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ほっと整体整骨院通信

ほっと整体整骨院の新型コロナ対策

2021.10.19


①次亜塩素酸水の配布
毎週水曜日に専用の機械を使い、次亜塩素酸水を精製せいております。次亜塩素酸水溶液とは違い真水と食塩だけで精製するのでとても安全です。
いつまで今の状況が続くかわからないので、少しでもご家庭の出費を抑えてもらえるようにと無料で配布していますので空の容器をお持ちください。


②次亜塩素酸水の常時噴霧
来院される患者様の安心安全の為、院内除菌として常時噴霧しておりますので安心してご来院くださいね。


③勤務するスタッフ全員の検温
37.5度以上であれば、体調に関係なく出勤を禁止しております。また、検査をして安全が確認されるまでは出勤の停止をしています。


④マスクの着用の徹底
スタッフはもちろん、ご来院される患者様にもマスク着用の徹底。
マスクだけでなく、手指の消毒も徹底しております。

⑤ワクチン接種後の抗体数検査
当院が提携しているクリニックでワクチン接種後の抗体数検査ができます。

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無料の送迎も行っていますのでほっと整体整骨院までお問合せ下さいね。

脊柱管狭窄症

2021.10.11

  脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症は、脊柱管自体が狭くなって生じます。これは、神経が入っている部屋が狭くなっていくイメージです。一方、椎間板ヘルニアは、神経が入っている部屋にさまざまなものが入ってくることによって部屋が狭くなるイメージです。

腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアの両方が合併するケースもあります。合併している場合でも、原因はどちらか片方の病気になります。そのため、診断の項目で詳しくお話ししますが、腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアのどちらが原因病巣であるのか確認することが大切です。

後述しますが、どちらが原因病巣なのか判断するための「腰部脊柱管狭窄症診断サポートツール」というものも発表されています。

腰部脊柱管狭窄症の主な原因は、加齢による椎間板の変性です。特に、腰椎変性すべり症や変形性脊椎症などの病気によるものが多いといわれています。

首の狭窄症「頸部脊柱管狭窄症」の主な症状

頚部脊柱管狭窄症では、まず、首筋への強いこりや痛みが初期症状として現れます。この段階では、通常の首筋や肩のこりと区別するのは難しいです。

しかし、首筋や肩のこりと同時に、首から肩・腕・手に掛けて痺れが現れるようなら要注意です。腕や手の痺れは神経系に異常があるときのサインだからです。

もし、ひどい肩こりに加えて、腕や手に強い痛みや痺れ、または動かすと重くだるい感じがするというときは頸部脊柱管狭窄症を疑ったほうがよいでしょう。

ほかにも、頚部脊柱管狭窄症の自覚症状として顕著なのが、指先の麻痺や歩行障害、排尿障害です。頸部の脊柱管が圧迫されることで、脳から送られた指令が腕や指へ届きづらくなるため、腕や指先に痺れが現れます。

握力が急激に弱まる・よくものを落とす・洋服のボタンが掛けられなくなる・お箸をまともに使えなくなる、といった症状をきたし、日常生活でさまざまな支障が現れるのです。

歩き方についても異常が見られるようになります。足が突っ張ったような歩き方になったり、両足を交差させるような歩き方になったりした場合は注意が必要です。

さらに、頚部脊柱管狭窄症になると、腰部脊柱管狭窄症と同じく頻尿・尿もれ・残尿感といった症状も現れます。

高齢者に多く見られる症状ですが、意外にも30~50代の比較的若い世代の人にも現れる症状です。

早期発見によって手術をせずに対処できる場合もあるため、疑わしい症状が見られる場合、速やかに整形外科や脳神経外科などの科目がある病院で診察を受けましょう。

頚部脊柱管狭窄症の原因

原因はトップページでも触れているように、先天性の症状を除けば、老化や怪我、首に負担の掛かる生活習慣によって頸部脊柱管が狭まることで起こります。頸部の脊柱管が狭くなる原因は、主に3つです。

