で炎症細胞が存在しないので、炎症ではないと言われる事から膝蓋腱障害とも呼ばれています。また、炎症では効果のある痛み止め薬はこの損傷時には効果が無いと言われています。

【分類】
①スポーツ活動で後の痛み ②スポーツ活動開始時の痛みまたはウォーミングアップで消え、時に労働で再発③安静時及び活動中の痛み ④腱の断裂

発症後0~6週が急性期で6~12週は亜急性期、12週(3か月)以上は慢性期とされています。

【原因】
外的要因として練習量、環境、シューズなどがあげられます。
足のサイズに合わないシューズ、摩耗したシューズは下肢のアライメント不良を起こしたり増長したりするので注意しましょう。

内的要因は身体的な問題があります。
柔軟性の低下や身体の使い方、神経系のアンバランス、骨格のミスアライメントなどがあります。

テーピングやサポーターなどで固定をして練習量の調節、運動フォームの改善、トレーニングなどで経過を見ながら治療をしていくと改善していきます!
テニス
1896年アテネオリンピックから男子競技が、1900年パリオリンピックから女子競技が実施されています。1928年から1984年の間中断期間があったそうです。今では錦織圭選手や大坂なおみ選手が日本人として世界で活躍していますね!ではテニスに多い損傷を紹介します。
テニス肘
肘の外側(手を開いた親指側)に痛みが出ます。「上腕骨外側上顆炎」とも言います。テニスをしていない人でも発症する障害です。テニスでのラケットの振り方には二種類あってフォアハンドとバックハンドがあります。テニス肘はバックハンドで痛める事が圧倒的に多いです。

【原因】
バックハンドでボールを打ち返す際に手首を使いそれが蓄積されると発症します。手首を伸ばす筋肉が肘の外側についている為その部分に炎症が起き痛みが出ます。日常動作でも手首を反らす動作をしています。例えば洗い物をする、鍋を振る、タオルを絞るなどの動作です。

オーバーユースや腱の弾力性の低下、修復力の低下が発症率を高める要因です。

【見極め方(テスト法)】
・チェアテスト→立った状態で肘を伸ばしたまま手のひらを下にし、椅子の背もたれ上部を掴んでそのまま持ち上げて肘に痛みが出れば陽性です。
・中指伸展テスト→手のひらを下にしたまま中指を伸ばします。反対の手で中指を下に向かって押さえつけます。そして伸ばした中指を上げようとした時に痛みが出れば陽性です。
・トムゼンテスト(手関節伸展テスト)→軽く拳を握った状態で手の甲を上にして手首を伸ばします。反対の手で拳を下向きに押さえつけて、拳を上げようとした時に痛みが出れば陽性です。

【対処法】
第一に安静にすることが大切です!そしてアイシングで炎症を抑え、サポーターやストレッチで筋肉の柔軟性を維持します。予防としてはオーバーユースに注意しましょう!

姿勢分析を受けてみませんか?

2020.02.22

堺市堺区にあるほっと整体整骨院では初診の患者様へ姿勢分析の写真を後方、側面の2方向から撮ってどこに負担がかかり痛みがなぜ出ているのかの分析をさせて頂いております。
普段の何気ない姿勢が患者様の抱える問題となっている事がほとんどなのでご自身の姿勢を客観的に見ると「こんなに歪んでるの~!?」と言ったお声を頂きます。

姿勢分析写真(後ろ向き)
姿勢分析写真(横向き)

この写真の様に少しだけ歪んでる方や見るからに歪んでる方など10人居てれば10通りあります。
患者様に「普段どんなことをしていますか?」と聞いても、「特になんもしてない」と言った返答が多いですが、何もしていなくて身体が痛くなることは絶対にありません。

よく聞いてみると、負担のかかる事ばかり、、、

その患者様にとっては普段通りの何気ない事でも、それが歪みの原因になり痛みを発しているのです。

自宅でケガをする確率が外出よりも高いのはご存知ですか?

外出中はどんなハプニングがあるか分からない為、無意識に注意をしています。
ですが、自宅では居慣れた空間なので気持ちもダラ~ってなってしまいますよね?
そんな時にケガをするリスクが高くなるのです。
また、同じ空間を行ったり来たりするので自宅での生活リズムはほぼ一定になりそれが身体の歪みの原因になってしまっているのです。
例を挙げると、同じテーブルで同じ位置で、テレビを見るとしたら同じ首の回った角度で見ている訳ですから歪むのは必然になってきますよね?
この生活リズムはなかなか変える事が出来ないのが現状です、、、
毎日毎日、模様替えをしている家庭なんてありませんよね?

