肩関節のケガや症状 part1
2019.11.19
肩腱板損傷,肩峰下滑液包炎
なんか莞爾だらけで難しいような傷病名ですよね、、、
普段、私たちがよく聞く言葉で言うなら、野球肩、水泳肩、テニス肩と言う言葉にして聞いていると思います。
ではどういう時に痛くなるのかご紹介しますね
多くの場合、野球の投球動作時でボールを握った方の腕が頭より上に来た時、ウェイトリフティング時の最後のバーベルを頭の上にあげる動作時、テニスのサーブ時、水泳のクロールやバタフライ、背泳ぎ時
共通する事は、「腕を頭よりも高く上げる動作」を繰り返し行うスポーツが原因で起こります。
もし腕を頭より高く上げる動作を繰り返し続けると、、、
上腕骨の上端が肩甲骨上部との間で腱板の筋肉を挟み炎症や腫れが起こります。
炎症が起きているにも関わらず運動動作を続けていると、腱が弱くなり断裂することがあります。
使いすぎや慢性の炎症がなくても、強い力がかかる動き(激しく伸ばしたり引っ張られたりするなど)によって、肩腱板が突然断裂することがあります。
どんな症状が起こるの??
主な症状は肩の痛みです。
痛みは最初、腕を頭よりも高く上げる活動中にのみ生じます。
悪化すると、腕を体側から60~120度離して上げたときに痛みが生じます。治療を行わないと、肩は安静時にも痛むようになり、夜間時に痛みが出て睡眠を妨げる事になります。
腱が断裂してしまうと、肩から腕を外側に開きにくい、または開くことができない状態になります。
肩関節唇損傷
肩関節は球状の部分が受け皿に収まった形の球関節(肩と股関節にある関節)で、内外への回転、前方、後方、横方向に腕を動かすことが出来ます。肩は不安定になりやすく、よくゴルフのティーの上に置かれたゴルフボールに例えられます。球状部分のサイズに比べ、受け皿が非常に浅くて小さいのです。安定性を高めるため、関節窩の縁には弾力性のある関節唇が付いていて、受け皿の深さを増しています。関節唇は、投げる動作を行うスポーツなどの運動競技中や、転倒して腕を伸ばした状態でついたときに断裂することがあります。
どんな症状が起こるの??
肩関節唇が断裂してしまうと、野球の投球やテニスのサーブなどの動作時に肩の深部に痛みを感じます。この不快感に伴い、痛みのあるポキッ、ゴキッといった感覚(クリック音)や、肩に引っかかる感覚が生じることがあります。
かんたんトレーニング 肩編
2019.11.12
座って出来る肩の運動
肩、肘の突き出し運動
①椅子に背中を伸ばした状態で座る
②ゴムチューブを背中から脇の下を通した状態で同じ長さになる様に左右の端を持つ
③息を吐きながら肘を伸ばし、息を吸いながらもどす
※背中を丸まらない様に注意し、10~20回を目安に3セットがオススメ!
※運動中は呼吸を止めない様に注意する
肩の外転運動
①椅子に背中を伸ばして座る
②ダンベル(ペットボトルに水を入れた物でも可)を片方の手で持つ
③下げた腕を真横に上げる
※肘が曲がらない様に注意する
④上げる時に息を吐き、下げる時に息を吸う
※背中を丸まらない様に注意し、10~20回を目安に3セットがオススメ!
立って出来る肩の運動
肩の屈曲、外転運動
①ゴムチューブの端を片足で踏み、踏んでいる方の手でゴムチューブを握る
※ゴムチューブを握る長さで強度を調節出来ます
②肘を伸ばしたまま腕を真横や前に倣えのように(肩の高さ)に上げる
※肘が曲がらない様に注意する。腕を上げる時に息を吐き、下げる時に息を吸う
※姿勢を伸ばし正しいフォームを意識して行う、10~20回を目安に3セットがオススメ
タオルを使っての肩の運動
①タオルの両端を持つ
②両手を上げ、頭の上で右腕で左腕を引っ張るように右方向へ倒す(左方向も同様に行う)
③両腕を上げた状態から頭の後方へ引き下げる様にタオルを持ってくる
※10~20回を目安に3セットがオススメ
肩の安定性を上げる運動
①足を肩幅に開き背筋を伸ばして立つ
②チューブを両手で持って体の前に下ろし、肩幅程度の長さになるように調節する
③手の甲を前に向け、肘を軽く曲げた状態からチューブを左右にゆっくりと引っ張る
④腕が体に対して30度程になるまで開いたら、ゆっくりと戻す
※左右対称の動きになるように意識する
肩関節のインナーマッスルが鍛えられ、肩の安定性が高まる
肩の外旋運動
①足を肩幅に開き背筋を伸ばして立つ
②チューブを両手で持って、肩幅程度の長さになるように調節する
③肘を90度に曲げて体の前に出し、手のひらを上に向ける
④その姿勢から肩だけを動かしてチューブを左右にゆっくりと引っ張る
⑤最初の腕の位置に対して30度程の角度になるまで開いたら、ゆっくりと戻す
※左右対称の動きになるように注意する
肩を外旋する際に使われるインナーマッスルを刺激することができる
骨盤が歪むとどうなるの?