1.椎骨の間にある椎間板(クッションのような役割をもつ部位)が潰れて変形し、神経を圧迫

2.長年の頸部への負担により、椎骨(ついこつ)に骨棘(こつきょく/とげのように変形した骨)が現れ、神経を圧迫

3.猫背などの悪い姿勢の影響や、頸部への負担により靭帯(じんたい)が肥大し、神経を圧迫

以上の3つのほか、病院によっては頸部椎間板ヘルニアやストレートネックなどの湾曲異常も、広い意味で頸部脊柱管狭窄症だと診断されることがあります。

頚部脊柱管狭窄症になりやすい人

首や腰の狭窄症になりやすい人

  • 猫背など、普段から姿勢が悪い人
  • 長時間座って仕事をする人、または前かがみの姿勢で仕事をする人
  • 首や腰をひねる動作を毎日何度も行っていた人
  • 首に負担が掛かるスポーツを行っていた人
  • 50歳以上の中年以降の人
  • 男性(男女比2:1で男性がなりやすい)

中高年だけじゃない頚部脊柱管狭窄症~若者に増加傾向~

頸部脊柱管狭窄症は、長年の首への負担によって発症することがあるため、今までは中高年に現れる病だと考えられてきました。

しかし最近では、30代などの比較的若い世代にもこうした症状が現れているのです。その原因は「スマホ」の普及にあります。

スマホを操作する際、誰もが画面をよく見ようとし、前傾姿勢となります。長時間この姿勢でいると、「ストレートネック」と呼ばれる症状に陥りやすくなるのです。

ストレートネックは、通常湾曲している首の骨が真っ直ぐな状態になってしまう症状です。首への負担が大きくなるため、肩こりなどの原因となります。

このストレートネックは、頚部脊柱管狭窄症のリスクを高めるとされており、こうした理由から若者にも頚部脊柱管狭窄症の症状が現れているのです。

対策として、スマホを利用する際は意識して姿勢を正し、首への負担を抑えるようにしましょう。

脊柱管狭窄症の予防・改善に効くツボ

腰部脊柱管狭窄症に悩む方のほとんどが腰部や股関節周囲の筋肉の柔軟性低下により、脊柱自体に負担をかけやすい姿勢をとっています。そのため、症状予防・緩和の第一歩は、固くなってしまった筋の循環を改善し、柔軟性を取り戻すことだと考えられます。

腰部の筋肉の柔軟性を取り戻すための効果的なツボとして、大腸兪(だいちょうゆ)と関元兪(かんげんゆ)が挙げられます。

多裂筋を緩める効果を持つ大腸兪と関元兪

多裂筋を緩める効果を持つ大腸兪と関元兪

・大腸兪(だいちょうゆ)
大腸兪は背中側から腰骨を触り、左右の一番高いところを結んだ線の中心から指2本分外側に存在しています。

・関元兪(かんげんゆ)

関元兪は大腸兪から指3本分程度下に存在しています。

どちらのツボも脊柱を立てる時に使われる筋肉である多裂筋(たれつきん)に存在しているのですが、運動不足などでお腹の圧力を高める力が低下するとこの筋肉が過剰に働いてしまい、柔軟性が低下していることがあります。

またおしりや股関節にある筋肉も柔軟性が低下していることがあります。
おしりの筋肉をほぐす効果がある環跳
・環跳(かんちょう)
環跳はふとももの付け根の外側部の骨の隆起である大転子と、おしりの中心を水平に結び3分割し、その外側三分の一のところでややくぼんでいるように感じるところに存在します。このツボはおしりを構成する主要な筋肉である大殿筋に位置していますが、長時間座っていることが多いライフスタイルだと、使われることがなく柔軟性が低下し、不適切な姿勢の原因になります。

股関節前面の筋肉が硬くなると腰に負担がかかりやすい
・髀関(ひかん)
腰骨のでっぱりの直下で筋肉がややくぼんでいるように感じるところにあります。このツボは大腿筋膜張筋と大腿直筋という筋肉の間に存在しますが、この二つの筋肉の柔軟性が低下すると、骨盤を前に倒し、腰痛に負担をかける原因となります。

テニスボールなどを床に置き、その上に寝てツボに当てるようにするとセルフマッサージが可能です。痛みを感じない程度の強さで心地よく感じる範囲で体重をかけることがポイントです。
深呼吸を行いリラックスしながら実施してみて下さい。

