10月に入り気温もグッと下がってきました。
そうなってくると増えるのが『冷え症』です。
冷え症になりやすい人の特徴
秋冬に気温が下がり手先や足先などの末端が冷たくなるのは、当たり前の事です。
ところが外気温によって冷やされ手と足の末端が温まりにくく、慢性的に冷えているような感覚があるときに、「冷え症」と呼びます。
夏なのに身体が冷えている、あるいは身体が冷たいと感じている症状なども冷え症のひとつです。
体の末端から中心へと冷えるため、少し体を動かしたくらいでは、なかなか温まってくれません。
冬場にある程度手先や足先が冷たくなるのは、当然のことです。ところが外気温によって冷やされる程度ではなく、手と足の先端がかなり温まりにくく、慢性的に冷えているような感覚があるときに、冷え症と呼びます。
冷え症は、本来あるべき体温調節機能がうまく機能していない状態であり、主な原因として、次のようなことが考えられています。
自律神経の乱れ
ストレスや不規則な生活などにより、体温調節の命令を出す自律神経がうまく機能しなくなります。
また、夏でも冷え症になる原因には、常に室内の空調が効いていると、室内外の温度差が激しくなり自律神経の機能が乱れ冷え症になってしまいます。
血液循環の乱れ
貧血、低血圧や血管系などの疾患がある人は、血液が流れにくくなり滞りがちになって冷え症になりやすいです。
皮膚感覚の乱れ
サイズが合っていなくきつい下着や靴下、靴などでからだを締めつけたりすると血行が滞り、「寒い」と感じる皮膚感覚が麻痺することがあり、体温調節の指令が伝わりにくくなってしまい冷え症になりやすいです。
筋肉量が少ない
女性は男性に比べて筋肉が少ないため、筋肉運動による発熱や血流量が少ない事が女性に冷え症が多い原因の一つと考えられています。また、女性だけではなく運動不足の人も筋肉量が少ないため冷え症になりやすいです。
女性ホルモンの乱れ
ストレスが多かったり、更年期になったりすると、女性の心身をコントロールする女性ホルモンの分泌が乱れ、血行の悪化などを促進することで冷え症になりやすいです。