メニューを開く MENU

ほっと整体整骨院トップページ > 鍼灸治療ブログ > 腱板損傷の鍼灸治療について

腱板損傷の鍼灸治療について

2025.02.19

腱板損傷とは?
腱板(けんばん)は、肩のインナーマッスル(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)で構成される組織で、肩関節の安定性とスムーズな動きをサポートしています。


腱板損傷は、スポーツや加齢による負担、外傷などで腱板が部分的・完全に断裂することで発生します。


腱板損傷の症状
・肩を動かすと痛みが出る
・夜間痛があり、寝返り時に痛む
・腕を上げる動作が困難
・肩の可動域制限や筋力低下

一般的な治療法
腱板損傷の治療には、保存療法(リハビリ・薬物療法・注射)や手術療法があり、損傷の程度によって異なります。
軽度〜中程度の損傷では、保存療法が優先されることが多いです。

鍼灸治療が腱板損傷に効果的な理由

1. 痛みの軽減
鍼灸は、ツボや筋肉のトリガーポイントを刺激することで血流を促進し、炎症を抑えたり、鎮痛作用を発揮します。
特に「肩髃(けんぐう)」「肩貞(けんてい)」「天宗(てんそう)」などのツボが有効とされています。

2. 血流改善と自己治癒力の向上
損傷した腱板周囲の血流が改善することで、組織の修復が促されます。
肩関節周囲の筋肉や腱に新鮮な血液が供給され、回復を助ける働きがあります。

3. 可動域の向上
肩関節の動きを妨げる筋緊張を和らげることで、可動域が改善されます。
特に肩甲骨周囲の筋肉が硬くなりやすいため、「肩井(けんせい)」や「曲池(きょくち)」などのツボを用いた施術が有効です。

4. 姿勢改善とバランス調整
腱板損傷は、肩だけでなく首や背中の筋肉にも影響を及ぼします。
鍼灸によって全身のバランスを整えることで、肩への負担を減らし、再発予防にもつながります。

腱板損傷におすすめの鍼灸施術例
	1.局所鍼治療
・肩髃(けんぐう)、天宗(てんそう)、肩貞(けんてい)などのツボへ刺鍼
・筋肉のトリガーポイントへのアプローチ
・パルス(電気鍼)を用いた筋肉の活性化
	2.遠隔ツボへのアプローチ
・曲池(きょくち)、手三里(てさんり)、合谷(ごうこく)など上肢のツボを活用
・下半身のバランスを整えるため、足三里(あしさんり)や三陰交(さんいんこう)への施術
	3.お灸や温熱療法
・冷えによる血行不良を改善するため、お灸を併用
・温熱刺激で筋肉の緊張を緩和し、回復を促進


自宅でできるケア方法
・温熱療法:お風呂やホットパックで肩周りを温める
・ストレッチ:肩甲骨を動かすストレッチを取り入れる
・軽い筋トレ:インナーマッスルを鍛えるためにゴムチューブなどを使用
・生活習慣の見直し:猫背や巻き肩にならないよう姿勢を意識する

まとめ

腱板損傷の回復には、鍼灸治療が有効な手段の一つとなります。
痛みの軽減、血流改善、可動域向上などのメリットがあり、リハビリと併用することでより良い効果が期待できます。
肩の不調でお悩みの方は、ぜひ鍼灸治療を取り入れてみてください!

 

ご予約、お問い合わせはこちら

Instagramでも情報発信しております

ほっと整体整骨院の情報はこちらから

Googleマップ活用の方はこちら

この記事のタグ

営業時間外もLINEでご予約いただけます

まずはお気軽にご相談ください

0722454155

営業時間外もLINEでご予約いただけます

住所
〒590-0834
大阪府堺市堺区 出島町2-5-5 アーバン湊 1F
診療時間
月・火・水・金
9:00~12:00, 14:00~19:00
土 9:00~14:00
(祝日は通常営業)
定休日
木・日
アクセス
南海本線湊駅から徒歩1分

0722454155

営業時間外もLINEでご予約いただけます

pagetop