ほとんど毎日同じリズムで生活しているので同じ筋肉に負担がかかってしまい筋緊張が強くなり炎症反応が起こり痛みが出てしまうのです。

そうならない為にも一人ひとりの姿勢分析を行いその方に合った施術を提案させて頂きます。
また、生活リズムの方も少しずつ改善できるアドバイスも姿勢分析をを行えば見えてきますので自分の姿勢が気になる方や、このブログを読んでみて姿勢分析を受けたくなった方は公式LINEの方からご連絡をお待ちしております!!

肩甲骨の動きは大切

2020.02.18

肩甲骨とは?
背中の上部にある左右一対の三角形の形をした骨で、腕を動かす際に連動して動くのですが肩甲骨自体は宙に浮いている状態なのでとても不安定な骨でもあります。
肩甲骨の動きと役割
肩甲骨と体幹が繋がる部分は鎖骨だけで、あとは筋肉に覆われて支えられているので様々な方向へ動かせることが可能です。
・挙上
肩を上げる(すくめる)動作
・下制
上げた肩を降ろす動作
・内転
胸を張る動作
・外転
前方へパンチをする動作
・上方回旋
腕を上にあげるバンザイの動作
・下方回旋
背中が痒い時に背中に手を回す動作

実際は肩関節と肩甲骨の連動する動きで腕が可動するのですが、肩甲骨の動きが悪く衰えるとこれらの簡単な動きも出来なくなってしまうのです。
肩甲上腕リズム
肩甲上腕リズムとは、上腕骨と肩甲骨の動きの比率のことで2:1の割合で動くとされています。
ただ、すべてが2:1の割合で動くのではなく条件によって少しながらの誤差が生じています。
横向き(側臥位)で腕を上げてくると
・0°~90°では約2.7:1
・90°~150°は約1.6:1
・150°~170°は約1.4:1

といった誤差が出ますが、上腕骨が下垂位(体幹)に近いほど上腕骨の動く割合が多く、挙上位(上腕骨が外側)になるほど肩甲骨の割合が多くなることが言えると思います。
肩甲骨のゼロポジション
肩関節の「ゼロポジション」という言葉をスポーツをやっている方なら聞いたことがあると思います。野球の投球動作やバレーボールのスパイク動作の時に腕を挙げますが、このときにゼロポジションであることが肩への負担を軽減させることにつながると言われています。ゼロポジションと呼ばれるには次の2つの理由があります。

①上腕骨と肩甲棘(けんこうきょく)が一致したポジション
肩甲骨には後面に肩甲棘と呼ばれる出っ張り部分が存在します。肩甲棘と上腕骨は腕を挙げていくにつれて運動軸が一致するポジションがあり、これをゼロポジションと呼んでいます。個人差はありますが腕を約140°程度挙上したところに存在すると言われており、ガッツポーズの状態がこのゼロポジションとなります。肩甲棘と上腕骨の運動軸が一致したところで角度はゼロとなります。これはレントゲンでも確認できます。
②上腕骨へのひねりストレスがない
ゼロポジションになると上腕骨には外旋や内旋といった回旋ストレスがない状態となります。肩の安定性を高めるローテーターカフ(回旋筋腱板)は前面に肩甲下筋、上方に棘上筋、後面に棘下筋、小円筋という筋肉が存在しますが、ゼロポジションの状態ではそれぞれの筋肉に回旋ストレスがかからないため筋緊張のバランスが保たれた状態となり、関節は安定します。
スキャプラプレーン
先ほどのゼロポジションに比べると知らない人も多いと思います。
スキャプラ=肩甲骨
プレーン=面
スキャプラプレーンとは日本語に直すと肩甲骨面と言われています。肩甲骨は体の背面に位置していますが、丸みのある肋骨の上に位置するため水平面に対してやや角度を持っており、その角度は水平面から前方に30°程度あると言われています。スキャプラプレーンは関節を包む関節包や靭帯のバランスが安定し、ゼロポジションと同じく上腕骨への回旋ストレスがかかりにくい機能的なポジションです。
ここで私が小学校から高校まで野球をやっていたので野球を例にして書かせていただきますね(^^)/
野球の投球時に腕を挙げるのはスキャプラプレーン上が望ましく、この面を外れて上腕だけが後方で挙げてしまうと腕はスムーズに挙がりません。それでも腕を挙げようとすると肩をすくめるといった代償運動が起こったり、肩の前方に過度なストレスがかかって痛みを発症することにつながってしまいます。スキャプラプレーンは前方に約30°ほどの角度がありますが、肩甲骨を引き寄せる内転動作を行うとその角度はさらに小さくなり、水平に近づきます。胸を張って腕を大きく振り上げるときは、腕のみを後方に引くのではなく肩甲骨を一緒に引き寄せることでスキャプラプレーン上で動作を行うようにすると、肩への負担を軽減させることができ怪我の予防になります。

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