🌸嗅覚異常の原因と対策🌸
〜西洋医学×東洋医学×陰陽五行から見た香りの世界を取り戻す方法〜
はじめに
「朝のコーヒーの香りがしない…」
「花の香りが感じられない…」
それは、日常の彩りを失ったような寂しさを伴うものです。
嗅覚は、味覚と密接に関わり、食事の楽しみを倍増させます。さらに、雨の匂いや季節の香りは、私たちの感情や記憶を優しく刺激します。
しかし、嗅覚異常が起こると、味がしない・生活の危険察知が遅れる・気分が沈むなど、生活の質は大きく低下します。
今回は、西洋医学の科学的視点と東洋医学の全身調整の智慧、さらに陰陽五行や鍼灸のアプローチを組み合わせた、嗅覚異常の原因と対策を詳しく解説します。
1. 嗅覚異常とは?💡
嗅覚異常には、大きく3つのタイプがあります。
- 嗅覚低下
においが弱く感じられる状態。
「なんだか香りがぼんやりする…」という感覚です。 - 嗅覚消失
においをまったく感じない状態。
香りの世界が突然モノクロになったような感覚です。 - 嗅覚錯誤・幻嗅
実際とは違う匂いを感じたり、存在しない匂いが漂ってくる状態。
「焦げ臭い」「薬品のような匂い」が常にしてつらいケースも。

2. 西洋医学からみた原因🔬
鼻や副鼻腔のトラブル
- 慢性副鼻腔炎(蓄膿症)
- アレルギー性鼻炎
- 鼻ポリープ
→ 空気の通り道が塞がれ、嗅覚細胞まで匂いが届かなくなります。
神経・脳の障害
- 頭部外傷による嗅神経損傷
- パーキンソン病・アルツハイマー病
- 脳腫瘍
→ 匂いの信号が脳に伝わらなくなるタイプです。
感染症の影響
- インフルエンザ
- 新型コロナウイルス
→ 嗅覚受容体や周囲の細胞が炎症・損傷を受けて機能低下します。
その他
- 薬の副作用(降圧薬・抗生物質など)
- 加齢による機能低下
- 喫煙や有害物質の吸入
3. 東洋医学からみた嗅覚異常🌿
東洋医学では、鼻の不調は「肺」の働きと密接な関係があると考えます。
さらに、「肺」は全身の気の巡りを管理し、生命エネルギーのバランスを保つ役割があります。
臓腑とのつながり
- 肺:鼻の健康そのものを司る
- 脾:栄養を作り出し鼻粘膜を潤す
- 腎:生命力の源。慢性化すると腎精不足が関与
陰陽五行での読み解き
| 五行 | 臓腑 | 感覚器 | 季節 | 感情 |
|---|---|---|---|---|
| 金 | 肺・大腸 | 鼻 | 秋 | 悲 |
肺(金)の弱りは鼻の機能低下につながり、香りを感じる力を鈍らせます。
また、悲しみやストレスも肺のエネルギーを弱めるため、嗅覚の回復を遅らせることがあります。
4. 鍼灸での改善アプローチ✨
目的
- 鼻周囲の血流促進
- 嗅神経の活性化
- 全身の気血水の巡りを改善
主なツボ
- 迎香(げいこう):小鼻の横、鼻の通りをスッと良くする
- 印堂(いんどう):眉間中央、鼻炎や頭の緊張に
- 合谷(ごうこく):手の甲、顔面の血流改善に
- 風池(ふうち):うなじ、脳と鼻の循環促進
- 足三里(あしさんり):全身の気血を補い回復力UP
施術例
- 鼻周囲に温灸で温め、血流を増やし嗅覚神経を刺激
- 手足のツボで全身の巡りを整え、自然治癒力を高める
5. 自宅でできる香りの回復ケア🏠
西洋医学的セルフケア
- 生理食塩水で鼻うがい
- 室内の加湿
- 禁煙・有害ガスの回避
- 栄養バランスのとれた食事
東洋医学的セルフケア
- 秋は大根・れんこん・梨など「白い食材」で肺を潤す
- ゆっくり深呼吸、気功やヨガで肺機能を高める
- 首や肩を温め、気血の巡りを改善

まとめ🌈
嗅覚は私たちの人生を豊かにする大切な感覚。
失って初めて、そのありがたさに気づくことも多いものです。
西洋医学で原因を特定しつつ、東洋医学で全身のバランスを整えることで、香りの世界を再び取り戻せる可能性があります。
ほっと整体整骨院では、あなたの体質や症状に合わせた鍼灸施術で、嗅覚異常の改善をサポートしています。
「香りのある暮らし」を、もう一度一緒に取り戻しましょう。


















