更年期障害
2021.09.27
更年期障害
更年期障害は千差万別、一人ひとり症状も重症度も異なります
閉経(1年間月経がない状態)の平均年齢は、50.5歳ですが、これを挟んだ前後10年間を更年期と呼びます。
卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)は、20~30代でピークを迎えますが、40代に入ったころから急激に低下が始まります。
これにともなって、さまざまな身体的、精神的症状が現れるのが更年期障害です。個人差はありますが、早い人は40代に入ってすぐ症状を自覚することもあります。
女性ホルモンの低下はすべての女性に起こりますが、全員が更年期障害を起こすわけではありません。
更年期障害を起こす背景には、心的ストレスや性格的なものが強く影響し、たいした症状を感じないまま過ぎる場合もあれは、日常生活に支障をきたすほどひどくなる場合もあります。
症状も千差万別で、重い人も軽い人も、あまり不調を感じない人もいます。
家庭でも社会でも重要なポジションにいる世代だから
40代、50代は家庭の主婦であれば、子どもの成長と独立、夫の定年、親の加齢による病気や死、などの変化が訪れるときであり、また働く女性には仕事の責任が増してくる時期です。
もちろん、その両方をこなしている女性も現代では多いことでしよう。
特にこの世代は、高学歴で社会経験があり、結婚や妊娠で仕事を辞めるケースが多かったので、子育ての終了とともに生きがいを喪失してしまうことがあります。
ポテンシャルは高いのに、そのエネルギーの使い道が見つからない、ということです。これが更年期障害の原因になることも多いのです。
このような外的なストレスに加えて、体の中ではホルモン低下という変化が起こるので、上手にストレスマネージメントができないと、更年期障害は重症化してしまいます。
更年期障害の代表的な症状は…
更年期症状は、多岐にわたりますが、おもな症状は次のようなものです。
ほてり、のぼせ、発汗、冷え、めまい、耳鳴り、頭痛、動悸、息切れ、イライラ、不安感、不眠、抑うつ、無気力、肩こり、腰痛、関節痛、疲労感、皮膚症状(乾燥、かゆみ、湿疹など)、腟の乾き、性交痛、頻尿、尿失禁、膀胱炎。
このほか、さまざまな症状を呈します。
更年期だからと自己判断せず、婦人科で診断を
生理不順になってきていて、前述のような症状を訴える場合は、更年期障害とみることができますが、安易になんでも「更年期だから」と片づけてしまうと、実はほかの病気を見逃していた、ということもあります。
いろいろな症状が出るので、内科や耳鼻科、脳神経外科などを受診する人も多いのですが、そこで検査して何も異常が出なかった場合は、更年期障害を疑います。
血液中のホルモン濃度を測定することで、更年期パターンになっているかどうかがわかります。
エストロゲンとプロゲステロンの低下とともに、下垂体からの指令ホルモンであるLHとFSHが上昇しているなら、更年期障害のパターンです。
更年期障害の鍼灸治療
施術ポイント
【上肢】
内関・・・手首のしわの中央から肘に向かって指三本分のところで、腱と腱の間にあるツボ。軟便やお腹の張りといった、消化器系の症状に有効。
神門・・・手首の横じわ上にあり、小指側の少しへこんだ箇所。『心』の機能が乱れた際に、 落ち着かせる機能を持つ。動悸や息切れがある際に適している。
【下肢】
三陰交・・・内くるぶしの頂点より、4本の指分だけ上部に上がった位置にあるつぼ。婦人科系の不快な症状に有効。
太谿・・・内くるぶしの一番高い部分とアキレス腱の間にあるツボ。下半身の冷えに有効。
【背中や腰】
腎愈・・・おへその真裏にある背骨の指2本、外側にある。腰痛や、下腹部にある内臓の症状に有効。
【腹部】
関元・・・おへそから指3本分下にあるつぼ。お腹の調子が悪い時や、月経不順、月経痛といった症状に適している。
【頭部】
百会・・・頭頂部にあり、不眠や頭痛、自律神経失調症 といった症状に有効。
更年期障害代表的症状ホットフラッシュとは?
