梅雨の時期は天気がどんよりしていて、気持ちもスッキリしないことが多いですね。曇っていたり、雨が降ったり。そうかと思えば晴れたりなど、気圧の変化もあります。原因も分からず体調不良を訴える人も少なくありません。特に多い症状をまとめていきます。多くの人が経験した事があると思います。
梅雨の時期に多い症状と言えば頭部の症状です。頭がボーとしたり、重く感じたり、偏頭痛がしたりすることがあります。他にもめまいや肩こり、ひどいと吐き気まで襲ってきます。
これは天気や気圧が大きく関わっています。天気病や気象病、天気痛などと呼ばれたりするそうです。
そして、むくみもよく見られる症状です。夕方になるにつれ、パンプスなどがきつくなったり、朝起きた時に顔がパンパンになったりします。梅雨の時期は余分な水分が体内に溜まりやすくなりむくみになります。
仕事や家事をしていても眠くなり、集中力が続かない状況になることもあります。梅雨の時期は湿気が多く、夜もムシムシしていて寝付きが悪かったり、何度も起きてしまったりして、睡眠の質が低下することも多くなります。
他にも低気圧の影響でだるさや眠気を感じることもあります。
天気がすぐれないせいか、どんよりしがちな時期には食欲が減退したり、吐き気を感じる事があります。湿度の高さは消化不良など胃の働きにも影響があるとされています。そして、蒸し暑いので薄着になったり、冷たい物も摂取しがちの為身体を冷やしやすいです。なので、下痢などが起きやすくなることもあります。
梅雨などは自然現象なので、避けることは出来ません。しかし、いろんな症状を我慢するのではなく、緩和していくことを心かけましょう。梅雨の時期に乱れがちな自律神経を整えるように生活することが大切です。特別なことをするわけではなく、健康的な生活の基本というべきことです。
自律神経を整えるために大切なのは質の良い睡眠です。決まった時間に寝起きするようにしましょう。睡眠時間は7時間ぐらいがベストです。なかなか寝付けない場合、寝る前にぬるめのお湯に浸かったり、読書や好きな音楽を聴いたり、呼吸法など行ったりして身体をリラックスさせましょう。毎朝同じ時間に起きて、日光を浴びることが大切です。曇りや雨の日でもカーテンを開けて、外の光を浴びましょう。日光を浴びることによって体内時計がリセットされ、身体が規則正しい生活リズムを作りやすくなります。
日頃から適度な運動をすることで、自律神経の働きが活性化されます。ウォーキングなどの有酸素運動を行ったり、踏み台や足踏みなど、一定リズムで同じ動作を繰り返す運動も良いです。朝の起床時や、日中でも眠たかったりだるさがある場合には、ストレッチなどをするのも良いでしょう。
ムシムシしていると、冷たい物を飲んだりしがちです。他にもエアコンで体が冷えます。なるべく温かい物を食べたり、エアコンが効いているところでは、ひざ掛けやさっと羽織れる上着などを使いましょう。忙しいからといってシャワーだけにせず、湯船に少しでも浸かることによって、代謝が上がり、自律神経を整えることに繋がります。