気温が下がり冷えてくると多くなるのが「冷え性」ですね。
ただ、冷え性は冬だけではありません。
夏場のクーラーの効いた部屋に籠りっきりになると体が冷え、足元から冷たくなって冷え性になってきます。
一年を通して冷えやすい方、むくみが多く困っている方必見です!!
足先が冷えているからといって、厚手のモコモコした靴下やカイロなどで温めているだけではありませんか?
一時的にならそれだけでも大丈夫なのですが、『改善』には至らないですね。
女性に冷え性が多い理由
男性と比べ、女性は筋肉量が少なく体熱をつくるのが苦手とされています。
また、ダイエットブームで痩せたいからと食事を摂らなかったり、リモートワークで運動不足になり筋肉量がもともと少ないので産熱がさらに出来なくなり冷え性となってしまっています。
そのほか、体重が増えるからと食事制限をして胃腸の働きが弱ったり、タイトな洋服やガードルによる締めつけ、女性に多い貧血なども、冷えの原因になります。
女性の冷えの原因の多くは、自身のライフスタイルにあります。
最近は、冷暖房によって部屋と屋外の寒暖差が大きくなり、自律神経が乱れて体温調節が上手くできなくなる人も増えています。また、過度なストレスがあると、自律神経の交感神経が優位になり、毛細血管が縮まって体の末端が冷えやすかったり、女性ホルモンのバランスの乱れも、身体の冷えを招いてしまいます。
冷え性による様々な症状
●頭髪係・・・抜け毛、白髪、薄毛
●肌まわり・・・にきび、くすみ、たるみ、のぼせ、むくみ、シワ、シミ、クマ
●口腔内・・・歯周病、歯肉の変色、歯肉の萎縮、歯肉の腫れ
●神経関係・・・イライラ、不眠、不安感、だるさ
●目関係・・・ドライアイ、老眼、近眼、疲れ目、かすみ目
●体に出る症状・・・肩こり、腰痛、頭痛、身体の疲れ、耳鳴り、月経痛、月経不順、アレルギー症状、便秘、下痢、動悸、ほてり、むくみ、肥満
冷え性を改善するには??
日本人女性の約70%以上が悩んでいるといわれる「冷え性」。
男性から見れば、「冷えてるんなら温めればいい」「重ね着をすればいい」「手足が冷たい事は辛い事?」という認識の男性が多く、職場での冷暖房の設定をめぐるトラブルが起きるほど、、、
『冷え性』とは、手足や全身に「冷え」を感じて辛いことの総称で、西洋医学では、ホルモンバランスの乱れやストレスによる自律神経失調症が原因と考えられている。
体温調節がうまく出来ないと、寒い時や、室内でも手足に冷たさを感じる場合があります。
たいていの冷え性は、温めたり、重ね着すればある程度は症状は軽減しますが、日常生活中や勤務時間中で手足を暖めながら作業するのは難しいですね。また、原因が自律神経の乱れにあるので、温めても冷えの感覚がなくなるとは限りません。
日常生活で気をつけていても、原因がストレスやホルモンバランスの乱れなどによる自律神経の異常であれば鍼灸治療がおススメです。
鍼灸治療には乱れた神経の異常を正す効果があり、お灸にも同等の効果があります。また、身体のツボの刺激箇所を変えるだけで様々な効果が期待できます。その人専用の治療法とも言えるでしょう!
https://youtu.be/fZsrs9m-II8
毎年冷え性でお悩みでしたら今年からでもやっていきませんか?