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ほっと整体整骨院トップページ > ブログ&お役立ち情報 > 【成長期の膝の痛み】オスグッド病の原因・症状・治療法を徹底解説

【成長期の膝の痛み】オスグッド病の原因・症状・治療法を徹底解説

2025.04.22

【成長期スポーツ障害の代表格】オスグッド病の医学的解説と最適な治療法

はじめに

オスグッド病(Osgood-Schlatter disease)は、成長期の小児・青少年、特にスポーツ活動が活発な子どもに多く見られる膝の障害です。

脛骨粗面(膝下の骨の出っ張り部分)に痛みや腫れが生じ、歩行やジャンプ、しゃがむ動作に支障をきたすことがあります。

 

🔍 オスグッド病とは?|病態と原因

● 疾患の定義

オスグッド病は、成長軟骨がまだ閉鎖していない脛骨粗面に対する、反復的な牽引ストレスによって生じる骨軟骨障害です。

正式には「脛骨粗面骨軟骨炎」とも呼ばれます。

● 発症のメカニズム

  • 大腿四頭筋の収縮により膝蓋腱が引っ張られ、脛骨粗面への繰り返しの牽引力が加わる。
  • 成長期において骨端軟骨が柔らかいため、これが微小損傷や炎症、突出(隆起)を引き起こす。
  • 主に10〜15歳前後の男子に多く、サッカー、バスケットボール、バレーボールなどジャンプやダッシュを多用するスポーツ選手に好発。

 

🧪 病理学的特徴と画像所見

  • レントゲン検査では、脛骨粗面の骨片形成や、骨化中心の不均一が確認される。
  • MRI検査では、膝蓋腱の挿入部周辺の浮腫や骨髄炎様変化が描出されることも。

 

📋 主な症状

  • 膝下(脛骨粗面)の圧痛
  • 運動時痛(特にジャンプ・ダッシュ・正座など)
  • 腫脹や軽度の発赤
  • 骨隆起の出現とそれに伴う美容的な変化

 

🏥 診断と鑑別疾患

● 診断基準

  1. 年齢(成長期)
  2. スポーツ歴
  3. 膝下の限局性圧痛と運動誘発痛
  4. 画像診断による骨変化の確認

● 鑑別すべき疾患

  • 脛骨粗面剥離骨折
  • ジャンパー膝(膝蓋腱炎)
  • 骨肉腫(稀だが重要)
  • 滑液包炎

 

⚙️ 治療法と保存的アプローチ

● 原則は「保存療法」

  • 安静・スポーツ中止または制限
  • アイシングによる炎症抑制
  • ストレッチ・リハビリ(大腿四頭筋・ハムストリングス中心)
  • 物理療法(超音波療法、電気治療など)

● 鍼灸治療の有効性

  • 血流改善と炎症軽減により回復を促進
  • 筋緊張の緩和により膝蓋腱の牽引力を軽減
  • 全身調整により自律神経のバランスを整え、再発予防にも寄与

● 適切な装具使用

  • 膝下にパッドを当てたオスグッドバンド(パテラストラップ)の着用で痛みを軽減

 

⏳ 経過と予後

  • 成長とともに自然軽快することが多い(通常6か月〜2年以内)
  • ただし、無理な運動継続による遷延化や、骨隆起が残存することもある
  • 成長後も稀に痛みが残る例では、外科的除去術(隆起部の骨片除去)が選択される

 

🏃‍♂️ 当院での治療アプローチ(堺市堺区・ほっと整体整骨院)

当院では以下のような多角的治療を実施しています

  1. 姿勢分析・動作評価で膝に負担のかかる原因を特定
  2. 筋肉・関節への手技アプローチによる全体的なバランス調整
  3. 鍼灸治療を用いた自然治癒力の向上と痛みの早期改善

高額な回数券の押し売りなどは一切行っておらず、患者様にとって安心して通える環境を提供しています。

 

✅ まとめ

  • オスグッド病は成長期のスポーツ障害で、正しい理解と早期対応が回復のカギ
  • 保存療法が基本で、再発防止のためには身体の使い方そのものの見直しが重要
  • 当院では、単なる対処ではなく「根本改善」を目指した施術を行っております

 

オスグッドがなかなか改善しない本当の理由と当院でのアプローチ法

 

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