整体後のだるさはの犯人は好転反応!?
2018.07.23
整体に行ったのに体がだるい!この犯人は好転反応かも
何だか体の調子が優れない…。だるい…。
そのような理由で整体を訪れる人は多いのではないでしょうか。
しかし、整体に行ったのにもかかわらず体のだるさが続くのは、もしかしたら「好転反応」が原因かもしれません。
好転反応とは
体のだるさを取り除くために整体に行ったのに、整体を受けてもだるい状態が続くことに納得できない人もいるかもしれませんが、
整体後のだるさは好転反応の可能性が高いでしょう。
好転反応とは、今まで悪い姿勢やストレスで圧迫されてきた神経や筋肉が整体によってゆるんでいく段階で起こる変化で、
体の状態が悪い方から良い方向へ移行する時に感じる痛みや倦怠感などを指します。
徐々に蓄積されてきた不調が、整体で正常な状態へと戻されるためその変化に耐えられず、体が反応してしまうことがあるのです。
そのため、整体後のだるさは良いだるさといっても差し支えはないでしょう。
時間の経過と共に好転反応は薄くなっていき、元気な状態に戻っていきます。
好転反応の種類
好転反応にはいくつか種類があり、種類によって生じる体の状態は異なっていきます。
「弛緩反応」は眠さやだるさがある好転反応で、悪い姿勢が良い姿勢に変わっていく過程で、多少の痛みを伴うことがあります。
眠いなら睡眠をとり、だるいなら無理せず横になりましょう。
「過敏反応」は、整体を受けて回復する途中に下痢や便秘、発熱、痛みなどが起こるものです。
「排泄反応」は体の老廃物や毒素が外に出てくる反応で、汗や便、吹き出物などが普段よりも多く出始めます。
「回復反応」は血流や神経の働きが回復し始めた時に起こり、だるさや体の痛みなどの不調が現れます。
時間が経ち正常な状態になればこれらの不調はなくなります。
どんな人がなりやすいの?
好転反応は整体を受けたすべての人が感じるものではなく、中には反応を感じやすい人もいます。
特に症状が重い人や慢性化している人は好転反応の影響を受けやすいといわれています。
また、長期間にわたって持病の薬などを服用している人や、短期間の服用でも強い薬を飲んでいる人は好転反応が起こりやすいでしょう。
その他にも、長年にわたり食品添加物や加工食品を取り続けてきた人や、脂肪分の多い肉料理を好んで食べてきた人は強く反応が出る可能性があります。
好転反応は整体を受けた翌日から起こるケースが多いですが、早い人では施術直後に反応を感じてしまうこともあります。
短い人なら1日で治まりますが、人によって期間はさまざまです。
だるさなどの症状が続く場合は相談しよう
もしも好転反応が見られた場合は、食べ過ぎに気をつけ、体を冷やさないようにすることが大切です。
お風呂では湯船につからず、なるべくシャワーだけで済ませて体に負担をかけないようにすることも併せて実践してみてください。
好転反応が出ている間は、お酒も控えるようにしましょう。
あとは、よく寝たり水分をしっかり取ったりと、一般的に体に良いとされることをやってみましょう。
しかし、このように好転反応後の生活に留意しているにもかかわらず、反応が数日を超えてもまだ続く場合は、施術を受けた整体師や医療機関などに相談に行ってください。
その不調の原因は別なことによるかもしれません。
まとめ
整体に行った後に感じるだるさは、好転反応という体が良い方向へ向かっていることのサインの可能性が高く、心配する必要はあまりありません。
好転反応は誰にでも出るわけではなく、特に症状が重い人などに出やすいという特徴があります。
体をしっかり休めてリラックスすることで、好転反応は次第にやわらいでいくことでしょう。
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足のしびれの原因と対策
2018.07.18
足のしびれの原因と対策
- 歩いていると足がしびれてきて歩くのが辛くなる…
- 常にお尻から足にかけてしびれている…
- 足が冷えている感じがしてしびれも感じる…
- デスクワークをしていると足がしびれてくる…
- 朝起きた時に足がしびれている…
こんな症状を訴える方が非常に多いです。
足のしびれの原因と一般的に言われるもの
まず考えて欲しいのが、なぜ足がしびれるのかという事です。
一般的に言われる足のしびれの原因を上げていきます。
神経が圧迫されている
これが一番多く聞く原因ではないでしょうか?
代表的なものが
・腰部椎間板ヘルニア
・脊柱管狭窄症
・分離症
・すべり症
どれか一つは聞いたことがあると思います。
これらは、器質的な変性を起こし、足にいく神経「坐骨神経」を圧迫して足にしびれが起きると言われています。
これらは腰の痛みも同時に起きることが多いです。
足の血流が悪い
足の血液循環が悪いことによってしびれが起きると言われています。
代表的なものは
・下肢の閉塞性動脈硬化症
下肢の閉塞性動脈硬化症は、足の血管の動脈硬化により、狭窄(きょうさく)(血管が狭くなる)や閉塞(へいそく)(血管が詰まる)を起こして、血液の流れが悪くなり、足先へ栄養や酸素を十分に送り届けることができなくなる病気で、足にさまざまな障害が現れると言われています。
特徴的なのは間欠性跛行が現れることです。
足のしびれって本当にそんな原因で起こってるの?
