皆さんは自身の姿勢を気にした事がありますか?
骨盤の歪み方は様々で今回は骨盤の歪みの種類と歪むとどうなるのかをご紹介しますね。
骨盤の歪みのタイプ
①正常タイプ
②前傾、後傾タイプ
③開きタイプ
④傾きタイプ
⑤捻じれタイプ
上のように5種類に分類されます。
①正常タイプ
歪みが無く、正常な骨盤です。
②前傾、後傾タイプ
前傾タイプ・・・骨盤が前方に傾いている状態で、日本人の約7割がこの前傾タイプだと言われています。産後や老化で極端に腹筋が弱まると骨盤の歪みも前傾になりやすく、ハイヒールを履いていても前傾になり易いです。
後傾タイプ・・・骨盤が後方に傾いている状態で、重心が後ろになっており後方に倒れそうになるので背中を丸めバランスを取ろうとします。これが猫背の原因です。また、ポッコリお腹やお尻が垂れさがったようにも見えます。
③開きタイプ
骨盤の下にある股関節が外回り、内回りで旋回している状態で、外旋だと「О脚」内旋だと「x脚」になり易いです。股関節に関係する筋肉の伸張バランスが崩れるとこの歪みタイプになり易いです。また、下半身太りに見えやすくなります。
④傾きタイプ
正面から見て左右の骨盤の高さが違う状態です。この場合、側弯症や外反母趾になり易いです。
⑤捻じれタイプ
骨盤が左右どちらかに回旋している状態で、肩こりや腰痛になり易いです。
こういった骨盤の歪みは普段の姿勢が大きく関係しています。
パソコン作業が多いと背中が丸まり猫背に、いつも同じ方向で足を組むと骨盤の高さが違ったり骨盤が捻じれたりするとスカートを履いていても知らない間にグルっと回りずれてたりします。また、ヒールの高い靴をよく履いたり、赤ちゃんを抱っこ紐で抱いたりする事が多くなると反り腰になり易くなります。
自身では骨盤の歪みなんてどんな風に歪んでいるかなんて分からないですよね??
そこで自分で出来る簡単な歪みチェック法をご紹介しますね。
その場で足踏みcheck
目を閉じた状態でその場で足踏みを行い、元の位置からどれ位、どこに移動したかで骨盤の歪み方をみます。
膝倒しcheck
膝を立た状態で仰向けに寝て、左右の膝をくっつけた状態で左右にゆっくりと膝を倒し、どちらか倒しにくいかで骨盤の歪み方をみます。
足の開きcheck
足を伸ばして床に座り、伸ばした足のかかとを合わせて力を抜き、自然につま先が開いてくるのをチェックし骨盤の歪み方をみます。