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シンスプリント(MTSS)完全ガイド|病態・診断・鍼灸や手技療法の効果を徹底解説

2025.04.22

🦵1. シンスプリントとは?|定義と疾患の概要

シンスプリント(Shin Splints)とは、正式名称を脛骨過労性骨膜炎(Medial Tibial Stress Syndrome:MTSS)といい、

脛骨内側に沿った鈍痛や圧痛が生じるスポーツ障害です。

特に陸上競技、バスケットボール、サッカーなどの走る動作が多いスポーツに従事する人に多くみられます。

  • 主な発生部位:脛骨内側下1/3の骨膜
  • 好発年齢:10代後半~30代前半のアスリート
  • 男女比:女性にやや多い

 

📚2. 病態生理|なぜシンスプリントが起こるのか?

シンスプリントの本質は、繰り返される機械的ストレスにより脛骨内側の骨膜に微細損傷が起こることにあります。

主なメカニズム

  • 後脛骨筋・長趾屈筋・ヒラメ筋の牽引による骨膜へのストレス
  • 足部回内(オーバープロネーション)による衝撃吸収機能の破綻
  • 過度なトレーニング負荷や、急激な運動量の増加
  • 硬い地面や不適切なシューズによる下肢への負荷増加

類似疾患との鑑別

  • 疲労骨折(脛骨)
  • 筋膜炎
  • 慢性コンパートメント症候群
  • 深部静脈血栓症(まれ)

 

🩻3. 診断と評価方法

🔍 臨床診断のポイント

  • 圧痛:脛骨内側に沿って5cm以上の範囲で圧痛
  • 痛みの性質:運動開始時の痛み → 持続痛へ移行
  • 画像所見:X線は通常正常。MRIや骨シンチで骨膜反応を評価することもある。

 

🛠️4. 治療アプローチ|当院での多角的な対処法

① 運動量とトレーニング内容の見直し

  • トレーニング中止や運動量のコントロール
  • 距離、強度、頻度を段階的に調整(10%ルール)

② 筋・関節への徒手療法アプローチ

  • 後脛骨筋・ヒラメ筋のリリース
  • 足関節・膝関節の可動域改善
  • 姿勢・骨盤アライメントの調整

③ 鍼灸治療による骨膜・筋膜の鎮静化

  • 患部周囲への浅鍼・低周波鍼通電
  • 血流改善と自然治癒力の促進

④ テーピング・インソール処方

  • 内側アーチをサポートする足底テーピング
  • オーダーメイドインソールによる回内防止

 

✅5. シンスプリントが治らない理由とは?

以下のようなケースでは症状が慢性化する傾向があります。

  • 痛みを我慢してトレーニングを継続している
  • 原因分析(フォーム・筋力・靴など)が不十分
  • 表面的な治療(マッサージだけ)に依存している
  • 根本的な姿勢・身体使い方の見直しがされていない

 

🌟7. 当院が選ばれる理由

  • 国家資格者(柔道整復師・鍼灸師)による根本治療
  • スポーツ整形と東洋医学を融合したアプローチ
  • 高額な回数券の売り込みなし。必要な施術を適正に提供
  • 地域密着型でアスリートのケガ再発防止に注力

 

📝8. まとめ|シンスプリント改善の鍵は「全身評価と原因分析」

シンスプリントは単なる使いすぎによる痛みではありません。

「身体の使い方のクセ」や「下肢のアライメント異常」といった根本的な問題にアプローチすることが、

再発を防ぐために最も重要です。

 

シンスプリントがなかなか改善しない本当の理由と当院でのアプローチ法

 

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