大阪も今週から梅雨入りしますね!
雨の日が続くと気持ちもどんよりしたり、体調がすぐれなかったりしますよね。なぜ雨の日に体調がすぐれないのか。雨の日に起こる症状はいろいろあります!
気圧や天気の変化が起きると、人間の身体はストレスを感じます。それに抵抗しようと自律神経が活性化されます。自律神経とは、交感神経と副交感神経があります。交感神経は血管えお収縮させて、心拍数を上げ身体を和興奮させる働きがあります。副交感神経は血管を弛緩させて身体をリラックスさせさせる働きがあります。この自律神経のバランスが乱れることで、様々な体調不良の原因となってしまいます。
特に多いのが頭痛や体のだるさ。他にも全身のむくみ、ひどい眠気、食欲低下、気分の落ち込み、関節の痛みなどもあります。
中でも頭痛で悩まれている方が大半だと思います。なぜ頭痛が起こるのか。
気圧が低下すると、交感神経が活発になります。そうすると、ノルアドレナリンと言うホルモンが血中に放出され、痛みを感じる神経を刺激します。さらに、ノルアドレナリンは血管を収縮させたりする作用や、副腎髄質にも働きかけアドレナリン分泌し、同様に痛みを感じる神経を刺激します。普通の状態では、痛みを感じる神経が刺激されたとしても、痛みを感じることはほとんどありません。しかし、あらかじめ神経に炎症などが存在すると、交感神経に反応する回路が出現し、気圧の変化で痛みを感じるようになってしまいます。
他には、気圧の変化で体内の水分のバランスが乱れ、水分を必要以上に増やしてしまうと考えられています。身体の中に余分な水分が溜まることは、血管の拡張や自律神経の乱れに繋がります。脳内の血管が拡張すると周りの神経を圧迫してしまいます。そうなることで炎症が起き頭痛が発生します。また、自律神経の乱れは、だるさやめまいといった不調を引き起こしてしまいます。
当院では、自律神経の乱れを整えるために、吸い玉やお灸治療を行っています。実費治療ですが、医師の同意が得られれば保険による施術が可能になります。また、ヘッドマッサージで頭痛の改善や、フットマッサージで足のむくみの改善にもなります。