春になると悩まされる花粉症。特に「目の痒み」がつらい方も多いのではないでしょうか?
薬を飲んでもスッキリしない、できれば自然な方法で改善したい…そんな方におすすめなのが「鍼灸治療」です。
今回は、鍼灸で花粉症による目の痒みが和らぐ理由や効果的なツボ、セルフケア方法について詳しく解説します!
なぜ花粉症で目が痒くなるの?
花粉が目や鼻の粘膜に付着すると、体の免疫システムが「異物」と判断し、ヒスタミンという物質を放出します。
このヒスタミンが目の痒みや充血、涙目を引き起こす原因です。
一般的には、抗ヒスタミン薬(アレルギー薬)で症状を抑える方法が主流ですが、
副作用として「眠気」や「口の渇き」が気になることも。
そこで注目されているのが、副作用が少なく、体質改善も期待できる鍼灸治療です!
鍼灸で花粉症の目の痒みが改善する理由
鍼灸は、体のバランスを整える東洋医学的なアプローチで花粉症を軽減します。特に、以下の3つの働きがポイントです。
①自律神経を整えてアレルギー反応を抑える
花粉症は、免疫システムの過剰な反応によって起こります。
鍼灸は、自律神経を調整し、アレルギー反応を正常に戻す効果が期待できます。
②炎症を抑えて目の痒みを軽減
ヒスタミンの過剰分泌による炎症を抑えるために、鍼灸は血流を改善し、目の周りの熱感や腫れを和らげるのに効果的です。
③目の痒みに即効性のあるツボを刺激
鍼灸では、目の症状に特に効く「ツボ」を刺激することで、即効性のある改善が期待できます。
目の痒みに効くツボ4選
1.睛明(せいめい)
場所:目頭の少し内側
効果:目の痒みや充血、涙目を軽減
2.攅竹(さんちく)
場所:眉毛の内側の端
効果:目の疲れや痒み、花粉症による目の不快感を緩和
3.迎香(げいこう)
場所:小鼻の横
効果:鼻づまりを改善し、目の症状も軽減
4.合谷(ごうこく)
場所:手の甲の親指と人差し指の間
効果:花粉症の症状全般に効果があり、目の痒みにも◎
セルフケアとして、これらのツボを指で軽く押すだけでも効果があります!
鍼灸治療の流れと頻度
▶︎鍼灸治療の流れ
1.体質チェック(問診) → 体の状態を確認
2.適切なツボを選び、鍼やお灸で刺激
3.リラックスして血流改善を促進
4.施術後はスッキリ!
▶︎治療の頻度
•即効性あり:施術後すぐに目の痒みが軽減することも
•体質改善には継続が大事:週1回〜数回の施術を1ヶ月以上続けるのが理想
自宅でできる!花粉症対策セルフケア
鍼灸治療と組み合わせると、より効果的な方法を紹介します!
①ツボ押しマッサージ
上記で紹介したツボを1日2〜3回、軽く押すだけでもOK!
②温熱療法
•ホットタオルで目の周りを温める
•血流が良くなり、目の痒みが和らぐ
③食生活の改善
•発酵食品(納豆、ヨーグルト)→腸内環境を整え、免疫バランスをサポート
•ビタミンC・E(緑黄色野菜、ナッツ)→抗酸化作用でアレルギー反応を抑える
まとめ
鍼灸治療は、花粉症による目の痒みを和らげるだけでなく、体質改善にも役立つ自然なアプローチです。
「薬に頼りたくない」「副作用が気になる」「根本から体質を改善したい」方に、ぜひ試していただきたい治療法です。
また、ツボ押しや温熱療法、食事改善を組み合わせることで、より効果的に花粉症の症状を抑えることができます。
今年の春は、鍼灸で快適に過ごしてみませんか?
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