こんにちは! 今回は「鍼灸治療って保険が効くの?」という疑問にお答えします。 実は、条件を満たせば健康保険で鍼灸治療を受けることができます。 でも、保険の使い方には「受領委任」と「償還払い」の2つの方法があるのをご存じですか? それぞれの違いやメリット・注意点を含めて、わかりやすく解説します! 1.鍼灸に健康保険が使えるのはどんなとき? 鍼灸治療に健康保険を使うには、次のような特定の病気(適応疾患)に対する治療であることが条件です。 保険適用の主な疾患(2025年時点) •神経痛(坐骨神経痛など) •リウマチ •頚腕症候群(肩こりや手のしびれなど) •五十肩 •腰痛症 •頚椎捻挫後遺症(むち打ちなど) さらに必要な条件 •医師の同意書が必要 保険適用にするには、かかりつけの医師に診察してもらい、「鍼灸治療が必要」と認められる同意書を書いてもらう必要があります。2.保険の使い方は2種類「受領委任」と「償還払い」 鍼灸の健康保険利用には、以下の2つの方法があります。 【1】受領委任払い(おすすめ!) 特徴: 患者さんは窓口で一部負担金(自己負担分)だけを支払う方法。 あとは、施術所が保険者に代金を請求します。 メリット: •立て替え不要! •費用が明確で安心 •多くの鍼灸院が対応している 注意点: 施術所が「受領委任制度」の登録をしていることが条件です 【2】償還払い(立て替えが必要) 特徴: 患者さんがいったん全額を支払ってから、後で保険者に請求して自己負担以外の金額を返してもらう方法。 メリット: 登録されていない施術所でも保険が使える デメリット: 書類の準備や申請が必要 お金の戻りに時間がかかる(1か月以上かかることも) 3.鍼灸保険を使うための流れ(受領委任の場合) 1.病院で医師の診察を受ける 2.「鍼灸治療同意書」を書いてもらう 3.同意書を持って鍼灸院へ 4.受領委任払いに対応している施術所で治療スタート 5.患者さんは1〜3割の自己負担を支払うだけ 4.鍼灸院の選び方ポイント •「受領委任取り扱い施術所」かどうかを確認 •保険適用に慣れている施術所なら手続きもスムーズです 5.まとめ
比較項目 | 受領委任 | 償還払い |
お金の支払い方法 | 一部負担だけ | 全額立て替え |
保険請求 | 鍼灸院が代行 | 患者自身が申請 |
手続きの手間 | 少ない | 多い |
おすすめ度 | 高い | 必要時に |
鍼灸は継続的に通うことが多い治療です。だからこそ、保険の仕組みを正しく理解して、少しでも負担を減らすことが大切です。 「保険が使えるかわからない…」「同意書ってどこでもらえるの?」 そんなときは、ほっと整体整骨院へお問い合わせくださいね。
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