確かに、腰部椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、下肢の閉塞性動脈硬化症って言われましたという患者様が足のしびれを訴える事は多いです。
でも施術をしていくうちに足のしびれが消える方も多いのが事実。
もし本当に上記のような事が原因で足のしびれが出ているなら、手術して取らないと良くならないと思うんですよね。
自然治癒力が最大化して根本改善するっていうのなら納得出来るんですが、1回の施術でも施術の直後とかは足のしびれが消えたって人も非常に多いです。
足のしびれの根本原因は○○にある!
私たちは、長年勉強を続けついにある答えにたどり着きました。
足のしびれの根本原因は「疲労」にある!
今の段階ではこれが1番納得できる答えです。
この答えにたどり着く前は
・神経が圧迫されている。
・腰部や殿部の気質的な変性。
疲労から始まる足のしびれのメカニズム
①疲労がたまる
日常生活の中で疲労がたまります。
寝れば通常は疲労が回復しますが、疲労が強ければ強いほど体内の疲労物質が増えます。
②内臓疲労
体内の疲労物質は肝臓や脾臓などで分解するため、疲労物質が増えると肝臓、脾臓などの疲労が強くなります。
③体がゆがむ、姿勢が悪くなる
内臓が疲労すると、内臓の働きを高めるために内臓に血流を集めようとします。
その時人間の体は前傾姿勢になります。
お腹が痛い時に前傾姿勢になるような姿勢と一緒です。
そして前傾になった姿勢をまっすぐに戻そうと体がゆがみあってどんどんゆがみが強くなっていきます。
④血流が悪くなる
身体がゆがむと血流が悪くなります。
身体がゆがんだ状態は、ホースがねじれたようなイメージです。
ホースがねじれていたら、血液の流れが悪くなるのはイメージ出来ると思います。
⑤筋肉が硬くなる
血流が悪くなると筋肉が硬くなります。
そして筋肉が硬くなると更に血流が悪くなります。
そして更に筋肉が更に硬くなるということを繰り返します。
⑥足のしびれが出る
最終的に筋肉や組織が損傷を起こし足のしびれが出ます。
このような症状どお困りの方、ほっと整体整骨院では只今
初めてご来院の方に鍼灸治療無料体験を実施しています。
いつでもご相談下さい(*^-^)/\(*^-^*)/\(^-^*)
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熱中症 予防 対策
2018.07.13
めっぽう暑い日が続いていますが皆様身体の調子はいかがでしょうか?
熱中症の予防・対策
いつでもどこでもだれでも条件次第で熱中症にかかる危険性がありますが、熱中症は正しい予防方法を知り、普段から気をつけることで防ぐことができます。
例えば、初夏や梅雨明け・夏休み明けなど、体が暑さに慣れていないのに気温が急上昇するときは特に危険です。
無理せず、徐々に体を慣らすようにしましょう。
シーズンを通して、
暑さに負けない体づくりを続けよう
熱中症を予防するためには、暑さに負けない体作りが大切です。
気温が上がり始める初夏から、日常的に適度な運動をおこない、適切な食事、十分な睡眠をとるようにしましょう。
-
「水分を」こまめにとろう
のどがかわいていなくても、こまめに水分をとりましょう。
スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲料は水分の吸収がスムーズにでき、汗で失われた塩分の補給にもつながります。
-
「塩分を」ほどよく取ろう
過度に塩分をとる必要はありませんが、毎日の食事を通してほどよく塩分をとりましょう。
大量の汗をかくときは、特に塩分補給をしましょう。
ただし、かかりつけ医から水分や塩分の制限をされている場合は、よく相談の上、その指示に従いましょう。
・「睡眠環境を」快適に保とう
通気性や吸水性の良い寝具をつかったり、エアコンや扇風機を適度に使って睡眠環境を整え、寝ている間の熱中症を防ぐと同時に、日々ぐっすりと眠ることで翌日の熱中症を予防しましょう。
-
「丈夫な体を」つくろう
バランスのよい食事やしっかりとした睡眠をとり、丈夫な体をつくりましょう。
体調管理をすることで、熱中症にかかりにくい体づくりをすることが大切です。
日々の生活の中で、暑さに対する工夫をしよう
暑さは日々の生活の中の工夫や心がけでやわらげることができます。
適度な空調で室内の温度を快適に保ったり、衣服を工夫することで、熱中症の危険を避けやすくなります。
また、日よけをして直射日光を避けましょう。
自分のいる環境の熱中症危険度を常に気にする習慣をつけることも重要です。
-
「気温と湿度を」いつも気にしよう
いま自分のいる環境の気温や湿度をいつも気にしましょう。
屋内の場合は、日差しを遮ったり風通しを良くすることで、気温や湿度が高くなるのを防ぎましょう。
・「室内を」涼しくしよう
扇風機やエアコンで室温を適度に下げましょう。
過度の節電や「この程度の暑さなら大丈夫」とガマンしてはいけません。
-
「衣服を」工夫しよう
衣服を工夫して暑さを調整しましょう。
衣服は麻や綿など通気性のよい生地を選んだり、下着には吸水性や速乾性にすぐれた素材を選ぶとよいでしょう。
・「日ざしを」よけよう
ぼうしをかぶったり、日傘をさすことで直射日光をよけましょう。
また、なるべく日かげを選んで歩いたり、日かげで活動したりするようにしましょう。
・「冷却グッズを」身につけよう
冷却シートやスカーフ、氷枕などの冷却グッズを利用しましょう。
毎日の生活で使えるものから夏の寝苦しさをやわらげるようなものまで、さまざまなグッズがあります。