2019.11.05
皆さんは自身の姿勢を気にした事がありますか?
骨盤の歪み方は様々で今回は骨盤の歪みの種類と歪むとどうなるのかをご紹介しますね。
骨盤の歪みのタイプ
①正常タイプ
②前傾、後傾タイプ
③開きタイプ
④傾きタイプ
⑤捻じれタイプ
上のように5種類に分類されます。
①正常タイプ
歪みが無く、正常な骨盤です。
②前傾、後傾タイプ
前傾タイプ・・・骨盤が前方に傾いている状態で、日本人の約7割がこの前傾タイプだと言われています。産後や老化で極端に腹筋が弱まると骨盤の歪みも前傾になりやすく、ハイヒールを履いていても前傾になり易いです。
後傾タイプ・・・骨盤が後方に傾いている状態で、重心が後ろになっており後方に倒れそうになるので背中を丸めバランスを取ろうとします。これが猫背の原因です。また、ポッコリお腹やお尻が垂れさがったようにも見えます。
③開きタイプ
骨盤の下にある股関節が外回り、内回りで旋回している状態で、外旋だと「О脚」内旋だと「x脚」になり易いです。股関節に関係する筋肉の伸張バランスが崩れるとこの歪みタイプになり易いです。また、下半身太りに見えやすくなります。
④傾きタイプ
正面から見て左右の骨盤の高さが違う状態です。この場合、側弯症や外反母趾になり易いです。
⑤捻じれタイプ
骨盤が左右どちらかに回旋している状態で、肩こりや腰痛になり易いです。
こういった骨盤の歪みは普段の姿勢が大きく関係しています。
パソコン作業が多いと背中が丸まり猫背に、いつも同じ方向で足を組むと骨盤の高さが違ったり骨盤が捻じれたりするとスカートを履いていても知らない間にグルっと回りずれてたりします。また、ヒールの高い靴をよく履いたり、赤ちゃんを抱っこ紐で抱いたりする事が多くなると反り腰になり易くなります。
自身では骨盤の歪みなんてどんな風に歪んでいるかなんて分からないですよね??
そこで自分で出来る簡単な歪みチェック法をご紹介しますね。
その場で足踏みcheck
目を閉じた状態でその場で足踏みを行い、元の位置からどれ位、どこに移動したかで骨盤の歪み方をみます。
膝倒しcheck
膝を立た状態で仰向けに寝て、左右の膝をくっつけた状態で左右にゆっくりと膝を倒し、どちらか倒しにくいかで骨盤の歪み方をみます。
足の開きcheck
足を伸ばして床に座り、伸ばした足のかかとを合わせて力を抜き、自然につま先が開いてくるのをチェックし骨盤の歪み方をみます。
スポーツの秋!気を付けないといけない肉離れ
2019.08.30
近頃涼しい日も少しずつ増えてきて秋の訪れを感じますが、皆様こんな時に気を付けないといけない「肉離れ(筋挫傷)」について知っていますか?
整骨院の専門分野の一つである筋肉のケガ、肉離れ(筋挫傷)について、なぜこの時期に気をけないといけないのかご紹介していきます。
なんで起こるの?肉離れ(筋挫傷)の原因は?
肉離れ(筋挫傷)は、かたまっている状態の筋肉が無理に引っ張られることで起こります。
運動中の動作で力んでいたり、
クーラーや気温の低下で冷えてしまうと筋肉は硬くなってきます。
そんな時に筋肉が固まっている方向と違う方向へ動こうとすると、
筋肉は伸ばされようとする力に耐えられなくなり、
傷ついてしまったり(筋挫傷)、ひどい場合には断裂してしまいます(肉離れ)
よく起こる場所は?どうしよう肉離れ(筋挫傷)?
