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五十肩と鍼灸治療:痛みの緩和と可動域改善のために

2025.02.11

五十肩とは?

五十肩(正式には「肩関節周囲炎」)は、肩の痛みと可動域制限を伴う疾患で、
特に40代後半から60代の中高年層に多く見られるため「五十肩」と呼ばれます。
この症状は、肩の腱や関節包に炎症が起こり、硬くなることで肩の動きが制限され、日常生活にも支障をきたすことがあります。



主な症状

•肩の激しい痛み(特に夜間痛)
•腕を上げる、後ろに回す動作の制限 
•じっとしていても感じる鈍痛 
•日常動作(服を着る、髪を結ぶ、物を取る)が困難 

五十肩の進行段階
 
1.急性期(痛みのピーク) 
⇒鋭い痛みや夜間痛が特徴。この時期は無理な運動を避け、痛みの緩和が最優先です。
2.慢性期(可動域の制限) 
⇒痛みは徐々に和らぐものの、肩の動きが大きく制限されることが多いです。 
3.回復期(可動域の回復) 
⇒痛みはほぼ消失し、肩の柔軟性と筋力の回復が目指されます。

鍼灸治療はなぜ効果的?

鍼灸は、古くから慢性的な痛みや運動機能の改善に用いられており、五十肩にも効果的とされています。
特に以下の理由から多くの方に支持されています。

 1. 痛みの緩和 
鍼は痛みを伝達する神経経路に働きかけ、エンドルフィン(天然の鎮痛物質)の分泌を促進することで痛みを和らげます。
さらに、局所の血流改善により炎症の軽減にも寄与します。 

2. 筋肉の緊張緩和 
五十肩では、肩周囲の筋肉が緊張し硬くなることが多いですが、
鍼治療は深部の筋肉に直接アプローチし、筋肉のこわばりをほぐす効果があります。 

3. 可動域の改善 
鍼灸治療は、拘縮した関節包や周囲組織の柔軟性を高め、肩の可動域を広げる助けとなります。 

4. 自律神経の調整 
鍼灸は自律神経にも作用し、交感神経の過剰な興奮を抑えることで、
慢性的な痛みの悪循環を断ち切る効果が期待できます。

具体的な鍼灸治療の流れ

1.問診と触診 
痛みの程度、可動域、過去の既往歴などを確認し、個々の状態に合わせた治療方針を立てます。
2.鍼治療 
•局所治療: 肩周囲のトリガーポイントや筋肉に鍼を刺入 
•経絡治療: 全身のバランスを整えるため、肘や手、足などの経絡上のツボにもアプローチ
3.灸治療 
温熱効果により血流促進と痛みの緩和を促します。
4.ストレッチや運動療法 
鍼灸治療と並行して、適切な可動域訓練や自宅でできるエクササイズを指導することも重要です。


鍼灸治療の注意点

•急性期の激しい痛みや炎症がある場合 
無理な運動は避け、患部を安静に保つことが大切です。鍼灸治療は優しい刺激で行い、炎症の悪化を防ぎます。
•医療機関との併用 
五十肩と似た症状を引き起こす他の疾患(例:腱板断裂、石灰沈着性腱炎、心疾患など)を鑑別するため、
必要に応じて医療機関での診断を受けることも重要です。 

まとめ 

五十肩は時間とともに自然に治る場合もありますが、適切な鍼灸治療を取り入れることで痛みの軽減や可動域の改善が期待できます。
また、治療だけでなく、生活習慣の見直しやセルフケアの継続も重要です。

五十肩でお悩みの方は、ぜひ一度、信頼できる鍼灸師に相談してみてください。早期の対応が、回復への近道となるでしょう。

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