ちなみに、首元など太い血管が体の表面近くを通っているところを冷やすと、効率よく体を冷やすことができます。
熱中症ひとことメモ
当日の最高気温を知るだけでなく、その日の気温と湿度の変化を知る、室内の気温や湿度の状況を知ることも熱中症予防に効果があります。
「いま自分のいる環境がどのような状態なのか」を知ることは、熱中症予防のたいせつなポイントです。
また、熱中症の発生には、体調が大きく影響します。
自分のいる環境を知ることとあわせて自分の体を知り、体調に敏感になりましょう。
特に注意が必要なシーンや場所で、
暑さから身を守るアクションを
炎天下でのスポーツや、空調設備の整っていない環境での作業時などでは、熱中症の危険からしっかりと身を守るアクションをとることが必要です。
適度な水分と塩分の補給をおこない、こまめに休憩をとるようにしましょう。
-
「飲み物を」持ち歩こう
出かけるときは水筒などでいつも飲み物を持ち歩き、気づいたときにすぐ水分補給できるようにしましょう。
-
「休憩を」こまめにとろう
暑さや日差しにさらされる環境で活動をするときなどは、こまめな休憩をとり、無理をしないようにしましょう。
・「熱中症指数を」気にしよう
携帯型熱中症計やテレビ、Webなどで公開されている熱中症指数で、熱中症の危険度を気にしましょう。
すでにかなりの暑さですが、まだまだこれからです。
皆様しっかり体調管理をして、精一杯夏を楽しみましょヽ(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ノ
遊び過ぎや働き過ぎたらいつでもお越し下さいね( ≧∀≦)ノ
いつでもご相談お待ちしております( *´艸`)
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13日の金曜日が不吉なのは⁉️
2018.07.10
さぁ、皆さんお待ちかねの今日はなんの日?
ですよーー(*^-^)/\(*^-^*)/\(^-^*)(笑)
あれ?待ってないとか言わないで下さいね(笑)
因みに今週は13日の金曜日ですΣ(ノд<)
なぜ、この日が不吉なのでしょうねー( ´;゚;∀;゚;)
やっばりジェイソン?ジェイソンなのかぁー???(笑)
13日の金曜日は山奥の古い迷信と思ったら大間違い。
米国ではこの日が怖い人は1,700万人から2,100万人もいて、
「13日金曜日恐怖症(friggatriskaidekaphobia)」なんて病名があるほどです。
なぜそんなに不吉な日なのか?
起源は曖昧なところもありますが、もともと金曜日と13は別々に縁起が悪いものとされてきました。
で、不吉なもの2つが合体して最凶最悪な日として初めて記録に残ったのは19世紀後半ごろのことです。
キリスト教起源説
まず金曜日ですが、これに関してはキリスト教起源説が最も有力です。
昔から金曜日はイヴがアダムに「リンゴ」をわけ与え、楽園から追放された日とされてきました。
無論、【金曜日】ができたのはもっと後になってからなので辻褄があわないんですけどね。
(注: そんなこと言ったらリンゴという話も創世記にはなんの記述もなくて、2世紀にできた話ですが)
また、古来アダムとイヴが死んだ日も「金曜日」とされます(アゲイン、死んだ頃には金曜日なんて存在もしてなかった)。
ソロモンの神殿が破壊されたのも、金曜日。
イエス・キリストが十字架刑に処せられたのも金曜日、今でいう「聖金曜日(グッドフライデー)」です。
ただ面白いことに比較的年代の新しい文献には、同じ縁起の悪い金曜日でも聖金曜日は例外という記述が若干残ってます。
例えば、これは1857年のものです。
金曜日の航海は縁起が悪いという偏見があるにも関わらず、遊覧船のシーズン初航海に限っては聖金曜日という遊覧船がほとんどだ。
美神フレイヤ起源説
あと1つは「キリスト教以前に遡る」という説です。
「Friday」という言葉の起源は古代スカンジナビアの女神フリッグ(Frigg)、またの名をフレイヤ(Freyja、たぶん同一)といい、愛、美、知、死、魔力を司る才能豊かな女神です。
チュートン(ゲルマン)人の間では金曜日は不運な日、特に結婚式の日取りとしては最悪だと信じられていましたが、それはこの女神があまりにも魅力的だからなのだとか。
後にキリスト教の教会によって女神フレイヤは完全に悪者にされちゃったので、それも影響したのかもしれません。
キリスト教と北欧神話、いずれにしても古い話ですが、その割には文献に金曜日が凶日として記されたのは17世紀になってからです。
迷信は続く200年の間に広まり、19世紀になる頃には一部文化圏ではほぼユビキタスになっています。
13はキリスト教の凶数
次に「13」ですが、これも金曜日同様、起源をめぐっては諸説あり、最も有力なのはキリスト教起源説です。
キリスト教では夕餉のテーブルに13人座るのは死ぬほど縁起が悪いこととされます。
これは最後の晩餐で13番目の席に座ったのがイスカリオテのユダと思われているから。
しかしながらヒンズー教でも、何かの目的でいっときに13人集まるとロクなことが起こらないと信じられています。
遠く離れた北欧でも、古代ヴァイキングの間で非常に酷似した話がありました。古い北欧神話のこの話です。
――12神がヴァルハラ宮殿で祝宴を囲んでいると、招いた覚えのない悪戯神ロキが現れ、13の凶数になってしまった。
ロキは冬と闇を司る盲目の神ホドをそそのかして、善神バルドルをヤドリギの剣で殺めさせ、ヴァルハラは一転して死の悲しみに沈んだ。
――ここでもやはり、晩餐に13人集まるとロクな結果にならないということが示されています。
ぜんぜん違う宗教なのに、なぜこうも13は忌み嫌われるのか?