再度脊柱管狭窄症の症状おさらい

・しばらく歩くと下肢のしびれや痛みが出て歩けなくなり、少し休むとまた歩けるようになるため、歩いたり休んだりを繰り返す(間欠性跛行)

・立っていると下肢のしびれや痛みがひどくなる

・前かがみになったりすわったりすると楽になる。

・後ろに反る体勢がつらい

 

 

鼠経ヘルニア

2021.10.11

 鼠経ヘルニア
 

 

★鼠径ヘルニア(脱腸)とは、足の付け根の辺り(鼠径部)で筋膜が薄くなっている部分から、腸などの内臓が腹腔外に飛び出してしまった状態です。 患者さんの約9割が男性で、50歳代以上の方が特に多いといわれています。 男性には、鼠径管と呼ばれる通路が存在します。

鼠径ヘルニア症状 鼠径部に膨らみができ、不快感や違和感、あるいは痛みを訴えて病院に来られる方がほとんどです。 また、立っているとき、膨らみや違和感があるのに、横になると内容物がおなかのなかに戻るので膨らみや違和感がなくなるという症状は、鼠径ヘルニアならではのものです。

・鼠経ヘルニアになる原因

鼠径ヘルニアを発症する原因は、先天性(生まれつき)と後天性(生まれた後に発症する)があります。 先天性の場合、生まれたときからヘルニア嚢が存在するため、乳児期から鼠径ヘルニアを発症します。 後天性の場合、立ったり座ったりという慢性的な鼠径部への圧力に加え、加齢による腹壁の脆弱化によって鼠径ヘルニアを発症します。

もし鼠経ヘルニアを放置しておくと・・・。「
放置しておくリスク 鼠径ヘルニア(脱腸)は放置していた場合でも、がんなどの病気のように生命を確実に縮めるというものではありません。 しかし、放置すると脱出した腸が出っ張ったまま硬くなってしまい、お腹の中に引っ込まなくなってしまうことがあります。 この状態を「嵌頓(かんとん)」といい、緊急手術が必要になることもあります。

鼠経ヘルニアの種類

鼠径部のヘルニア

  1. 鼠径ヘルニア(外鼠径ヘルニア85%、内鼠径ヘルニア12%)
  2. 大腿ヘルニア3%

鼠径ヘルニアは脱腸ともよばれています。本来ならお腹の中にある腸などの内臓が鼠径部にはみ出てきてふくらんだ状態になります。中高年の男性に多い。

外鼠径ヘルニア
小腸などが鼠径管の内鼠径輪から入って外鼠径輪から出てくることを外鼠径ヘルニアとよんでいます。
ほとんどが外鼠径ヘルニアです。
外鼠径ヘルニアは姿勢を正すこと(体操療法・整体)・体重を減らすこと・腸内環境をよくすること(食事療法)で自分で治すことができます。施術者の役割はそのためのアドバイスやお手伝いをすることです。

内鼠径ヘルニア
小腸などが鼠径管の後壁から入って外鼠径輪から出てくることを内鼠径ヘルニアとよんでいます。
内鼠径ヘルニアは通常の外鼠径ヘルニアのルートとはちがった形で腸などが出てきていますので治すのには多少、根気を要します

※外鼠径ヘルニア、内鼠径ヘルニア、大腿ヘルニアとも鼠径部のふくらみだけに気をとられないで、しっかりと原因(生活)を正して健康なからだに戻していこうとする気持ちをもつことが大切です。
健康なからだに戻すと鼠径部のふくらみは自然になくなってくれます。

鼠経ヘルニアを整骨院で治療するならどんな治療がいいのか?

