ほっとの葛原です(^^♪
平昌オリンピック感動しましたね\(^o^)/
オリンピックでは厳しいドーピング検査があるのはご存知だと思いますが、どんな薬がドーピングになるかまではあまり知られていないと思います。
そこで、少しご紹介したいと思います!
①興奮剤
(1)精神運動興奮剤 (2)交感神経アミン系興奮剤 (3)各種中枢神経興奮剤の3つに分類されます。
(1)精神運動興奮剤
アンフェタミンが代表とされます。眠気と疲労感をなくし闘争心、集中力を高めるとされる作用があります。副作用として、頭痛、動悸、不整脈、血圧異常があり、脳出血や不整脈が原因で死亡に至る場合もあり、日本では覚せい剤取締法により規制されています。
(2)交感神経アミン系興奮剤
エフェドリンが代表とされます。気管支筋の弛緩、鼻粘膜血管の収縮などに作用し、喘息や風邪、鼻炎の治療に用いられます。また、生薬の「麻黄」の成分であるため葛根湯や小青竜湯、神秘湯を服用の際は注意が必要です。
(3)各種中枢神経興奮剤
主にカフェインなどが含まれます。中枢興奮作用、強心作用、横紋筋収縮作用があります。
副作用として、不安感、耳鳴り、手足の震え、筋硬直などがあります。コーヒーを2~3杯の程度なら問題はないのですが、カフェインを多く含む風邪薬や強壮ドリンクを飲む時は注意が必要です。
②麻薬性鎮痛剤
モルヒネが代表的です。運動中の苦痛を軽減する作用があり、連続使用すると依存性があり中断により禁断症状が現れます。モルヒネは麻薬取締法により規制されている薬物です。
③蛋白同化剤
筋肉増強作用を持つため強い筋力を必要とする競技に対して有利に働きます。
副作用として、男性では睾丸萎縮、女性化乳房、脱毛、女性では月経異常、乳房萎縮、男性化などがあります。他にもめまいや嘔吐、頭痛、発熱、精神異常などもみられます。
また、市販の強壮薬に禁止薬物のメチルテストステロンが含まれる事があるので注意が必要です。
④血液ドーピング
自分または他人の血液や血液製剤を使用して酸素運搬機能を高め、持久力向上を目的として行われます。
普段飲んでいるエナジードリンクも飲みすぎればドーピングになる可能性があり、風邪薬でもドーピングになる可能性があるのでアスリートの人たちは注意を払わなければなりませんね。
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