その原因については、家父長支配社会の基礎を築いた人たちが地母神の影響力を根絶やしにするために、わざと13を凶数にしたという説もあります。
女神信仰の文化圏では13という数字は崇め奉る対象なんですね。
なぜかというと、1年を月のめぐりと月経周期で割った数だから。
この説を唱える人たちは、1年13ヶ月の太陰暦にかわって12ヶ月の太陽暦が普及するにつれ、13という数字そのものが忌み嫌われるようになった、と言ってます。
エジプトでは13は永遠の命を意味した
ならば古代文明すべてが13を忌み嫌っていたかというと、そんなことはありません。
古代エジプト人は、「人の精神的成長には段階があり、人は一生の間に12の段階を経験するが、悦びの境地に達するのは死後、すなわち永久の命を得る13番目の段階だ」という信仰をもっていました。
つまり13はエジプト人にとっても死を表す数であることは同じなのですが、それは決して腐敗して朽ち果てる恐怖の対象ではなく、輝かしい永遠の命を表したのです。
まあ、エジプトの影響を受けた他の文化圏で、当初の意味が薄れて不幸な死を意味する数に姿かたちを変えてしまったという推論も成り立ちそうですね。
金曜日同様、13が凶数という考え方も勢いを増したのは大体17世紀から18世紀の頃です。
19世紀になる頃には西欧のいくつかの文化圏でかなり広く定着してます。
13日金曜日はいつ合体した?
よく言われるのは「テンプル騎士団が逮捕されたのが1307年10月13日金曜日だった、そこから始まった」という説です。
ただしこの説を裏付ける記録は、一切残っていません。
あと1つの説は、「ハロルド2世の治世の最後の日が1066年10月13日金曜日だった」時点に遡るという説です。
ハロルド2世はノルマンディー公ウィリアムに王位を手放す機会を与えられていながら、それを拒否し、翌日ウィリアムは武力行使でヘイスティングズの戦いで王位を奪い、ハロルド2世は崩御します。
しかし、こちらも裏付ける記録はありません。
まあ、それもムリないかな…。
なんせ13と金曜日が不吉な印という考え方が広く普及したのは19世紀ですから、合体したのは普通に考えて19世紀の中盤から後半以降でしょう。
ファウラーの13の会
13日の金曜日に言及がある最古の史料の1つ、それはウィリアム・ファウラーが発起人のクラブに関するものです。
ファウラーはこの類いの話が何の根拠もない世迷いごとに過ぎないことを実証するため、「The Thirteen Club(13の会)」なるものを結成します。
会員の役目は単純です。13人集まって夕飯を食べるんです。
初会合の日取りはもちろん、1881年1月13日の金曜日。
それだけじゃまだ物足りないので、13人は、はしごの下を歩き(イギリスでは縁起が悪いとされる)
13号室のテーブルに座り、食事中もテーブルの上に塩をこぼしまくる(これもイギリスでは縁起が悪い)という念の入れようでした。
もう少し古い史料は1869年のものです。
ジョアキーノ・ロッシーニの伝記の中で作家のHenry Sutherland Edwardsがこう記しているのです。
彼(ロッシーニ)は最後の時まで、自分を尊敬してやまぬ友人たちに囲まれていた。他の多くのイタリア人同様、彼も金曜は縁起の悪い日で13は縁起の悪い数だと思っていたのだとするなら、11月13日金曜日に没したのは、なんという運命のいたずらだろう。
まあ、イタリアでは13日の金曜日は昔から縁起の悪い日とは思われてなくて、ずっと13はラッキーナンバーなんですけどね。
他の欧米諸国の影響でごく最近になって変わってきましたが。
イタリア人が忌み嫌う凶数は昔から17なんです。
なのでイタリアで13日金曜日に相当するのは17日の金曜日。
Henry Sutherland Edwardsはイギリス人だからこう書いてるだけで。
こうした文献が登場した前後から13日の金曜日が不吉という話が勢いを増し、20世紀にはバーッと史料も増えます。
そして1907年には証券ブローカーのローマス・W・ローソンが
「Friday the Thirteenth(13日の金曜日)」という小説を書くに至る、というわけです。
大体想像がつくと思いますが、証券ブローカーが13日の金曜日に市場を破壊する、という物語です。
結局は確証バイアス
それにしてもホラー映画「13日の金曜日」シリーズを別にすれば、なんでこうも13日の金曜日の恐怖はわれわれの集団意識に根強く残っているのか?
これは心理学者によると、たまたまその日に起こると人はそれと結びつけて考えてしまって、平穏無事何事もなく過ぎた13日金曜日のことは都合よく全部忘れてしまう、要は「確証バイアス(confirmation bias)」の最たる例だということです。
[おまけ]
・オランダ保険統計センターが2008年、13日の金曜日が他の日と変わりないことを証明しようと国内の交通事故のデータを集計してみたところ、正反対の結果が出てしまいました。
運転に関しては13日の金曜日の方が他の日より少しだけ安全な日だったんです。
少なくとも2006から2008年の間、オランダ国内ではそうでした。
きっと13日の金曜日はみんな怖がって運転しないし、運転も慎重になるからかなってことです。
火災、犯罪にも似た傾向が見られ、13日の金曜日は件数が少なかったそうです。
・スペインの影響が強い国の多くでは、13日の金曜日より13日の火曜日の方が厄日です。
いやぁ、ジェイソン関係なかったですね(笑)
というか、皆様ジェイソンはご存知なのでしょうか?