病院で一度診察を受けてから来院されると安心です。

自然との調和

鼠径ヘルニアは生活習慣病という見方をするとわかりやすくなります。生活習慣病を治すためには生活を正して自然治癒力を高めていけばよいのです。そのためには、ふだんの「呼吸」「睡眠」「食事」「運動」「心の持ち方」などの生活習慣をひとつひとつていねいに見直していくこと大切です。鼠径ヘルニアは「運動・姿勢」と「食事・体重」を見直していくことが基本となります。

体操療法・整体

おじぎ体操、インナーマッスル体操で姿勢を調えます(調身)、呼吸を調えます(調息)、こころを調えます(調心)。よい姿勢になると腰部や鼠径部に負担がかからなくなります。下垂した内臓も元の位置に戻ってくれます。
からだが楽になるとこころも楽になります。からだとこころがリラックスすると自然治癒力・免疫力・生命力が高まります。そして結果的に鼠径ヘルニアや腰痛、肩こり、頻尿、尿漏れ、痔、子宮筋腫、子宮脱、胃下垂などが連動して改善します。

※胃下垂・内臓下垂(下腹のポッコリ)を治す過程において鼠径ヘルニアが改善していることがよくありました。この出来事から鼠径ヘルニア(脱腸)は内臓下垂を改善することによって治ってくれるということがわかりました。

鼠経ヘルニアに対しての鍼灸治療

【 脱腸(鼠径ヘルニア)の名灸 】

からだの中にある臓腑が、その部位から外へ脱出して戻らなくなった状態を
「ヘルニア」といいます。

「ヘルニア」には、たくさんの種類がありますが、足の付け根のところから
腸が出る「鼠径ヘルニア(脱腸)」が最も多く、放っておくと飛び出した
腸が戻らなくなり、腸捻転、腸閉塞などを引き起し、最悪の場合、腸が壊死
したします。

一般的に、腹の中に還納する脱腸帯で押さえたり、手術によって穴をふさぎ、
腸が外にでないような処置をおこないますが、不思議に効く鼠径ヘルニアの
名灸があります。

それが『脱腸点』のツボです。

この名灸は、若年層の鼠径ヘルニアには効果がありますが、筋力が低下した
壮年者には効果があまり期待できません。

脱腸した部位と同じ側の『脱腸点』穴に7~15火ほどを毎日行います。

『脱腸点』のツボは、足の内踝(うちくるぶし)の頂点より
指幅1本分ほど斜め下方へ向かったところに取穴します。

 

 

 

 

ワクチン後の副反応

2021.10.11

ワクチンの副反応がニュースでも取り上げられていますが、

副反応というのはどのようなものなのか少しご紹介しますね。

今までの身近なワクチンといえば、インフルエンザワクチンが私たちの周りでは身近ではないでしょうか?
インフルエンザのワクチンは、弱体化させたインフルエンザウイルスを体内に接種するのが一般的で、接種することにより様々な反応が出てきます。これが「副反応」です。
副反応の中には、大きく分けて2種類に分けることができます。

①重大な副反応

②副反応

と分けることができます。

①重大な副反応とは、アナフィラキシー症状(蕁麻疹、呼吸困難、血管浮腫等)、急性散在性脳脊髄炎、ギラン・バレー症候群、痙攣、肝機能障害、喘息発作などが含まれます。

②副反応は、発疹、蕁麻疹、湿疹、紅斑、掻痒等の過敏症、発熱、頭痛、悪寒、倦怠感などの全身症状、発赤、腫脹、疼痛などの局所反応が分けられます。一時的なものなので心配なら接種を受けた施設へ問い合わせるのもいいと思います。
なぜ副反応が出るのか?
ワクチンは、感染症の原因となる細菌やウイルスの病原性を弱めたり、また、それらの毒素を無毒化したりしたものを体内に入れます。つまり、病気にならないために必要な免疫力をつけてあげるのがワクチンです。そのため、自然に感染した場合と同じように、体の反応として一時的に 症状が出てしまうのです。

つまり、普段私たちが風邪を引いたら身体が怠くしんどくなると、体内では、侵入してきたウイルスと抗体が戦っており、その反応で身体が発熱するのと同じことがワクチン接種で起こっているということです。

