足の表面を触ると間隔が鈍く、痺れた感覚になった事はないでしょうか?
脚気【かっけ】という言葉を最近では聞かなくなりましたが、栄養不足【主にお肉や野菜などに含まれるビタミンB1】によって末梢神経の伝達が悪くなり起こる障害で、現在では栄養不足が起こりにくくなっているので知らない方が多いのでは?
堺市堺区にあるほっと整体整骨院では、しびれ症状の検査を打腱器という専用の器具を使い肘関節や膝関節付近【膝蓋腱】を軽く叩きます。すると、末梢神経が刺激され反射が起こり「ピクッ!」と筋肉が収縮し動きます。この検査では【末梢神経→脊髄→末梢神経→筋肉】という刺激の流れを見ているのです。

簡単に言うと、末梢神経や筋肉の障害では刺激の伝達が上手くいかないので軽く叩いても反射が出にくく、脊髄や脳の障害では過敏になっているので軽く叩くだけでも過剰に反射が出やすくなっています。
つまりこの反射では、【脳や脊髄に原因があるのか?】【筋肉や末梢神経に原因があるのか?】を見分ける事ができます。
また、足に痺れの症状をきたす病気として、
【脳梗塞】
片側の足先などの痺れは脳梗塞の前兆の場合があり、梗塞を起こす場所によって症状の現れ方が異なります。
【バージャー病】
喫煙者に多くみられ、足の痺れや冷えといった症状が現れ足先が蒼白になり潰瘍ができる場合があります。
【パニック障害】
極度の緊張や不安を感じる前後に痺れる事があり、不安が過呼吸を起こす事があります。
【糖尿病性神経症】
糖尿病の悪化による代謝障害が原因で痺れが現れる。足先に痺れが出現し中心に向い進行していきます。
【閉塞性動脈硬化症】
足の痺れと冷えが初期症状で現れ、歩いていると次第に痺れや痛みが増して歩行困難になってしまいます。
【足根管症候群】
踵から足裏、つま先に痺れを感じます。足の甲やすねには痺れを感じないのが特徴です。
上記のように痺れを伴う病気や症状がありますが、打腱器を使う事で脳や脊髄からの症状なのか、末梢神経や筋肉からの症状なのかをいち早く調べ適切な処置をいち早く行う事が出来るのです。
来院時に教えて頂きたいこと |
①痺れを感じた最初の場所 |
②いつから痺れが出ているのか |
③痺れがでる動きや体勢 |
④今、痺れが出ている場所 |
不安を抱え来院される患者様の不安を打腱器は少しでも解消できる物と考えていますので疑いがある患者様には検査をさせていただきますね。