是非ともレンタルにて13日の金曜日を、探してみて下さいませ(*^-^)/\(*^-^*)/\(^-^*)
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僧帽筋ストレッチでバストアップも!?
2018.07.06
つらい肩こり・背中こりを解消する、僧帽筋・肩甲骨周辺ストレッチ
このストレッチは、肩こりを解消するのに効果的です。
床に肩を付けることで、僧帽筋や肩甲骨周りを効率よくほぐせます。
さらに、背骨から肩甲骨を離し、肋骨が大きく開くことで、僧帽筋に付随する筋肉もしっかりとストレッチされます。
今どの部位が伸びているのか、僧帽筋の図解を思い出しながら動作することで、より効果が高まりますよ。
■効果:背中・首・腰周りのだるさやこり解消、むくみ・冷えの改善
■実践期間:1日3分×週3回×3週間でボディラインに変化が生じてきます。
■やり方:
1.肩の真下に手をつき、腰の真下に膝をつく四つ這い姿勢に
つらい肩こり・背中こりを解消する僧帽筋ストレッチ1 手のひらを床につけ、膝を床につけます。
肩の真下に手のひらを、股関節の真下に膝をつき、床に四つ這い姿勢になります。
2.右手を左腕の下に通して伸ばし、左手は正面に伸ばし、右肩甲骨をストレッチ
つらい肩こり・背中こりを解消する僧帽筋ストレッチ1 右肩を床につけ、右肩甲骨周辺をストレッチします。
右手の甲を下にして、左腕と体の間を通して体の外側に出していき、右の肩甲骨から腕にかけてストレッチしながら、右肩・右肘・右側頭部を床につけます。
同時に左手はゆっくりと前に伸ばし、腰の付け根から左脇腹も伸ばします。
左腕の下から顔を出したら目線は天井方向、もしくは床側に向け、首の後ろも気持ちよく伸ばしましょう。
そのまま10呼吸ほど繰り返し、元の位置に戻ります。
3.反対側も同様におこなう
つらい肩こり・背中こりを解消する僧帽筋ストレッチ3 反対側も同様に動作しましょう。
背骨から肩甲骨が離れるのをイメージするのも◎
反対側も同様に動作しましょう。
左手の甲を下にして、右腕と体の間を通して体の外側に出していき、左の肩甲骨から腕にかけてストレッチしながら、左肩・左肘・左側頭部を床につけます。
同時に右手はゆっくりと前に伸ばし、腰の付け根から右脇腹も伸ばします。
この動作のポイントは、床につけている肩側の肩甲骨や僧帽筋、広背筋を横に広げるようなイメージでおこなうことです。
疲れの溜まりやすい肩周りや腰周りをゆっくりほぐしていきましょう。
バストアップにも役立つ、僧帽筋ストレッチエクササイズ
この動作は、体の前側を伸ばすストレッチと、僧帽筋をギュッと縮めて筋肉を刺激するエクササイズ要素を取り入れています。
背中の筋肉はあまり鍛えるチャンスがないので、このエクササイズを取り入れることで僧帽筋を鍛え、肩甲骨をギューッと背骨に引き寄せ、美しいバストラインに仕上げていきましょう。
■効果:バストアップ、背中や首のこり解消、姿勢の改善。
■実践期間:1日1分×週3回×3週間でボディラインに変化が生じてきます。
■やり方:
1.床にうつ伏せになり、指先を伸ばす
バストアップ僧帽筋ストレッチ1 うつ伏せになります
床にうつ伏せ寝になり、腕は太もも横に沿わせ、手のひらを天井に向けて指先を伸ばします。
3.息を吸いながら顎・足の甲・手の甲を床から離す
バストアップ僧帽筋ストレッチ2 顎、つま先を床から離し、体の裏側の筋肉を刺激します
息を吸いながら顎・足の甲・手の甲を床から離し、体の裏側全体の筋肉を刺激します。
そのまま3秒キープしたら、ゆっくり体を床に戻します。
この動作を3回繰り返しましょう。
腰が反らないように注意しながら、つま先は後ろに、頭のてっぺんは天井に引っ張られるイメージでおこなうのがポイントです。
以上3つの背中ストレッチ・エクササイズを紹介しました。
開ききって丸まった背中や、首や肩の疲れ・こりが溜まると、不調だけでなく老け見えにもつながってしまいます。
ストレッチ・エクササイズでギュッと締まった美しく健康的な背中を取り戻しましょう。
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僧帽筋をほぐして改善!!
2018.07.04
3分で背中ストレッチ!僧帽筋をほぐして猫背肩こり改善
背中は疲れが溜まりやすいと同時に、脂肪も溜まりやすい部位です。
大切なことは、肩甲骨周辺の”僧帽筋”をほぐし、肩甲骨の動きをよくすることです。
そこで、今回は僧帽筋の働き、仕組みと綺麗な背中をつくるストレッチをご紹介します。
背中の疲れやこりを放っておくと、見た目も老ける?
