不眠症と聞いてまず思いつくのは?
『寝つきが悪い』『よく夜中に目が覚める』『疲れが取れにくい』『熟睡出来ない』といった事が思いつのではないでしょうか?
なぜ9月に不眠症が多くなるのでしょうか??
季節の変わり目で春から夏、夏から秋に気温の変化で体調管理が難しく、特に夏から秋にかけてホルモンバランスを崩しやすく、自律神経の乱れで不眠症になるケースが多いからです。
自律神経が乱れると、どうなるのか??
循環器、呼吸器、消化器などの働きを調整するため24時間働き続けている神経で、身体を動かす時や昼間に活発になる交感神経や安静時などに活発になる副交感神経があり、不規則な生活で自律神経の乱れが起こってしまい身体の様々な器官に不調をきたします。
自律神経の乱れで不規則な生活になってしまい、『なかなか寝付けない』『熟睡出来ない』『夜中に目が覚める』という事で不眠症になってしまいます。
この多くは生活習慣やストレスが原因だと考えられています。
①環境の変化
引っ越しや進学、長期休暇後など生活環境が急激に変化する事でストレスがかかり不眠症になり易い。
②睡眠環境の悪さ
寝室の温度、部屋の明るさ、外から聞こえる音などで睡眠が妨げられ不眠症になり易い。
③女性ホルモンの関係
エストロゲン、プロゲステロンは睡眠時にも関係し、生理前はエストロゲンの分泌が増加して体温を上げ夜間の睡眠が浅くなり、昼間などに眠たくなる傾向があります。また、妊娠中の初期プロゲステロンの分泌が増えるので眠たくなるものの、後期はプロゲステロンの分泌が減少し、エストロゲンの分泌が増加するので不眠になる事があります。
不眠を伴う症状は?
①不眠症
その名の通り、熟睡出来ず夜中途中で目が覚め疲労回復が困難で日常生活に支障をきたす。
②睡眠時無呼吸症候群(SAS)
肥満などが原因で喉の気道の閉塞により10秒以上の無呼吸状態が30回以上の状態をさします。これが原因で長時間睡眠をとっても疲れが取れない状態が続きます。
③自律神経失調症
ストレスが原因で自律神経が乱れ、身体や精神に不調が現れた状態です。肩こりや頭痛、身体の倦怠感、手足の痺れ、めまいなどの症状が現れます。また、現れる症状にも人によっても大きく変わります。
④更年期障害
閉経の前後約10年間をさす更年期を迎えるとホルモンバランスが急激に変化し体や精神に様々な症状を引き起こします。代表的なのは、ほてりやのぼせ、イライラ、気分の落ち込みが多く見受けられます。
⑤うつ病
特別な疾患がなく、疲れや怠さが取れず、落ち込んだり、気分が低下して興味や楽しい気持ちを失い、それを自分の力で回復するのが難しい状態に陥るのがうつ病です。
食欲の減退、睡眠障害、集中力の低下をはじめ、体の動きが鈍ったり、逆にイライラして焦る気持ちが強くなったり、疲れが激しくなるなど、身体と精神の両方に症状があらわれます。
堺市堺区にあるほっと整体整骨院では、鍼灸治療を併用して不眠改善にも取り組んでおります。
鍼灸と聞くと、自費で高額なイメージがあると思いますが提携クリニックがあるので健康保険を使って鍼灸治療を受けて頂く事が可能です