いわゆる「ホットフラッシュ」という、のぼせやほてりは、更年期障害の代表的な症状のひとつです。 急に顔が熱くなったり、汗が止まらなかったりします。 自律神経の調節がうまくいかず、血管の収縮・拡張のコントロールができなくなることが原因です。
逆流性食道炎
2021.09.27
逆流性食道炎
逆流性食道炎とは、強い酸性の胃液や胃で消化される途中の食物が、食道に逆流して、食道が炎症を起こし、胸やけや胸の痛みなどさまざまな症状が生じる病気です。 逆流性食道炎は、もともと日本人には少ない病気といわれていましたが、食生活の変化などによって、最近訴えられる患者さんが増えています。
逆流性食道炎について
これまであまり日本人には見られなかった逆流性食道炎が近年増加傾向にあります。その大きな要因は、食事の内容が欧米化したこと、高脂肪食メニューが広がったことだと言われています。
本来胃酸に触れることがない食道は、強い酸性を示す胃酸に対してバリア機能を持っていません。そこにさまざまな原因によって胃酸の逆流が繰り返されることで、ただれや潰瘍が生じ、胸やけなどの症状を引き起こします。
なお、胃酸の食道への逆流、胸やけなどの症状があるものの、びらんや潰瘍が生じていないものは、「非びらん性胃食道逆流症」と言います。
逆流性食道炎の原因
逆流性食道炎が起こる原因は、胃酸が増え過ぎたり、胃酸の逆流を防ぐ機能が正しく働かないことにあります。
以下のリスク要因が重なると、逆流性食道炎が起こりやすくなります。
- ストレス
- 食べ過ぎ、早食い
- 過度のアルコール摂取
- 喫煙
- 肥満による胃の圧迫
- 猫背、加齢による背中の丸まり
- 胃を手術したことによる胆汁の逆流
- 食道裂孔ヘルニア(胃が一部食道の下部に飛び
逆流性食道炎と喫煙
煙草に含まれるニコチンには、胃酸の分泌量を増加させる作用があります。胃酸の分泌量が過剰になると、食道への逆流が起こりやすくなり、逆流性食道炎のリスクを高めます。
同時に、喫煙は唾液の分泌量を低下させるため、逆流してきた胃酸により、食道が直接的に傷つけられることになります。
逆流性食道炎と飲酒
アルコールは、胃の内容物(胃酸・食べたもの)の逆流を防いでくれる「下部食道括約筋」の機能を弱め、食道の食べ物を送り出す「蠕動運動」の働きを阻害します。
胃酸が逆流しやすく、また食道に留まりやすくなり、逆流性食道炎のリスクを高めます。
また、炭酸の入った飲み物は、胃の内圧を高め、胃酸の逆流を引き起こすことがあります。
逆流性食道炎は胃酸分泌が関わっていますので、鍼灸治療で背部のツボを刺激し、自律神経の調整を行います。 逆流性食道炎を起こす方は、猫背などで胃が圧迫されている方が多いので、トムソンベッドを用いて、全身の骨格調整を行います。 また、手技療法により循環を良くし、筋肉の緊張の改善を図ります。
テーピングの効果
2021.08.13
テーピングの効果
➀テーピングとは
プロのスポーツ選手が試合中に手首や膝など、身体の様々な部分に巻いているのをよく見ると思います。
テーピングとは、解剖学的な構造および外傷・障害発生機転などに沿って身体の一部に粘着テープ、伸縮性テープを貼ったり巻いたりすることです。これにより、運動器の機能をサポートし外傷予防を行うことを目的としております。
また急性症状・慢性症状いろんなケースで使用することができます。鍼灸・超音波等で痛みがマシにならないような場合に非常事態に使えるといったメリットがあります。
骨折・脱臼などの急な治療にも対応ができ時間もかかる事もあまりなく疼痛増大を防ぐことができ、患者様の不安を取り除くといったメリットがります。
筋肉の代用として最大に効果を発揮してくれるので、コンタクトスポーツなどの接触の多いスポーツにも幅広く重宝されています。
➁テーピングの目的
なぜ、色んなスポーツ選手がよく巻いているのでしょうか。その目的は何なのだろうかと疑問に思う方もいると思います。
上述しましたが、テーピングの目的を細かく分けると下記の3つに分けられます。
①外傷の予防
実際に外傷はないが、巻いた部位に外傷が起こらないようにするテーピングです。
