今日は
【股関節の痛み】
進行すると日常生活にも支障をきたします。
○股関節に痛みがある場合、どのような病気が考えられますか?
まず、疑われるのが「変形性股関節症」です。
初期では、立ち上がりや歩き始めるときに脚の付け根に痛みが生じます。進行すると痛みが強くなり、場合によっては、持続する痛みや就寝中の痛みにも悩まされるようになります。一方、日常生活では足の爪切りや靴下を履いたりすることが困難になります。長時間の立ち仕事もつらくなるので、家事にも支障をきたします。階段やバスの乗り降りなどにも手すりが必要になります。
○考えられる原因、要因は何ですか?
この病気は、女性に多く見られます。幼少時の股関節脱臼や股関節の形成不全などの後遺症が主な原因とされ、40代くらいから発症します。また、超高齢社会となった昨今では、とくに明らかな原因となる病気にかかったことがなくても、加齢とともに発症することがあります。
○変形性股関節症を予防する方法は?
残念ながら、特別な予防法はありません。しかし、日常生活において、筋力を維持しておく努力は無駄にはなりません。たとえば、プールでの水中ウォーキング。浮力によってからだへの負担も軽減され、無理なくからだを動かすことができます。最初はゆっくり、慣れてきてから徐々に強度を上げていくとよいでしょう。1回30分ほど、週に2~3回を目安にしてください。無理をしては逆効果なので、ご自分のペースで楽しみながら行ってください。
○股関節に関して、とくに高齢者で注意したいことは?
高齢者で、とくに注意しなくてはならないのが、転倒による大腿骨(だいたいこつ)の骨折です。骨粗しょう症の方の場合、畳の上で転んだだけでも、股関節のなかで骨が折れてしまうこともあります。1週間寝込むだけで筋力が低下して、そのまま寝たきりになってしまうことも少なくありません。そこで、対策として考えておきたいのが、骨粗しょう症の予防と転倒の予防です。骨粗しょう症を防ぐには、まず食事です。骨密度を増加させる栄養素のカルシウム(乳製品、小魚など)、ビタミンD(鰻、椎茸など)、ビタミンK(納豆、小松菜など)を積極的に摂り、骨を丈夫にしていきましょう。
転倒を予防するために有効な体操をご紹介します。時間や回数は、あくまでも目安ですので、できる範囲で行ってください。
【転倒を予防する運動】
・フラミンゴ体操
片手でイスなどの背につかまり、その手と反対側の脚を曲げ、床から10cmほど上げる。片足ずつ1分間、1日3回、週3日ほど行う。
・チェア・ライジング体操
イスに座った状態から立ち上がる動作を繰り返す運動。両手をテーブルなどに置き、支えながらゆっくりと立ち上がる。1回10セット、1日3回、週3日ほど行う。
・ストレッチ
床にひざ立ちして、片方の脚を直角に曲げる。床に両手をついて上半身をゆっくり倒し、脚の付け根を伸ばす。深呼吸しながら30秒、1日3回、週3日ほど行う。
このようにして、事前に動かしたりするのも大事なことですね。
自分ではなかなか、といぅ方もいらっしゃると思います。
ほっとでは、治療と共にストレッチなども出来るので是非とも一度お立ち寄り下さい(* ´ ▽ ` *)
【ほっと整体整骨院】
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