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【保存版】五行説とは?東洋医学でわかる体調不良と季節ごとの不調対策ガイド

2025.05.14

五行説とは?

五行説とは、木・火・土・金・水の5つの要素が、自然界や人体のあらゆる現象に影響を与えているという、古代中国の哲学体系です。

東洋医学ではこの五行を基に、臓腑・感情・季節・色・味覚・時間帯など、人体のさまざまな要素を整理し、診断・治療に応用します。


🌱 五行と人体の関係性

五行 臓腑 感情 季節 時間帯
肝・胆 酸味 午前1〜3時(肝)
心・小腸 苦味 午後11〜午前1時(心)
脾・胃 長夏 甘味 午前7〜11時(胃・脾)
肺・大腸 辛味 午前3〜7時(肺・大腸)
腎・膀胱 塩味 午後5〜7時(腎)

🌀 五行の関係性「相生」と「相剋」

🔄 相生(そうせい)=助け合いの関係

  • 木 ➜ 火(木が燃えて火を生む)
  • 火 ➜ 土(燃えた灰が土になる)
  • 土 ➜ 金(土から鉱物が取れる)
  • 金 ➜ 水(金属が水を生む:象徴的)
  • 水 ➜ 木(水が木を育てる)

➡︎ 生命の循環や調和を保つ関係

❌ 相剋(そうこく)=抑制の関係

  • 木 ➜ 土(根が土を破る)
  • 土 ➜ 水(土が水を濁らせる)
  • 水 ➜ 火(水が火を消す)
  • 火 ➜ 金(火が金属を溶かす)
  • 金 ➜ 木(金属で木を切る)

➡︎ バランスを取るための制御関係


🧘‍♀️ 具体例:五行と体調のつながり

① 春になると怒りっぽくなる(木・肝)

春は「木」の季節。肝の働きが活発になりすぎると、イライラ・怒り・頭痛・目の充血などの症状が出やすくなります。

対策:

  • 緑色の野菜(木の色)を摂る
  • 酸味(肝を助ける)を取り入れる(梅干し、酢など)
  • 鍼灸で「肝経」へのアプローチ

② 夏に動悸や不安感が強まる(火・心)

夏は「火」の季節で、心が過敏になります。不眠、動悸、精神不安などが出やすくなります。

対策:

  • 苦味(ゴーヤ、セロリ)を取り入れて熱を抑える
  • 夜更かしを避ける(23時〜1時は「心」の時間帯)
  • 「心包経」「心経」のツボ刺激で安定を図る

③ 梅雨に胃が重い・むくみが増える(土・脾)

「長夏」は湿気が多く、脾(消化器系)が弱りやすい時期。食欲不振・下痢・むくみ・倦怠感が出ます。

対策:

  • 甘味(自然なもの:かぼちゃ、さつまいも)を適量摂取
  • 湿を排出するハトムギ茶、とうもろこし
  • 足の三里など脾胃を強化するツボの刺激

🏥 五行を活かした東洋医学的アプローチ

● 鍼灸治療

五行のバランスが崩れているとき、**経絡(けいらく)とツボ(経穴)**を用いて、過不足を調整します。

たとえば「水」が不足して「火」が過剰な場合には、腎を補い、心の火を鎮める治療を行います。

● 日常生活の工夫

五行は食生活・生活習慣にも応用可能。自分の体質や季節の変化に合わせて調整することで、自然と調和した健康維持が可能です。


🏡 五行に基づくセルフチェック(簡易版)

  • 春:怒りっぽくなっていませんか?
  • 夏:寝つきが悪く、胸がドキドキしませんか?
  • 長夏:食欲がない、むくみやすくないですか?
  • 秋:鼻水や咳、悲しみが増えていませんか?
  • 冬:腰が冷える、疲れが抜けないことは?

🔚 まとめ:五行は心と身体をつなぐ地図

五行説はただの古い理論ではなく、今の時代にも通じる自然とのつながりの知恵です。自分の不調や体質のクセを知るヒントになり、日々の生活改善や鍼灸治療に応用できます。

五行の知識を日常に取り入れることで、自分の身体ともっと深く向き合うことができるようになるでしょう。

 

 

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