例)足首の捻挫、突き指など
②応急処置
実際に外傷が発生してしまった直後に患部を固定し、患部を安静に保つためのテーピングです。
③再発の予防
以前に外傷を有した部位に対し、再度同じような外傷が起こらないように防止するためのテーピングです。
③テーピングの効果
実際に、テーピングを巻くことで得られる効果があります。
①特定の関節の動きを任意に制限する
外傷の原因となってしまう関節の特定の動きを制限することで、靭帯などへの牽引張力を減らすことが来ます。大切なことは、特定の動きにのみ制限をかけ、ほかの動きには制限をかけないようにすることです。
ポイントとして、どの動きを制限したいのか、それ以外の動きを制限せずに考え、貼る場所や方向、強さを決めることです。
②圧迫する
全体的な圧迫はもちろん、部分的な圧迫もテーピングで行うことができます。
肉離れや太ももの打撲に対するテーピングとして有効です。
③痛みを和らげる
関節を固定して動きを制限したり、圧迫することによって一時的に痛みを和らげることができる場合があります。
しかし、テーピングを巻いたからといって治るわけではなく、あくまでも一時的に痛みを和らげているだけですので、その後しかるべき治療を行うようにしましょう。
④精神的な支えとなる
実際にテーピングを巻くことによって、「もう一度同じ怪我を繰り返してしまうんじゃないか」などの再発に対する不安感を軽減することができます。
④テーピングの注意点・留意事項
テーピング巻くと上記のような効果が得られる一方で、テーピングを巻く際に注意しなければいけないことがあります。
①循環障害・筋腱障害
テーピングを無造作に巻いてしまうと、循環障害や筋腱障害を引き起こしてしまう可能性があります。
そのため、圧迫の加減やテープが食い込まないよう注意しましょう。
爪を押し爪母の色調変化(爪を圧迫し、赤→黄色に変化するかどうか)を確認することで循環障害の有無を確認するようにしてください。
②神経障害
テーピングによって神経を圧迫していないか確認する必要があります。
巻き終わった後に皮膚の感覚を確認するようにしてください。
③皮膚への影響(かぶれ・赤湿疹等)
テーピングを皮膚に直接貼る場合、水ぶくれやかぶれ、湿疹などが出てしまうことがあるため注意しましょう。
④時間
テーピングは巻いたからといってずっと効果が続くわけではないので適度に外すようにしましょう。
足が攣る原因
2021.08.04
東京オリンピックが開催され、みなさんも熱中しているのではないでしょう?
たまにアスリートが試合中に足が攣ってしまっている所を目撃したことがあると思うのですが『足が攣る原因』をみなさんはご存知でしょうか??
アスリートだから身体を酷使して負荷がかかり、疲労が溜まる事で攣ったりもしますが、私たち一般人が攣る原因は他にも実はあるのです。
こんな経験はないでしょうか?
・夜中、就寝中にいきなり足が攣り目を覚ましてしまう。
・攣ってしまったがどうすればいいか分からず、痛みに耐える
・痛みに耐えたが、その後動かそうとしたら痛くて動けなかった
筋肉の細胞は、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、水素イオンのバランスによって保たれており、健康な人ならば過剰なイオンは尿や汗などから排出され、バランスの範囲内に調節されています。しかし、睡眠時は汗を多くかき脱水傾向にあります。さらに全身をほとんど動かさないため、心拍数も減り、血行は低下しています。夏場に足が攣る人が増えるのは、冷房をつけっぱなしで寝たり、布団をかけずに寝ると、足の筋肉が冷え血管も収縮し、血行は悪くなります。こういった悪い状況でイオンのバランスが崩れているときに、たまたま寝返りをうって筋肉に刺激が加わると、筋肉の細胞が暴走して過剰な収縮が発生しやすくなり『攣る』原因になります。
当院でも高齢者の患者様から「夜中に足が攣って目が覚めるねん~」とよく聞きます。
もちろんクーラーをつけっぱなしで寝ているわけではありません。
ではなぜ足が攣ってしまうのでしょうか?
