4月から5月の春の時期に眠気や怠さを感じやすくなるのは、自律神経の乱れが原因です。
自律神経は自分の意思とは関係なく心臓や肺など生命活動の維持に関わる内臓の働きを調整するため24時間働き続けています。
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、交感神経が優位になっているときは心身が活発な興奮状態になり、副交感神経が優位になっているときは心身がリラックスした状態になります。
これらの神経がバランスよく働いていると、日中は活動的に、夜は体を休ませるために自然と眠くなります。
しかし、冬から春へ変わる時期は気温が急激に変化するため、体が環境の変化に対応できず、自律神経が乱れやすく眠気や怠さといった不調を感じやすいのです。
また、春は進学や就職、転勤、異動、引っ越しなどのイベントが多くストレスが溜まりやすくなったり、花粉症の季節でもあるのでイライラが溜まりやすく自律神経が乱れる原因ともなります。
春の眠気やだるさを解消するには
眠気や怠さを解消するためには、自律神経のバランスを整えることが大切です。自律神経のバランスを整えるために、朝と夜の過ごし方を見直す事が大切です。
また、施術でも自律神経を整えることも可能です。
施術による自律神経の整え方
➀首周りの筋肉へのアプローチ
首周りの筋肉の緊張を解消し、自律神経の流れを整えます。
➁背中と骨盤周りの筋肉へのアプローチ
筋緊張を起こしている背中と骨盤周りの筋肉を、緩めることで自律神経を整える働きがあります。
➂手足首の動きを良くする
関節の可動域が狭まると自律神経の乱れが著名に現れます。
特に手足首の関節の可動域を出してあげる事で自律神経を整える働きがあります。
上記の3点にアプローチすることで、交感神経と副交感神経のバランスを正常に働くように自然と身体は反応してくれます。