カルシウムと聞いてみなさんは何を想像しますか?
ほとんどの方は、「骨」を思い浮かべると思います。
カルシウム不足になると、骨密度が下がり骨粗鬆症になってしまいます。
骨粗鬆症とは
50代女性から多くみられる骨密度が低下し骨の中がスカスカになってしまい、腰や背中が曲がり易くなり、骨折のリスクも高くなります。骨粗鬆症による痛みは伴いませんが骨折などによる痛みが伴う事があります。
では、筋肉にもカルシウムが必要とはどうゆう事でしょうか??
カルシウムは体重の1~2%含まれており、人の体内に最も多くあるミネラルの一つです。その99%はリン酸と結合したリン酸カルシウムとして骨や歯などの硬い組織(硬組織)にあり、残り1%は血液や筋肉、神経などの柔らかい組織(軟組織)にイオンと言う形で存在しています。
カルシウムは小腸で吸収されますが、その吸収率は約30%ほどでそんなに高くありません。
骨は約3か月のサイクルで生まれ変わると言われており、骨形成から骨吸収を繰り返しています。
成長期には骨形成量の方が骨吸収量より多くなるので骨量は多くなります。ですが、男性では50代、女性は閉経後に骨形成量より骨吸収量の方が多くなるので骨量が減少してしまいます。
カルシウム不足になると骨粗鬆症以外に起こる症状は??
日本人は、他国と比べカルシウム不足がちです
「えっ!?魚を食べているのに??」って思いませんか?
他国では1日のカルシウム摂取量を1000mgにしている国もあります。
成人の場合1日に必要なカルシウム量は600mgですが、平均で540mgほどしか摂られていません。
年代別でみると、20代は460mg、30代は470mg、40代は500mg、50代では540mgと年代が低くなるほどカルシウム摂取量が減っているのがわかります。
カルシウム摂取量が低くなると起こる症状ですが、高血圧や動脈硬化を引き起こしますがあまり知られていないのが現状です。
また、カルシウムが不足すると人間の細胞にも関係がありとても重要なミネラルの一つです。
なぜなら、脳にも影響があるからです。
カルシウムが不足すると、脳細胞の活動が低下してしまうので物忘れが多くなります。
また、手や足などが攣り易くもなります。
なので、思い当たる方はカルシウムの摂取を意識してみて下さいね。
カルシウムを効率良く摂取する方法とは?
カルシウムが多く含まれている食材は、牛乳や乳製品(チーズ、ヨーグルト)、豆類、豆製品(木綿豆腐、納豆)、小魚類(イワシ、アジ)などですが、これらを多く食べても全部が吸収されるわけではありません。
多くみても50%位だと言われています。ですが、一工夫するだけで吸収率を上げる方法があります。
それは、ビタミンDを一緒に摂る事です。
ビタミンDは体内で生産されず、体外から吸収する必要があります。
それは紫外線を浴びる事です。
紫外線を浴びると、日焼けしてシミなどの原因になりますが、せっかく体内に取り入れたカルシウムを効率良く吸収させるためには必要な事なので定期的なウォーキングをや日光浴をオススメします!
また、ほっと整体整骨院では来院された際に飲まれるお水にもこだわり、カルシウムが多く含まれているお水をご用意しておりますので来院された際には一度お試しくださいね\(^o^)/