それは、若いときより運動量が減っているため、筋肉量が減少しているからです。
筋肉内の血行が低下すると、筋肉内に溜まった疲労物質が排出しづらくなり末梢神経の興奮を抑えにくくなります。そうすると、筋肉内の細胞が過剰に反応し攣ってしまうのです。
予防法としては、規則正しい生活、バランスの取れた食事、適度な運動およびストレッチ、ミネラル分の入った水分の補給、アルコールやタバコを控える、疲れやすい靴(ヒールや厚底)を避けるといったことが予防に繋がります。
また、仰向けで重い掛け布団を使うと足首の関節が伸ばされ、こむら返りが起こりやすくなってしまいますので、横向きで寝たり、軽い掛け布団にしたりするのもオススメです。
吸玉の効果・適応症状&疾患
2021.07.27
吸玉の効果
➀吸玉で一番期待できる効果は血行促進です。
吸玉は陰圧によって体の深いところまでアプローチをするため、血行を促進することにより、表面的な凝りだけでなく、慢性的な疲労感、頑固な肩こり、冷え、むくみなどを改善することができます。 また、血行が良くなると凝り固まった筋肉などが緩和し、体内の新陳代謝が促進されます。
➁吸玉・カッピング療法を避けなければいけない症状
- 患部が腫れたり傷ついているとできません。創部が開放されている方もできません
- 早急に外科手術を必要とするような急性疾患の場合
- 強度の全身性貧血の場合。血圧が極度に低い人など
- 極度に体が衰弱している場合。末期のがん患者も当てはまります。
- かぶれやすい人にとっては注意が必要です。アレルギー性疾患がお持ちの方
- 重篤な心臓疾患など、ペースメーカーが埋め込まれている方も禁忌です。
③吸玉治療のメリット
◆冷え性の改善
全身の血流がよくなると身体が温まり、冬場など手足の冷え性の改善に効果が期待できます。
◆むくみの解消
血流がよくなると、身体の余分な水分や老廃物を外に排出する機能が正常に戻ります。
そのため余分な水分の蓄積により起こっていた「むくみ」の解消にも繋がります。
◆美肌効果
お肌は血流が悪いとターンオーバーのリズムが崩れ肌荒れを起こしやすくなります。
血流が促進されることで、表皮の再生を促進させ肌質を整え乾燥や肌荒れなどの「肌トラブル」の解消を図ります。
◆痩せやすい身体づくり
体内の体温が上がることで、代謝が促進されダイエットしやすい身体を手に入れることができます。
◆肩こりや腰痛の緩和
血流が悪い状態が続くと、慢性的に肩こりや腰痛が生じやすくなります。
肩こりや腰痛は一時的に飲み薬や貼付剤を使用することでラクになることはありますが、一時的に緩和しても根本的な原因を解消しないことには症状が再発してしまいます。
カッピングによる吸引により血流はが促進されることで筋肉まで血流をいきわたらせ、柔軟性を高め緊張をほぐすことより肩こりや腰痛の緩和も期待できます。
このようにカッピング療法は、「血流の滞りからくる身体の様々な症状の改善」が期待できるのです。
【すい玉(カッピング療法)】
すい玉で血流を促進!
すい玉は皮膚に一時的に「すい玉」を吸着させ吸い上げることにより刺激を与え「血液の循環」を促進させる施術となります。
血流を促すことで、筋肉やリンパの流れが促進され
「急性の腰の痛み」
「コリや痛みの緩和」
「冷えの改善」
「背中にきびなどの肌あれの改善」が期待できます。
膝の内側が痛い
2021.07.21
膝の内側が痛む原因として最も多いとされているのは『変形性膝関節症』です。
これは膝関節に発症する慢性の関節炎で、多くの場合が外傷などの明確な原因がなく、自然に発症してくるものです。 レントゲンを撮ってみると、関節のすき間が狭くなることで痛みが生じてしまいます。
発症の多くは加齢で起こる事が多い症状です。
しかし、今回は小学生でも起こり得る膝の内側が痛くなる症状をご紹介致します。
実際のケースであった話ですが、サッカーをしている小学生が右膝の内側が痛いと言って来院されました。
年齢的にも変形性膝関節症は考えにくいので、いろいろと検査を行ってみると、
鵞足炎(がそくえん)の疑いが出てきました。