一般的に肉離れ(筋挫傷)は下半身に起こりやすいといわれています。
軽い運動中や競技中に発生する「肉離れ」は大腿部(ふともも)に多く発生します。
発揮する力が強いことも原因として考えられています。
もし競技中に肉離れを起こしてしまった場合は、すぐに競技参加を中止してください。
「筋挫傷」は筋肉に対して強い力(ぶつけたなど)の強い力が加わることで起こります。
運動中だけじゃなくご家庭でも何かの作業中に起こることもよくあるので注意してください。
筋膜炎は下腿部(ふくらはぎ)によく起こります。
足がつる(こむら返り)のはこちらに分類され、皆様も身近な症状ではないでしょうか。
筋肉の痙攣によって発生する超痛いこれは、実は簡単に解消できるんです。
痙攣している筋肉と反対方向に引っ張ってみてください(ストレッチ)。
それでもあとに痛みが残るケースは、非常に多いです…
どれも筋肉をケガしてしまっているので受傷部位に力が加わると痛みが出てしまいます。
実は、放っておけない筋肉のケガ
同じ筋肉のケガですが、いろいろとありますね。
肉離れと筋挫傷は症状や発生の仕方が少し違いますが筋肉のケガという分類です。
この筋肉のケガは、軽い症状から非常に重篤なものまで様々です。
軽い症状の場合、「そのうち治るだろう」と考え放置してしまいがち…
これ実は危険です!
後々まで症状が取り切れず、日常生活や運動競技などにもず~~っと違和感を覚えながら
筋肉のバランスを崩し、骨盤が歪み、骨格が歪み、体も歪み、
ついには全身の症状にまで発展するケースをたくさん診てきました。
しかもこれ、、、癖になるんです!(; ・`д・´)
一度ケガした部分は放っておいても完全には回復せず、
弱い部分は、再発リスクが非常に高まります。
「同じ方の足ばっかりつる」なんて経験ありませんか?
もし足がつったり、ケガをしてしまった場合は、
すぐにでもほっと整体整骨院までご相談ください!
しかもこれ、、、癖になるんです!(; ・`д・´)
一度ケガした部分は放っておいても完全には回復せず、
弱い部分は、再発リスクが非常に高まります。
「同じ方の足ばっかりつる」なんて経験ありませんか?
もし足がつったり、ケガをしてしまった場合は、
すぐにでもほっと整体整骨院までご相談ください!
成長期の膝のボコってしたのは何??
2019.08.27
バスケットボールやバレーボールなどのジャンプを多くするようなスポーツに多く見られる膝下にボコってなった膨らみをご存知でしょうか??
オスグットと言うのですが、スポーツをしている人なら聞いた事があると思います。
正式には、オスグット・シュラッター症候群(病)と言い、整形外科医のロバート・ベイリー・オスグットにより確認されたことからその様な名前が付けられました。
ジャンプを多用する動作で膝の下の脛骨(膝下の太い骨)に暗唱反応を起こし痛みが生じます。
特に10~15歳の男子に多く見られます。
脛骨粗面にある骨端核へ機械的に牽引力が働き痛みが出る為、運動時に痛みが大きくなるのが特徴です。
また、見た目に反し痛みが出る為になかなかその痛みを分かってもらえないのが現状だと言われています。
治療法としては第一に患部を安静に保つことが重要となります。
ただ、部活動に励む学生としては休む事が難しくなってしまい治るまでに時間がかかるのが現状です。
中には自然と治るとも言われていますが、安静にしていたらの話なのでそうしない限り治るのは難しくなります。
応急処置としてはアイシングや湿布などで炎症を抑える事が大切です。
また、超音波治療や低周波治療も効果的とされています。
成長期を過ぎると骨の成長も止まるので痛みは軽減しますが、それまでなんて待てないですよね!
アイシングをしたり湿布をしていれば大丈夫と思っている方が多いと思いますが、冷やし過ぎも良くありません、冷やし過ぎると逆に治りを遅くしている可能性もあります。適度が大切になってきます。
まずは一人で悩まず、ほっと整体整骨院までご相談下さいね。
触った感覚が鈍い時
2019.05.20
足の表面を触ると間隔が鈍く、痺れた感覚になった事はないでしょうか?
脚気【かっけ】という言葉を最近では聞かなくなりましたが、栄養不足【主にお肉や野菜などに含まれるビタミンB1】によって末梢神経の伝達が悪くなり起こる障害で、現在では栄養不足が起こりにくくなっているので知らない方が多いのでは?
