知っているでしょうか?
超音波治療器というものを。
なんとなく聞いた事があるという人がほたんどかもしれませんね。
超音波治療器の原理
超音波治療器の特長は、刺激が深い部位まで届くことです。
深い患部には1MHzの周波数を、浅い患部には3MHzの周波数を用います。
また出力レベルを変化させたり、振動の間隔を変化させたりすることで、様々な施術が可能となっています。
では、この超音波が、私たちの体にもたらす効果は、具体的にどのようなものでしょう。
例えば肩こりは、肩回りの血流が悪くなり、筋肉が収縮している状態です。
そうすると老廃物が排出されにくくなり、筋肉の中に疲労物質が溜まって引き起こります。
そこに超音波治療器を当てると、温熱や振動によって血管が拡張し、疲労物質が流れ出すという仕組みです。
超音波治療器の施術について
超音波治療器を使用するときは、患部に確実に照射するために照射用のゲルを塗ります。
超音波は空気の中を伝わらないため、治療器と体との間には、超音波伝導物質が必要となるからです。
治療器を患部のある皮膚に当てて照射するとき、連続して100%照射すると「熱効果」が得られ、20~50%の照射では「非熱効果」が得られます。
患部の状態や症状に応じて、照射方法が選択されています。施術のさいに痛みや違和感はほとんどありません。
超音波治療器による効果
温熱と非温熱では、得られる効果は以下の通りです。
温熱効果
組織の収縮機能改善、血流の改善、疼痛緩和、筋肉の緊張をほぐす、骨格筋の収縮機能改善など
非温熱効果
細胞膜の活性化、炎症の治癒、細胞組織液の運動活発化、むくみの軽減など
超音波治療器が役立つ症状
超音波治療器で役立つ症状は以下の通りです。
温熱効果
慢性痛、肩こり、ギブス固定後の拘縮、術後の癒着、瘢痕など
非温熱効果
靱帯損傷・腱損傷、捻挫・打撲、創傷、潰瘍、局所の浮腫など
必ず守りたい注意点
以下のような方や部位には、超音波治療器による治療はできません。
- 脊髄疾患(多発性硬化症、脊髄灰白質炎、脊髄空洞症)のある方
- 知覚障害のある方
- ペースメーカーを埋め込んでいる方
- 成長期の子どもの骨
- 心臓、生殖器官、内分泌器官
- 悪性腫瘍がある部位
- 虚血部位
- 眼
一般的に温熱効果による治療ができない方や部位は以下です。
- 血栓症、動脈硬化症、乏血・うっ血のある組織や浮腫
- 結核、感染症などの疾患がある方
- 火傷や急性炎症のある部位
様々な症状に使えるので何か気になることがあればいつでもご相談下さいね。
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