鵞足炎というのは、膝の内側下方にある脛骨の周囲に炎症が生じる症状で、脛骨内側に縫工筋、半腱様筋、薄筋と呼ばれる筋肉の腱が着く部位にある滑液包に炎症が生じる状態が鵞足炎です。ガチョウの水かきに似ている事から鵞足炎というふうに名づけられました。
鵞足炎の原因は、滑液包の炎症なので繰り返される摩擦とストレスによって発症します。
特に膝の屈曲や内旋動作が鵞足への負担となり引き起こされます。
鵞足炎は、長距離ランナーをはじめとした競技をはじめ、縫工筋、半腱様筋、薄筋の筋肉の硬さが強い場合に頻繁に生じます。また、アスリートだけでなく変形性膝関節症の人にもよく見られます。さらには、直接的な打撲のような外傷も鵞足炎の発症の原因になります。
鵞足炎と判断する際は、スポーツ活動の内容や既往歴の問診に加えて、鵞足部に圧痛や腫脹、熱感があるかなどの視診、触診、またレントゲン検査で変形性関節症の有無や疲労骨折の有無、MRIや超音波装置により軟部組織の腫脹などを診ます。
膝関節内側の痛みなので、内側側副靭帯損傷など、膝の内側の痛みの原因になる他の症状との鑑別も必要となります。
今回のケースでは、太ももの裏側や内側の筋肉に強い筋緊張があり内側部に熱感も診られたので滑液包の炎症と判断し鵞足炎の施術を行いました。
施術内容は、炎症を抑える施術、筋肉の緊張を取る為のストレッチ、治療後も鵞足部に負担を掛けないようにテーピングを施しました。
もちろん症状の重軽症度によって施術内容の変更はあります。
小学生でも起こり得る症状で、自身では上手く説明できない事もありますのでお子様がもし、膝の内側が痛いと言ったらご相談下さいね。
【ほっと整体整骨院】
診療時間
平日9:00〜12:00 14:00〜19:00
土曜9:00〜14:00
木・日曜日休み ※木・日曜日以外の祝日も通常通り開院しております。
【Instagram】
https://www.instagram.com/minato_hot_seitai/
【エキテン】
http://www.ekiten.jp/shop_5777972/
「ほっと整体整骨院」で検索できます。
姿勢について、、、
2021.07.06
みなさんは姿勢と聞いて、どんな事を思い浮かべますか?
骨盤の歪み
猫背など
様々な事を思い浮かべると思います。
今回は、『良い姿勢』『悪い姿勢』をご紹介しますね
悪い姿勢
悪い姿勢と聞いて多くの方は『猫背』を思い浮かべると思います。
当院の患者様でも、「姿勢が気になって、、、」と来院されてお話を聞いたら「背中が丸くなって猫背なんです、、、」という話をよく聞きます。
では『猫背』とはどういったものなのか?
猫背は、猫のように背中が丸くなってしまっている姿勢のことを言います。
本来、背骨には生理的な弯曲(S字カーブ)があります。
背骨には、頭の方から『頸椎』、『胸椎』、『腰椎』、『仙椎』の4つに分けられ24個の骨で構成されています。
頸椎と腰椎は前弯、胸椎と仙椎は後弯というように、前方と後方に湾曲しています。
その内、胸椎で後弯が強くなることが猫背ということになります。
猫背は、背骨のS字カーブが崩れている姿勢なので、衝撃吸収がうまくできなくなり、体への負担がとても大きくなり、集中力の低下に繋がります。
猫背になる原因は様々ですが、腹筋や背筋の筋力低下と、普段の姿勢等の生活習慣による影響が大きいと考えられています。
正しい背骨のS字カーブを保つためには、腹筋と背筋の筋肉がバランスよく働いていることが大切です。
運動不足だと、腹筋や背筋の筋肉が筋力低下を起こし、それが姿勢の崩れになり、猫背になってしまいます。
ですので、普段の日常生活の影響が大きく関係しているのです。
猫背と巻き肩の違い
巻き肩とは肩から胸にかけての筋肉が縮んだ状態で、肩甲骨ごと肩が前に出ている姿勢のことを言います。
そのままにしていれば肩コリや首コリの症状が出てきます。
横から見た姿勢も背中が丸まって見えるので猫背と間違えやすいです。
猫背と巻き肩の治療方法が違うため、間違ったことをしてしまうと逆効果になってしまうので注意が必要です。
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