背中の疲れを放っておくと、こりが酷くなるだけでなく、見た目も老けてしまう?
スマホが原因の“スマホ首”に注意、という記事をよく目にするようになりました。
肩や背中のこりは頭痛や視力低下、イライラを引き起こすだけでなく、「オバさん見え度」も高めてしまうのはご存知ですか?
理由は、簡単! 筋肉が凝り固まると硬くなり、硬くなると動きが悪くなって血流が悪くなるため、首から繋がる肩や背中にかけての血流が悪くなり、冷えて脂肪も付きやすくなります。
つまり、丸まったまま凝り固まった背中を放っておくと、肉がついてたるんだ後ろ姿の「オバさん体型」を招いてしまうのです。
しかも、背中が丸まって広くなるということは、前側の胸は縮んでバストの下垂を引き起こしかねません。
まずは首や背中のこりやボディラインに、多大な影響を与える筋肉「僧帽筋」について簡単に説明していきましょう。
僧帽筋とは? 綺麗な背中をつくるポイントになる筋肉
読み方は、「そうぼうきん」。ちなみに英語では「Trapezius muscle」です。
和名の「僧帽」は修道士のフードに似ていることから名づけられたと言われています。
僧帽筋は、背中の一番表層にあるので手で触ることができます。
上から、上部・中部・下部=僧帽筋上部線維・中部線維・下部線維に分けられます。
僧帽筋の役割・働きは?
僧帽筋は、腕(三角筋)の働きを助け、肩甲骨を正しい位置に安定させる役割があります。
上部(僧帽筋 上部線維)は、筋肉的に薄く力が弱く、首からつながっていますが、さほど首の動きには関係していません。主に鎖骨や肩甲骨を引き上げる時に働きます。
中部(僧帽筋 中部線維)は、厚くて力も強く、肩甲骨をまっすぐ上に上げる(挙上※)、肩甲骨を背骨側に引き寄せる(内転※)、肩甲骨を斜め上に上げる(上方回旋※)させる働きがあります。
また、肩甲骨を締める時に作用する菱形筋(りょうけいきん)と共に肩甲骨を正しい位置を保持するという役目も担っています。
“スマホ首”と言われるのは、この部位が開いたままの状態になり、猫背や首の疲れとなることを指すのです。
下部(僧帽筋 下部線維)は、肩甲骨を下に下げる(下制)、内転、上方回旋させる助けをします。
※動きがわかりにくい人は、次の動きを試してみてください。
肘を曲げ軽く握ったげんこつが前に向く状態を作ります。
「挙上」は肘をまっすぐ上に引き上げるときの動き。
内転は、肘を背骨側に引き寄せるときの動き。
「上方回旋」は、肘を斜め上に上げるときの動きを指します。
背中ストレッチの効果や僧帽筋を鍛えるメリット
背中が凝り固まり、僧帽筋の動きが悪くなると次のような不調やデメリットが考えられます。
■首・肩・腰・背中がこる
■猫背になりやすい
■顎が前に突き出た姿勢になりやすい
■肩甲骨が埋もれて、老けた印象の背中に
■背中にムダ肉がつく
■背中が丸まり、ポッコリお腹になりやすい
■バストラインの下垂
背中ストレッチの効果や僧帽筋を鍛えるメリットはこれらの逆になります。
以上から、僧帽筋が衰えると肩甲骨周辺に丸みを帯びたムダ肉がつき、肩甲骨から下がたるみます。
ふだん自分では見えない背中だからといって侮らず、こりを感じたら、ストレッチで血流を促し、疲労物質を流すことが大切です。
合わせて、筋力を付けることで血液循環もよくなるので、疲れにくい体になると同時に太りにくい体にも近づきます。
疲れやこりをとる背中ストレッチと合わせて、背中を引き締める動作を含んだ僧帽筋ストレッチエクササイズを習慣にして実践していきましょう。
簡単! 肩甲骨の位置で姿勢をチェック
まずは、今のあなたの背中をチェックしてみましょう。
簡単に後ろ姿をチェックする方法
チェックしたいのは以下の2点です。
・大転子(お尻横の骨)→肩→耳まで一直線になっているか?
・肩のラインや肩甲骨の下部ラインが横一列になっているか?