テレビのアンケート調査で『ワクチン接種を受けるか受けないか』というのをやっていました。
受けると回答していた人もいれば、ワクチン接種を受けたくないという人もいてました。
2回受ける必要があるのか?2回目の方が副反応がキツイから受けたくないという方もおられましたが、なぜ2回のワクチン接種をしないといけないのか?
ワクチンを2回接種する理由
メッセンジャーRNAワクチンの接種に伴う副反応の症状は、1回目の接種後よりも2回目の接種後の方が反応頻度が高いことが分かっています。1回目の接種で新型コロナウイルスのスパイクタンパク質に対する抗体等ができます。そして2回目の接種時には、既にこれらの抗体等が誘導されていることから、接種されたメッセンジャーRNAワクチンを基に体内で1回目と同じスパイクタンパク質が作られると、1回目より強い免疫応答が起こり、発熱や倦怠感などの副反応がより出やすくなります。
つまり1回目よりもさらに強い抗体を体内で作るために2回必要となります。また、3回目の接種も必要じゃないのかという議論も起こっています。
副反応が出るということは、身体の反応としては正常な反応が出ている事になります、また、副反応が全く出ないからと言って抗体が作られていないわけではありません。

ただ勘違いしてほしくないのは、ワクチンを2回終えたから安心というのは間違いです。
ワクチンを接種した後の抗体がどれくらい体内で作られたかが大切で、2回ワクチン接種したのに抗体数が0個だったと言うニュースも耳にしたことがあります。
抗体数を検査できる施設もあるので自分のため、大切な人のために一度、抗体数の検査をしてみてはいかがでしょうか?

更年期障害

2021.09.27

 更年期障害

更年期障害は千差万別、一人ひとり症状も重症度も異なります

閉経(1年間月経がない状態)の平均年齢は、50.5歳ですが、これを挟んだ前後10年間を更年期と呼びます。
卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)は、20~30代でピークを迎えますが、40代に入ったころから急激に低下が始まります。
これにともなって、さまざまな身体的、精神的症状が現れるのが更年期障害です。個人差はありますが、早い人は40代に入ってすぐ症状を自覚することもあります。

女性ホルモンの低下はすべての女性に起こりますが、全員が更年期障害を起こすわけではありません。
更年期障害を起こす背景には、心的ストレスや性格的なものが強く影響し、たいした症状を感じないまま過ぎる場合もあれは、日常生活に支障をきたすほどひどくなる場合もあります。
症状も千差万別で、重い人も軽い人も、あまり不調を感じない人もいます。

家庭でも社会でも重要なポジションにいる世代だから

40代、50代は家庭の主婦であれば、子どもの成長と独立、夫の定年、親の加齢による病気や死、などの変化が訪れるときであり、また働く女性には仕事の責任が増してくる時期です。
もちろん、その両方をこなしている女性も現代では多いことでしよう。

特にこの世代は、高学歴で社会経験があり、結婚や妊娠で仕事を辞めるケースが多かったので、子育ての終了とともに生きがいを喪失してしまうことがあります。
ポテンシャルは高いのに、そのエネルギーの使い道が見つからない、ということです。これが更年期障害の原因になることも多いのです。

このような外的なストレスに加えて、体の中ではホルモン低下という変化が起こるので、上手にストレスマネージメントができないと、更年期障害は重症化してしまいます。

更年期障害の代表的な症状は…

更年期症状は、多岐にわたりますが、おもな症状は次のようなものです。
ほてり、のぼせ、発汗、冷えめまい、耳鳴り頭痛、動悸、息切れ、イライラ不安感不眠、抑うつ、無気力、肩こり腰痛、関節痛、疲労感、皮膚症状(乾燥、かゆみ、湿疹など)、腟の乾き、性交痛、頻尿、尿失禁、膀胱炎。
このほか、さまざまな症状を呈します。

更年期だからと自己判断せず、婦人科で診断を

生理不順になってきていて、前述のような症状を訴える場合は、更年期障害とみることができますが、安易になんでも「更年期だから」と片づけてしまうと、実はほかの病気を見逃していた、ということもあります。
いろいろな症状が出るので、内科や耳鼻科、脳神経外科などを受診する人も多いのですが、そこで検査して何も異常が出なかった場合は、更年期障害を疑います。

血液中のホルモン濃度を測定することで、更年期パターンになっているかどうかがわかります。
エストロゲンとプロゲステロンの低下とともに、下垂体からの指令ホルモンであるLHとFSHが上昇しているなら、更年期障害のパターンです。

