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ぎっくり腰の対処法

2018.09.17

近頃夜も涼しくなり、夜は冷房なしで寝れるようになって来ましたね!

日が暮れるのも早くなり、着実に秋を感じるようになりました!

季節の変わり目に多いのが、急に襲う首や肩の痛みや、腰の痛み。眠っている間は動きが少なく筋肉が硬くなりやすい上に、気温の低さで筋肉を硬くするのを促し、いつもに増して筋肉が硬くなります。

その状態でいつものように前へ屈んだりした際に「ブチっ!」と音を立てるように痛みが走る事がこの季節にありがちな症状です。

しかし痛みにも種類があり筋肉・靭帯・関節がそれぞれどの様に痛めたかによって、対処法が違ったりするのです。

対処法の中には(冷やす・温める)(動かす・動かさない)(伸ばす・縮める)などありますが、対処を間違えるとかえって痛みが増したり治りが遅くなってしまうものがあります!もしも痛めた場合は、自己診断しないで一度専門家に相談する事が一番の対処になりますよ!

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では、ギックリ腰とはどういう状態を言うのか…?

ギックリ腰は一般的には筋肉や筋膜に傷がついたものです。筋肉は縮む方には意図的に力を発揮するのですが、伸ばす時は他の関節が曲がる力を利用して、反動で伸びる方法を取らないと伸びません。

例えば腕を曲げると力こぶができますが、力こぶを伸ばそうと思うと、肘を伸ばす筋肉が縮むから曲げる筋肉が伸びて行く。そう行った形になります。

先程の様に、睡眠の時は動きが少なく、身体を冷やし硬くしてしまう。この硬くなった筋肉が前に屈むなどで引っ張られて伸ばされると、柔軟性がついていけないと引き裂かれます。その状態が腰に起こった!それがギックリ腰です!

別名 「筋・筋膜性腰痛」といいます!

腰の筋肉が引き伸ばされて傷が入ると、その筋肉の傷口から出血がおこります。これを急性期といい、約72時間(3日間)内出血が続きます。この間がジッとしててもズキズキ痛い!立てない!動けない!など、なんとも情けない格好で地を這わないといけなくなります。

問題はその後です!
痛めてから約72時間の急性期、どんどん内出血が起こる期間を過ぎると、劇的に痛みが引きます。

しかし!!
筋繊維が傷ついた箇所の出血が止まっただけなので、まだ筋繊維がの修復はされていません!外の傷で言うとかさぶたが出来る時です!かさぶた剥がしたらまた血が出ますよね?そのイメージです。

この、痛みが引いた後が要注意なんです!
本当に痛めた時からすると嘘みたいに痛みが引くので、つい動けてしまうんですよね…

この時に「もう治った!」と通院を止めて普段通りの生活に戻ってしまうと再びギックリといってしまうパターンが多いんです。

なので動かそうと筋肉が伸びると…「ブチっ!!」と切れてしまう。これが「ギックリ腰はクセになる」という迷信の始まりなんですね。自分の事になるとなかなかわからないもので、痛みが引いた事への幸福感で「もう大丈夫でしょ」となってしまうんですね。

実際この後は筋繊維が修復し、元々の柔軟性を取り戻し、筋力も戻って元通りに戻るのですが、動けるからといって動いてしまい再びブチっ!て事になるとまたほふく前進に逆戻りになります。

なので痛みが引いてから5日ほどは動きも慎重に。そしてなるべく前屈みにならない。日常生活で前屈みになる動作は結構あるものです。それらの動作を横着しないで慎重に行う事。これに尽きます。

実はギックリ腰は重たい物を持ち上げる時よりも、ふと屈んだ時に起こる事が多いです。重たい物を持ち上げる時は少なからず構えて持ち上げますが、顔を洗う時に屈む時なんて、「さぁ、今から顔を洗う為に屈むぞー!」なんて構えないですよね?なので、ふと屈んだ時に「ギクっ!」となってしまうので、そこは要注意ですね!
特にこの季節の変わり目は気温が下がり始めた時が要注意なので、ぜひとも朝顔を洗う際と靴下・ズボンを履く際には気をつけてみてくださいね!

 

いつでも気になる事があればほっと整体整骨院までご相談下さい。

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