これから寒い時期に突入しますが、そうなると毎年多くの女性を悩ますのが冷え症です。
さまざまな対策グッズや対処法がありますが、「よくわからない」「なかなか決め手がない」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、今回は冷え症の「タイプ別対策法」をご紹介します。
冷え症のタイプ
冷え症のタイプは主に4つに分かれます。
腰から下が冷える「下半身型」、手足足先が冷える「四肢末端型」、お腹が冷える「内臓型」、全身が冷える「全身型」です。ここからそれぞれ紹介していきます。
下半身型は主に、腰から下の下半身が冷え、お尻やふくらはぎの筋肉のコリによる血行不良が原因です。いわゆる「冷えのぼせ」もこれに当てはまります。加齢とともに起こりやすいとも言われています。
四肢末端型の方は食事量が少なく、運動不足などの生活習慣によって交感神経が過剰に働き、手先足先の血管が収縮して起こります。10~20代の女性に特に多いです。
内蔵型は主に交感神経の働きが弱いことが原因で起こります。手足は温かいのですが、下腹部や二の腕に冷えを感じたりします。お腹を下したりする症状も伴います。
全身型はストレスや生活習慣の悪化によって、基礎代謝の低下が原因となって起こります下半身型。ただし、甲状腺の病気などが潜んでいる可能性もあるので、医療機関で検査をしてもらった方がよいでしょう。
冷え症のタイプをチェックしましょう!
上記で説明した冷え症のタイプは、以下の質問に答えることで自分でもチェックできます。ABCから1つを選び、一番多いものがあなたのタイプです。ただし、問1は重要な質問となりますので、ポイントを2倍カウントしてください。
問1:手足の冷えの状態は?
(A)手も足も冷たい
(B)足は冷たいが 手は温かい
(C)足も手も温かい
問2:汗のかき方は?
(A)あまりかかない
(B)上半身にかきやすい
(C)全身にかきやすく 冷えやすい
問3:食事の量は?
(A)少なめ
(B)普通
(C)多め
問4:冷えやすい場所は?
(A)手と足の先
(B)足先やふくらはぎ
(C)下腹部や二の腕
問5:冷えた時の症状は?
(A)頭痛や不眠
(B)顔のほてり
(C)お腹の張りや腹痛
(A)が多い・・・四股末端型
(B)が多い・・・下半身型
(C)が多い・・・内臓型
(A)が多く 体温が常に低い・・・全身型
☆ポイントが同数の場合は、混合型の可能性があります。
臀中というお尻のツボを押すことで血行の改善と冷えの改善を狙っていきます。ソフトボールやゴルフボールを使い、ベッドとお尻の間にボールを挟み、体を斜め45度に傾けて押していきます。1回30秒×2回ぐらいを目安に押していきます。痛過ぎないように適度にやっていきます。やり過ぎにはご注意ください。
八風(はちふう)という足先のツボをストレッチしていきます。これにより足先の血流改善を狙っていきます。イスに座り、足の甲を持って、手の指を曲げる感じで3秒~5秒ストレッチしていきます。これを1セット×2回程やっていきます。これもやり過ぎまいようにしましょう。
中条流子孕(ちゅうじょうりゅうこばら)みという、おへそを頂点とした正三角形の角にあるお腹のツボを携帯カイロなどで温め、内臓に関係する自律神経バランスの改善を狙っていきます。このツボは、古くから「妊活のツボ」として、お灸が行われてきました。ツボの真下には、直腸などの血流を調節する神経があり、効果が期待できます。この時、カイロを直に貼ると火傷のあそれもある為、できれば服の上から貼るようにしましょう。
以上が冷え症対策です。
ご自分でも手軽に何処ででもできるものなので、冷え症でお困りの方はぜひやってみてください。