【ばね指とは?】症状と鍼灸治療の効果について
1. ばね指とは?
ばね指(弾発指)は、指の曲げ伸ばしをする際に「カクン」と引っかかるような動きがあり、
ばねのように弾ける感覚があることから名付けられた症状です。
医学的には「腱鞘炎(けんしょうえん)」の一種で、指を動かす腱と、
それを通すトンネル状の「腱鞘」との間で摩擦や炎症が起こることで発症します。
2. 主な症状
•指の付け根に痛みや腫れ
•朝起きた時に指がこわばる
•指を伸ばすときに「カクン」と音や感覚がある
•症状が進行すると、自力で指を伸ばせなくなることも
親指、中指、薬指によく見られます。
特に手をよく使う人、女性(特に更年期以降)、糖尿病の方に多く見られます。
3. 一般的な治療方法
•安静にする(使いすぎない)
•アイシングや温熱療法
•ステロイド注射
•手術(腱鞘の切開)※重症の場合
しかし、これらの治療に対して「できれば注射や手術は避けたい」「自然に改善したい」と希望される方も少なくありません。
4. 鍼灸によるアプローチ
鍼灸は、体の自然治癒力を高め、炎症や痛みを和らげる東洋医学的アプローチです。
ばね指に対しても、鍼灸治療は有効な選択肢となります。
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鍼灸の効果
•腱鞘周辺の血流改善:鍼刺激により局所の血流が良くなり、炎症の早期回復が期待できます。
•筋肉の緊張緩和:手や前腕の筋肉の過緊張を緩めることで、腱にかかる負担を減らします。
•自律神経の調整:ホルモンバランスや内臓機能を整えることで、全身状態を整える効果も。
実際の治療の流れ(例)
1.初回、問診で使用頻度や生活習慣をチェック
2.前腕や手のツボ(例:合谷、陽池、曲池など)に鍼を打つ
3.必要に応じてお灸を併用
4.定期的な施術で炎症を抑え、指の可動域を改善
5. 鍼灸治療のメリット
•手術や注射に頼らず改善を目指せる
•根本的な体質改善にもつながる
•再発予防にも効果的
6. まとめ
ばね指は、日常生活に支障をきたすつらい症状ですが、鍼灸治療によって自然な形で回復を目指すことが可能です。
西洋医学と東洋医学、それぞれの強みを理解しながら、自分に合った治療法を見つけていきましょう。
「最近、指がカクカクする…」と感じたら、早めの対処が大切です。お気軽に鍼灸院へご相談ください。
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