足の冷えるのはなぜ?
足の冷えの原因 足先が冷える理由として一番多いのは、運動不足と言われています。 足の筋肉、特にふくらはぎは第2の心臓と言われており、足先の血液を腎臓に戻すポンプのような役割をしています。 そのため、運動不足が続くと、足先の血液循環が悪くなり、足が冷えるとともに足がむくみます。鍼灸治療で代表的なツボとしては女性か疾患で有名な三陰交足背動脈が通る太衝が有名です。主に下腿部の疾患ではおきゅうを使うことが多いです。鍼を使う場面としては太谿・復溜等などの腎経のツボに使うことが多いです。湧泉や失眠とうのツボにおくと保温効果むくみ等に効果があります。前脛骨筋のマッサージをすると下腿のむくみに効果があります。店の前においてます。もしよければ確認してみてください。駅から一分ぐらいで扉の横にブラックボードを設置しています。
冷え症は女性の方が多い疾患です。当院でも20から70代の年代まで鍼灸治療をされる方が多いです。
足の冷えの原因は何か?
そもそも足が冷えるワケは?
人間の体は大きく分けて2種類の神経によって動かされています。一つは手で物を持つ、足で歩く、目で見るなどの自発的な動き・感覚にかかわる「体性神経」。
もう一つが心臓を動かしたり、呼吸をしたり、消化などの内臓の運動にかかわる、自分の意思では動かすことのできない「自律神経」です。この自律神経の働きに、体温を一定に保つため血液の流れる量を変化させるという機能が含まれています。
夏場、暑さを感じると皮膚から熱を発散させるために、血管を広げて血流を増やし、体温を下げようとします。一方、皮膚が寒さを感じる(寒冷刺激)と、今度は逆に血液が流れにくくなるよう血管をギュッと縮めて、皮膚の表面温度を低く保ち、体中の熱が外に放出されにくい状況を作り出します。
このように、冷え性が起こる原因は、環境に対して体を守ろうとする自然な防御反応の結果なのです。寒い時季になると足が冷えやすくなるのは、ある程度はいたしかたないともいえます。
足が冷えやすいのには理由があります
そもそも足は体の中でも特に冷えやすい部位である、と言えます。
血液を全身に押し流しているのは心臓の働きによるものです。心臓は自ら拍動することで、ポンプのように血液を全身に送り出していますが、心臓から遠くなればなるほど血液は行きわたりにくくなります。
足は、人間の体の中で、最も心臓から離れているため、他の部位と比べると、当然血液を流すパワーは小さくなってしまうのです。
心臓からの距離によって、血管の太さも変化しています。私たちの体の血管は、基本的に心臓に近い動脈ほど太く、心臓から離れるにしたがって細い毛細血管になっていきます。これも、末端の部位に血液が流れにくくなる原因のひとつです。
また、地球の重力も影響を与えています。血液は、重力の影響で上から下には流れやすいのですが、下から上には流れにくくなります。足先から心臓へ戻る血流は、重力に逆らわなければなりません。
以上のことから、体の一番下に位置する足、さらに末端部位である足先は、もともと血流が悪くなりやすく、冷えやすい部位である、と言えるのです。
足の冷えの解消方法
(1)仕事中の対処法
デスクワークでも立ち仕事でも、基本的に長時間同じ姿勢を取り続けている状態は、血行不良を招き、足の冷えを引き起こす要因になります。
数時間に1度はデスクを離れ、歩くようにしましょう。このとき、エレベーターは使わず、階段を上り下りするのがポイントです。
空いている時間には、少しでも体を動かし、固まった筋肉をほぐすクセをつけてしまうと、習慣になります。
筋肉を動かすことは血液を押し流す作用を高めることにつながります。どうしても動けない状態であれば、こまめに脚やふくらはぎをマッサージするだけでも血流の改善につながります。
(2)暖房器具での対処法
下半身、特に足を冷やさないためには、暖房器具にも気を遣いたいところ。家ではエアコンよりも、下半身を集中的に温める床暖房やコタツを、オフィスではパネルヒーターやデスクヒーターを活用しましょう。
(3)食事における対処法
体を内側から温めて血行をよくするには、体を温める食べ物&食べ方を知り、実践することも効果的です。
たとえば、体を冷やしやすい食べ物に分類される豆腐を食べる際には、冷奴やサラダなどよりも湯豆腐にする、などの工夫が必要です。
また、フルーツ類は基本的に体を冷やす傾向があるので、この時期はできるだけ控えるのがいいでしょう。間食やお酒のおつまみなどに、血行促進に働くビタミンEが豊富なナッツ類がオススメです。
イカとタコは、アミノ酸のタウリンが豊富に含まれ、栄養素的には似通った点が多い食材です。しかし、イカは比較的体を温める、タコはとにかく体を冷やす性質があるので、知っておくといいでしょう。
(4)運動における対処法
血流は、筋肉の動きによって促進されますが、それ以外にも、筋肉はそれ自体の運動によって熱を生み出す働きがあります。つまり、筋肉が少ない人は、それだけで冷えやすいというわけです。
実際、男性に比べて筋肉量の少ない女性のほうが、冷えの傾向が強いとされています。足の冷えであれば、下半身を動かすストレッチや屈伸、スクワット、またウォーキングなどが特に効果的となります。
筋肉量を増やすことを意識して、下半身に少し負荷をかけた運動を行うと、冷えの撃退のみならず、引き締まったお尻やふとももも手に入ります。
(5)お風呂での対処法
熱めのお風呂にサッと入るだけだと体の内側まで十分に温まらず、湯上りに体が冷めやすくなります。目安としては、38~40度くらいのお湯にゆっくりと時間をかけて浸かった方が、冷えには断然効果的です。
お風呂に入る時間がないという人でも、週1~2回はお湯に浸かるといいでしょう。風呂にお湯を溜めるのが大変であれば、足湯だけでも効果はあります。
(6)関節を冷やさないようにする
関節を冷やすと身体の保温機構が乱れるため身体を冷やして寝ると免疫力低下を招いてしまうため、結果発熱・感冒症状等が出てしまうことがあります。就寝の際はしっかり毛布を掛けてください。
足の冷えに効く鍼灸治療
太衝(たいしょう)
このツボは、血流から冷えを改善します。また、肝臓、筋肉、眼といった私達が日頃酷使しているからだの部分と深い関係のある「肝経(かんけい)」という気の流れに属しているため、肉体疲労、精神的ストレス、眼精疲労、肝臓の疲れでもこのツボを押すと痛いことがあります。特に冷えでは、へこんだ感じがしたり、冷めたく感じたりします。
【養生法】
温めましょう。温灸がとても効果的なツボです。冷えた足が生き返ります。お灸が難しい場合は、お風呂の中でリラックスしながら「3秒押しては3秒離す」を繰り返してみてください。
太衝を温めたりすることによって、上半身の気の回復にもつながります。鍼灸治療には陰経と陽経がありその因果関係をもって治療します。太衝付近にある足臨泣も効果的であるといえます。坐骨神経の関連の経絡上にあるので神経安定効果もあります。整形外科でやるようなぐーちょきぱー運動とかも効果がります。足を細かく動かすことで冷え防止のほかに脳神経促進効果による認知症防止にもつながります。是非とも一度はして見てください。
当院のお灸の治療画像を参考にしてみてください! こちらです↓↓