冬の寒さが厳しくなると、路面の凍結によるスリップ事故が多発します。
特に朝晩の冷え込みが強い時間帯は、道路が見た目以上に滑りやすくなり、気づかないうちに事故につながることも。
今回は、凍結路面での交通事故の危険性や予防策についてお話しします。
❄️ 凍結路面が引き起こす危険な事故
凍った道路では、通常よりも制動距離(ブレーキを踏んでから止まるまでの距離)が大幅に長くなります。そのため、
•交差点でブレーキをかけても止まれず、追突事故
•カーブでハンドルを切ったらスリップし、対向車線へ飛び出し
•坂道で車が制御不能になり、ガードレールや電柱に衝突
といった事故が発生しやすくなります。
特に 橋の上・トンネルの出入り口・日陰の道路 は、気温が低くなりやすく、凍結しやすい危険なポイントです。
見た目が普通の道路でも「ブラックアイスバーン」と呼ばれる透明な氷が張っていることがあり、
ドライバーが気づかないままスリップすることもあります。
🚗 凍結路面での事故を防ぐためのポイント
✅ スピードを控えめに
制動距離が長くなるため、通常よりもスピードを落として走行しましょう。
✅ 車間距離を十分に取る
前の車が急ブレーキをかけても対応できるよう、いつもより広めの車間距離を確保してください。
✅ 急のつく運転を避ける
「急発進・急ハンドル・急ブレーキ」はスリップの原因。特にカーブや交差点では慎重に操作をしましょう。
✅ 冬用タイヤやチェーンを装着する
スタッドレスタイヤやチェーンを装着することで、グリップ力が上がり、スリップのリスクを軽減できます。
✅ ブレーキはポンピングブレーキを意識
急ブレーキではなく、数回に分けて優しくブレーキをかける「ポンピングブレーキ」を使うと安全です。(※ABS搭載車は通常のブレーキ操作でOK)
🌨 もしスリップしてしまったら?
万が一スリップした場合は、パニックにならず冷静に対処しましょう。
❌ 急ブレーキを踏まない → ロックしてコントロール不能に!
❌ 急ハンドルを切らない → 余計にスピンしてしまう危険あり!
✅ エンジンブレーキを活用 → 徐々に減速しながら、車の向きを保つ
✅ 滑った方向にハンドルを軽く切る → 無理に元の方向に戻そうとせず、スリップの流れに合わせて調整
🛑 冬の安全運転で事故を防ごう!
冬道は、普段の運転とは違う危険が潜んでいます。
「自分は大丈夫」と過信せず、慎重な運転を心がけることが大切です。
これからの季節、凍結路面での事故が増えますので、ぜひ今回のポイントを意識して安全運転をしてくださいね!
あなたや大切な人が、無事に冬を乗り切れますように❄️
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