内側と外側の足首やくるぶしの痛みや腫れ
足首に痛みがあると、体を支えることができなくなり、日常生活に大きな支障を与えてしまいます。
しかし、特に何をしたわけでもないのに、足首やくるぶしが痛むのはなぜでしょうか。
「怪我?・・それとも病気?」と不安になってしまう方も多いと思います。
そこで今回は、足首やくるぶしの痛みや腫れの原因について調べてみました。
また、一口に足首(もしくはくるぶし)と言っても、外側と内側があり、場所によって痛み方や原因が異なると言われていますので、外側と内側、それぞれの原因などをご紹介したいと思います。
一般的な足首やくるぶしの痛みや腫れの原因は?
一般的に、足首やくるぶしが痛んだり腫れたりする主な原因は、怪我によるものが多いと考えられます。
足首を外側、ないし内側に強く捻ってしまうことで起こる「捻挫」を始めとして、「骨折」や「外傷」など、主に運動時に発症することが多いものです。
しかし、特に運動をしたわけでもないのに、足首やくるぶしが痛む時がありますよね?
そのような時は、昔に負った古傷(捻挫や骨折など)が気圧や天候などの関係で痛む場合や、外反母趾や偏平足など元々の足の構造として負荷が掛かりやすくなっているために、少し歩いただけでも痛みが出てしまうことがあります。
また、冷え症の方などは、心臓から遠い場所にある足首はむくみやすいことから、むくみに伴う痛みが起こっている可能性も考えられます。
内側の足首やくるぶしの痛みや腫れの原因は?
足首全体が痛いというよりも、足首の内側だけや内くるぶしのみに痛みや腫れが認められる場合には、締め付けの強い靴を履いていることによる圧迫が原因の可能性が考えられます
足首の内くるぶしには、後脛骨筋腱という腱があるのですが、この腱は外部からの摩擦を受けやすいため、サイズの小さい靴を履いたり、靴ひもをきつく締めすぎてしまうと、痛みや腫れといった症状を引き起こすことがあります。
また、足が綺麗に見えるという理由でハイヒールを履く女性は多いと思いますが、ハイヒールは体の重心をとるのが難しいため、内側に力が掛かり過ぎてしまい痛みを発生させることがあります。
特に、外反母趾の方や筋力の落ちている中年以降の女性は、体重が内側に掛かりやすい傾向にあり、足首の内側に痛みや腫れといった症状が現れる方が多いと言われています。
内側の足首やくるぶしの痛みや腫れがある場合の対処法
外側の足首やくるぶしの痛みや腫れの原因として、最も多いのが捻挫です。
足首の外側には、前距腓靭帯・後距腓靭帯・踵腓靭帯・三角靭帯の4本の靭帯があり、この4本のどれかが損傷していると、強い痛みや腫れを引き起こします。
足首の捻挫する時、多くの方が足裏が内側に向いた状態、つまりは足首の外側の靭帯を伸ばしてしまうと言われており、中でも前距腓靭帯の損傷が多いと言われています。
また、一度足を挫いてしまうと、そこが弱くなって癖で何度も挫くようになってしまいますが、そうすると踵骨と距骨の間にある足根洞と呼ばれる空洞で炎症が起こってしまい、足首の外側の広い範囲で痛みが生じることがあります。
内側の足首やくるぶしの痛みの主な原因は、足に合ったサイズの靴を履いていないことや足の酷使だと言われています。
そのため、痛みや腫れがある時は、足に疲労を溜めないようにすることが何よりも大切です。
可能であれば、足を締め付ける靴を履くのを避け、自分の足のサイズに合ったものを選ぶようにしましょう。
とは言え、女性の場合は仕事上どうしてもハイヒールを履かなければいけないというケースもあると思います。
そのような時は、通勤時は足に負担の少ないスニーカーに取り替えるなど、足が圧迫される時間をできるだけ短くするように努めてみましょう。
また、外反母趾や偏平足など足の構造上に問題を抱えている方の場合は、インソールやテーピングなどで足裏のバランスを整えることで、内側に掛かる負担を少なくすることができます。
【ほっと整体整骨院】
診療時間
平日9:00〜12:00 14:00〜19:00
土曜9:00〜14:00
木・日曜日休み ※木・日曜日以外の祝日も通常通り開院しております。
【Instagram】
https://www.instagram.com/minato_hot_seitai/
【エキテン】
http://www.ekiten.jp/shop_5777972/
「ほっと整体整骨院」で検索できます。