ご家族などに見ていただくと、分かりやすいと思います。
例えば、縦のラインが崩れていたら、骨盤が前傾、後傾しているから腰痛になりやすいかもしれません。
横のラインが崩れていたら、肩が内側に入って猫背型、もしくは肩の左右が肩こりの原因かもしれません。
背中全面を伸ばす、背中スッキリストレッチ
このストレッチは、上半身をささえる要となる筋肉、僧帽筋から広背筋、脊柱起立筋群をほぐします。
首の後ろから尾てい骨までを大きく動かすことで、筋肉の繋がり、体の繋がりを感じましょう。
最初は大きく体が動かなくても、徐々に動くようになってくるので、呼吸を止めずに気持ちよくおこなうことで、腰から背中の疲れを解消しましょう。
■効果:首・肩・背中・腰の疲れ改善、むくみ・冷え改善、体幹の筋力アップ、姿勢の改善。
■実践期間:1日3分×週3回×3週間で心身ともに変化を感じられます。
■やり方:
1.背筋を伸ばして座り、両手は膝の上に置く
背中スッキリ僧帽筋ストレッチ 背骨を伸ばし両手は膝に置きます。
床か椅子に座り、両手を膝の上に乗せます。
この時、肩の力を抜き肩甲骨を下方向へ下げましょう。
2.息を吸いながら、体の前側(お腹・胸・喉)を伸ばす
背中スッキリ僧帽筋ストレッチ 息を吸いながら、目線を上に向けながら、お腹・胸を伸ばします
息を吸いながら、目線をゆっくり天井方向に向け、お腹・胸・喉を伸ばしていきます。
腰は大きくそらし、お尻を突き上げるイメージで、首の後ろから尾てい骨をゆっくり動かしてください。
3.息を吐きながらゆっくりと目線をおへそに向け、背中を伸ばす
背中スッキリ僧帽筋ストレッチ 息を吐きながら、目線をおへそに向けて、腰から首の後ろを伸ばします
息を吐きながらゆっくりと目線をおへそに向け、体の後ろ側(首・背中・腰)を伸ばします。
この時、肘が伸びるまで、背中(肩甲骨)を大きく後ろに押し出し、首の後ろから尾てい骨までしっかりと伸ばします。
2~3の動きを繰り返し、ゆったりとした動きながら上半身を大きく動かし、ストレッチを深めましょう。
目安は8回ほど繰り返し、体の状態を確認していきます。
伸ばし足りないようであれば、あと1セット追加して実践してもOKです。
まだまだあるので続きはまた次回ですよー(*^-^)/\(*^-^*)/\(^-^*)
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頭痛は整体で改善出来る⁉️
2018.07.02
緊張型頭痛・慢性緊張型頭痛
整体で改善できる症状と効果
緊張型頭痛は男性よりも女性に多く、頭痛のなかでも最も多い頭痛といわれています。偏頭痛(片頭痛)や群発頭痛に比べ症状が軽く、日常生活においても支障を及ぼすほどの症状は少なく予後良好な頭痛です。しかし、頻繁に再発したり、慢性化すると日常生活にも支障をきたし、外出を控えたり、仕事を休業せざるをえない人もいます。痛みは主観的なものなので、本当のつらさは本人にしかわかりません。ここでは、緊張型頭痛を改善したい方に整体で改善できる症状と整体効果をご紹介します。
●緊張型頭痛の症状●
●緊張型頭痛の原因●
●緊張型頭痛と整体●
●整体で改善できる症状と整体効果●
●緊張型頭痛でお悩みの方へ●
*緊張型頭痛の症状*
緊張型頭痛にはさまざまな症状があります。
一口に緊張型頭痛と言っても、痛みの強さや種類など人それぞれ違います。
たまに痛くなるという人もいれば、慢性の緊張型頭痛に悩まされている人もいます。
そして、頻繁に頭が痛くなるというのは日常生活に支障がでるだけでなく精神的にもつらいものです。
緊張型頭痛の主な症状
- 頭痛の持続時間:30分〜7日間持続
- 偏頭痛(片頭痛)のようにズキンズキンと脈打つような激しい痛みではなく、頭が締め付けられるような鈍い(重い)痛み
- 頭全体や後頭部が痛む
- 頭痛の強さは軽度~中等度で寝込むほどの症状は片頭痛に比べて少ない
- 偏頭痛(片頭痛)のように歩いたり、動いたりしても痛みが強くなることはない
- 偏頭痛(片頭痛)のような前兆(目の前がチカチカするなど)や嘔吐がない
その他に、めまいやふらつき、体がだるくなるなどの症状があります。
また、偏頭痛(片頭痛)と併発したり、肩や首のこりを伴うことが多いのも特徴です。
*緊張型頭痛の原因*
緊張型頭痛も偏頭痛(片頭痛)と同じようにいくつかの説があるものの原因は未だ明らかになっていません。
緊張型頭痛のメカニズムは明らかにされていませんが、緊張型頭痛の発症・慢性化と関係があると考えられているものには以下のようなものがあります。
緊張型頭痛を引き起こす2つのストレス
緊張型頭痛は別名ストレス頭痛とも呼ばれ、精神的・身体的ストレスが頭痛の発症に関与しているといわれています。
緊張、不安、うつ、運動不足・うつむき姿勢、あるいは口・顎部の機能異常が、緊張型頭痛の発症に関係します。
精神的ストレスと緊張型頭痛
緊張型頭痛を引き起こす要因としてストレスによる精神的緊張があります。
ここでのストレスとは、不安や心配事などの精神的なストレスです。
過度のストレスや精神的緊張が中枢神経や、交感神経の働きを乱し頭痛を誘発すると考えられます。
身体的ストレスと緊張型頭痛
運動不足や長時間のうつ向き姿勢、不眠などにより頭、首などの筋肉(頭部筋肉群)が緊張します。
筋肉の緊張とは筋肉が収縮した状態です。筋肉が収縮すると血管が圧迫され血流が不足します。
そして、この筋肉の収縮(こり)や血流不足が頭痛を引き起こすと考えられます。
*緊張型頭痛と整体*
病院では、主に薬物による痛みの緩和を目的とした治療をおこないますが、整体では、痛みを引き起こす原因の筋肉に直接アプローチします。
