肩腱板損傷,肩峰下滑液包炎
なんか莞爾だらけで難しいような傷病名ですよね、、、
普段、私たちがよく聞く言葉で言うなら、野球肩、水泳肩、テニス肩と言う言葉にして聞いていると思います。
ではどういう時に痛くなるのかご紹介しますね
多くの場合、野球の投球動作時でボールを握った方の腕が頭より上に来た時、ウェイトリフティング時の最後のバーベルを頭の上にあげる動作時、テニスのサーブ時、水泳のクロールやバタフライ、背泳ぎ時
共通する事は、「腕を頭よりも高く上げる動作」を繰り返し行うスポーツが原因で起こります。
もし腕を頭より高く上げる動作を繰り返し続けると、、、
上腕骨の上端が肩甲骨上部との間で腱板の筋肉を挟み炎症や腫れが起こります。
炎症が起きているにも関わらず運動動作を続けていると、腱が弱くなり断裂することがあります。
使いすぎや慢性の炎症がなくても、強い力がかかる動き(激しく伸ばしたり引っ張られたりするなど)によって、肩腱板が突然断裂することがあります。
どんな症状が起こるの??
主な症状は肩の痛みです。
痛みは最初、腕を頭よりも高く上げる活動中にのみ生じます。
悪化すると、腕を体側から60~120度離して上げたときに痛みが生じます。治療を行わないと、肩は安静時にも痛むようになり、夜間時に痛みが出て睡眠を妨げる事になります。
腱が断裂してしまうと、肩から腕を外側に開きにくい、または開くことができない状態になります。
肩関節唇損傷
肩関節は球状の部分が受け皿に収まった形の球関節(肩と股関節にある関節)で、内外への回転、前方、後方、横方向に腕を動かすことが出来ます。肩は不安定になりやすく、よくゴルフのティーの上に置かれたゴルフボールに例えられます。球状部分のサイズに比べ、受け皿が非常に浅くて小さいのです。安定性を高めるため、関節窩の縁には弾力性のある関節唇が付いていて、受け皿の深さを増しています。関節唇は、投げる動作を行うスポーツなどの運動競技中や、転倒して腕を伸ばした状態でついたときに断裂することがあります。
どんな症状が起こるの??
肩関節唇が断裂してしまうと、野球の投球やテニスのサーブなどの動作時に肩の深部に痛みを感じます。この不快感に伴い、痛みのあるポキッ、ゴキッといった感覚(クリック音)や、肩に引っかかる感覚が生じることがあります。