堺市堺区にあるほっと整体整骨院では、しびれ症状の検査を打腱器という専用の器具を使い肘関節や膝関節付近【膝蓋腱】を軽く叩きます。すると、末梢神経が刺激され反射が起こり「ピクッ!」と筋肉が収縮し動きます。この検査では【末梢神経→脊髄→末梢神経→筋肉】という刺激の流れを見ているのです。
簡単に言うと、末梢神経や筋肉の障害では刺激の伝達が上手くいかないので軽く叩いても反射が出にくく、脊髄や脳の障害では過敏になっているので軽く叩くだけでも過剰に反射が出やすくなっています。
つまりこの反射では、【脳や脊髄に原因があるのか?】【筋肉や末梢神経に原因があるのか?】を見分ける事ができます。
また、足に痺れの症状をきたす病気として、
【脳梗塞】
片側の足先などの痺れは脳梗塞の前兆の場合があり、梗塞を起こす場所によって症状の現れ方が異なります。
【バージャー病】
喫煙者に多くみられ、足の痺れや冷えといった症状が現れ足先が蒼白になり潰瘍ができる場合があります。
【パニック障害】
極度の緊張や不安を感じる前後に痺れる事があり、不安が過呼吸を起こす事があります。
【糖尿病性神経症】
糖尿病の悪化による代謝障害が原因で痺れが現れる。足先に痺れが出現し中心に向い進行していきます。
【閉塞性動脈硬化症】
足の痺れと冷えが初期症状で現れ、歩いていると次第に痺れや痛みが増して歩行困難になってしまいます。
【足根管症候群】
踵から足裏、つま先に痺れを感じます。足の甲やすねには痺れを感じないのが特徴です。
上記のように痺れを伴う病気や症状がありますが、打腱器を使う事で脳や脊髄からの症状なのか、末梢神経や筋肉からの症状なのかをいち早く調べ適切な処置をいち早く行う事が出来るのです。
来院時に教えて頂きたいこと |
①痺れを感じた最初の場所 |
②いつから痺れが出ているのか |
③痺れがでる動きや体勢 |
④今、痺れが出ている場所 |
不安を抱え来院される患者様の不安を打腱器は少しでも解消できる物と考えていますので疑いがある患者様には検査をさせていただきますね。
筋・筋膜性腰痛って知っていますか?
2019.04.09
走っている最中や終わった後などに、腰に違和感や痛みを覚えたことはありませんか?
そんな違和感などをほっておくと、のちに痛みへと繋がってしまう事があります。
爽快に汗をかくことは、ストレス解消にもなります。
走るというのは誰にでも簡単に出来る運動の一つではあるのですが、そこで痛みが出てしまっては体が辛くなってしまい楽しめなくなりますよね。
そんなことにならない為にもなぜそうなるのか、原因を理解して予防する事が大切です。
筋・筋膜性腰痛の症状と原因
筋・筋膜性腰痛はランニングフォームの乱れによる骨盤の歪みや、ランニングによる疲労物質の蓄積などによって腰周りの筋肉が披露する事などが原因でおこったりするのです。
ランニングの後などに腰に張り感やコリなどが残るようになります。
肇は軽い痛みを感じる程度の症状ですが、それから徐々に痛みが強くなる傾向にあります。
そのままにしておくと激しい痛みに襲われる可能性があるので気をつけておくことが必要になります。
筋・筋膜性腰痛を予防するには
腰まわりの筋肉は勿論のことですが、太ももの筋肉も柔らかくしておくことがとても重要になります。
太ももの筋肉が硬くなってしまうと骨盤が歪みやすくなってしまい、正しい姿勢を保つことが難しくなる為、腰に疲労が溜まり易くなってきます。
筋肉を柔らかくするためのストレッチなども、あなたにあったやりかたを直接ご提案させて頂きますよ!!
それいがいにも最近ではいろんなスポーツでも体幹を大事にするようになってきていますが、ランニングにおいても必要になってきます。
オリンピックを目指すとうな選手でも、日々のランニングを楽しみにしている人でも、体幹を鍛えるというのはパフォーマンス向上やケガなどの予防にもつながります。
力が伝わり易い
体幹とは身体の中で、「頭」「腕」「足」以外の部分をさしています。
姿勢を維持する役割やスポーツ動作の軸としての役割を担っています。
この「体幹」というのは、強い、弱いという言葉で表されます。
体幹が強い人は頭から胸、骨盤まで線が一本通っているような状態になります。
その線に沿うように身体に力を伝える事が出来る為、走る力が分散されず、ブレが少なくなり、足を運ぶ動作がスムーズになりスピードも上げやすくなります。
けがを予防できる
ランニング時には膝に体重の3~5倍程の衝撃がかかると言われています。
その衝撃を股関節や太ももの筋肉で吸収する事により、膝への負担を軽減してくれています。
ですが、体幹が弱いと身体の軸がブレる為股関節や太ももの筋肉ではなく、膝や腰に直接衝撃を与えてしまい、ケガの原因になってしまうのです。
身体の軸をしっかりと保ち続ける為にも、体幹を鍛える事は大事ですね。
ほっと整体整骨院では骨盤矯正もやっているので、気になる事があればいつでもご相談下さい。