緊張型頭痛の人に共通しているのは頭部周辺の筋肉の緊張です。
緊張型頭痛の人は顎やこめかみの筋肉をはじめ、首や肩の筋肉などが硬く緊張しています。
この無意識に緊張している筋肉を緩めることができれば緊張型頭痛を改善することができます。
筋肉が緊張して過度に収縮すればするほど痛みは強くなり、筋肉の弛緩不全(収縮して元の状態に戻らない)が続けば、症状は慢性化します。
整体では、何らかの原因(きっかけ)で過度に緊張した筋肉に直接アプローチして痛みを改善します。
整体は、緊張して硬くなっている筋肉を緩め、体を「自然に治る状態」にするのが目的です。
緊張型頭痛をはじめとする体の痛みは身体の状態(コンディション)の問題です。
緊張型頭痛の人は、単純に、頭が痛くなる状態(コンディション)なだけです。
頭が痛くなるコンディションを痛くならないコンディションに変えるのが整体です。
ちなみに、筋肉にアプローチするというのは、頭痛体操やストレッチ、マッサージなどと共通しています。
頭痛体操やストレッチ、マッサージも目的とやり方を間違えなければ痛みは改善します。
ただし、筋力をつける、筋肉を柔軟にする、筋肉をほぐす目的で行っても痛みは改善しません。
目的はあくまでも、無意識に入っている力を抜く、緊張している筋肉を緩めることです。
*整体で改善できる症状と整体効果*
整体では診断名で痛みを判断することはしません。
緊張型頭痛も偏頭痛(片頭痛)も、その人の痛みの感じ方や筋肉の状態(動きや硬さ)などをみて判断します。
こめかみが痛い、後頭部が痛い、肩がこる、首が痛いなど、さまざまな症状がありますが、痛みの場所が変わるだけでアプローチの仕方は変わりません。
こめかみが痛いときはこめかみの痛みに影響する筋肉を緩め、後頭部が痛いときは後頭部の痛みに影響する筋肉を緩めます。
整体で改善できる緊張型頭痛の症状
整体で対応できる症状は、外傷(けが)・腫瘍・感染症・内科系疾患等を除く筋肉に関する症状全般です。
筋肉・腱・靭帯の痛み、こり、しびれ、違和感、動き(可動域)を改善します。
具体的には、首の付け根の痛み。振り向きずらい。上や下が無傷らい。など、力を入れると痛い、動くと痛い、動かない、動きずらいという症状です。
また、緊張型頭痛では、頭や首、肩だけ痛いというケースは少なく、多くは、鎖骨周辺、肘や手首にも痛みがあります。
これらの緊張型頭痛に影響を与えている筋肉の緊張を緩めることが頭痛の再発、慢性化を防ぐ鍵になります。
整体では、一部の痛みだけを見るのではなく、体全体を見て施術を行います。
体全体の筋肉の緊張を緩め、筋肉のバランスが整うと姿勢(ストレートネック、猫背)や歩き方なども自然に改善していきます。
筋肉の緊張を緩めることで得られる整体効果
整体に求められる効果で多いのは、痛み・動き・姿勢の改善です。
実は、この3つはすべてリンクしていて、痛み・動き・姿勢の順に改善していきます。
整体効果1.緊張型頭痛の痛みの不安
痛みが長引けば長引くほど「痛みに対する恐怖や不安」が大きくなります。
「悪化したら働けなくなる」「薬を手放すのが不安」という環境にいたら治るものも治りません。
心が緊張すれば体も緊張します。体が緊張すれば痛みはいつまでたっても無くなりません。
「痛み」とは筋肉の緊張であり、筋肉の緊張は心の緊張です。
整体では、症状ではなく、あなたという人に向き合い、正しい情報や整体技術を使って痛みと痛みに対する不安を解決します。
整体効果2. 首や肩の動きについて
緊張型頭痛には首や肩の筋肉の緊張を緩めることがポイントになります。
しかし中には首や肩の筋肉が硬く緊張して動かすと痛い、動きがぎこちない、動かないという人もいます。
「体は動かさないと動かなくなる」これは、リハビリ経験がない人でもわかるとおもいます。
実際に首や肩を動かさないでいると固まって動かなくなったり、動かすと痛くなったりします。
体の動きは全て連動していますから、首や肩の動きが制限されるとやがて腕や背中、腰などに痛みを発します。
なかには緊張型頭痛には運動療法が効果があるからといって痛いのを我慢して動かさせたり、ストレッチをさせたりする治療家もいます。
しかし、首や肩の痛みを我慢しながら動かすと逆効果になります。根性論で解決しようとしても必ず失敗します。
痛みと痛みに対する不安がなくなれば、自然に体を動かしたくなります。
そして、「体は動かせば動かすほど動くようになります」
整体はその状態になる「きっかけ」をつくり、ご自身で管理、ケアできる状態にします。
整体効果3. 姿勢
緊張型頭痛の方が特に気にされるのが、姿勢や歩き方です。
ストレートネックや猫背が原因と言われた人もいるかもしれません。
しかし、姿勢や歩き方は変えようと思ってもなかなか変えることはできません。
なぜなら、今の姿勢や歩き方が今の体にとって一番楽だからです。
また、長年、痛みをかばっていていたり、緊張する癖がついていると体は自然な姿勢、歩き方を忘れてしまいます。
いろいろな姿勢や歩き方のコツをアドバイスされても逆に不自然だったりします。
姿勢や歩くという動作は、腕、肩、腰…など全身の筋肉を使います。
全身の筋肉の連動がスムーズに行われないと自然な姿勢、歩き方にはなりません。
整体では頭部や首、肩に痛みやこりがあっても頭部や首、肩だけを見るということはしません。
体全体の動きを見てバランスや状態を整えます。
体全体のバランスが整えば自然に姿勢や歩き方が変わります。
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