更年期障害の鍼灸治療

施術ポイント

【上肢】
内関・・・手首のしわの中央から肘に向かって指三本分のところで、腱と腱の間にあるツボ。軟便やお腹の張りといった、消化器系の症状に有効。
神門・・・手首の横じわ上にあり、小指側の少しへこんだ箇所。『心』の機能が乱れた際に、 落ち着かせる機能を持つ。動悸や息切れがある際に適している。

【下肢】
三陰交・・・内くるぶしの頂点より、4本の指分だけ上部に上がった位置にあるつぼ。婦人科系の不快な症状に有効。
太谿・・・内くるぶしの一番高い部分とアキレス腱の間にあるツボ。下半身の冷えに有効。

【背中や腰】
腎愈・・・おへその真裏にある背骨の指2本、外側にある。腰痛や、下腹部にある内臓の症状に有効。

【腹部】
関元・・・おへそから指3本分下にあるつぼ。お腹の調子が悪い時や、月経不順、月経痛といった症状に適している。

【頭部】
百会・・・頭頂部にあり、不眠や頭痛、自律神経失調症 といった症状に有効。

 更年期障害代表的症状ホットフラッシュとは?

いわゆる「ホットフラッシュ」という、のぼせやほてりは、更年期障害代表的症状のひとつです。 急に顔が熱くなったり、汗が止まらなかったりします。 自律神経の調節がうまくいかず、血管の収縮・拡張のコントロールができなくなることが原因です。

逆流性食道炎

2021.09.27

逆流性食道炎
 

逆流性食道炎とは、強い酸性の胃液や胃で消化される途中の食物が、食道逆流して、食道が炎症を起こし、胸やけや胸の痛みなどさまざまな症状が生じる病気です。 逆流性食道炎は、もともと日本人には少ない病気といわれていましたが、食生活の変化などによって、最近訴えられる患者さんが増えています。

逆流性食道炎について

これまであまり日本人には見られなかった逆流性食道炎が近年増加傾向にあります。その大きな要因は、食事の内容が欧米化したこと、高脂肪食メニューが広がったことだと言われています。
本来胃酸に触れることがない食道は、強い酸性を示す胃酸に対してバリア機能を持っていません。そこにさまざまな原因によって胃酸の逆流が繰り返されることで、ただれや潰瘍が生じ、胸やけなどの症状を引き起こします。
なお、胃酸の食道への逆流、胸やけなどの症状があるものの、びらんや潰瘍が生じていないものは、「非びらん性胃食道逆流症」と言います。

逆流性食道炎の原因

逆流性食道炎が起こる原因は、胃酸が増え過ぎたり、胃酸の逆流を防ぐ機能が正しく働かないことにあります。
以下のリスク要因が重なると、逆流性食道炎が起こりやすくなります。

逆流性食道炎の原因
  • ストレス
  • 食べ過ぎ、早食い
  • 過度のアルコール摂取
  • 喫煙
  • 肥満による胃の圧迫
  • 猫背、加齢による背中の丸まり
  • 胃を手術したことによる胆汁の逆流
  • 食道裂孔ヘルニア(胃が一部食道の下部に飛び

逆流性食道炎と喫煙

煙草に含まれるニコチンには、胃酸の分泌量を増加させる作用があります。胃酸の分泌量が過剰になると、食道への逆流が起こりやすくなり、逆流性食道炎のリスクを高めます。
同時に、喫煙は唾液の分泌量を低下させるため、逆流してきた胃酸により、食道が直接的に傷つけられることになります。

逆流性食道炎と飲酒

アルコールは、胃の内容物(胃酸・食べたもの)の逆流を防いでくれる「下部食道括約筋」の機能を弱め、食道の食べ物を送り出す「蠕動運動」の働きを阻害します。
胃酸が逆流しやすく、また食道に留まりやすくなり、逆流性食道炎のリスクを高めます。
また、炭酸の入った飲み物は、胃の内圧を高め、胃酸の逆流を引き起こすことがあります。

逆流性食道炎は胃酸分泌が関わっていますので、鍼灸治療で背部のツボを刺激し、自律神経の調整を行います。 逆流性食道炎を起こす方は、猫背などで胃が圧迫されている方が多いので、トムソンベッドを用いて、全身の骨格調整を行います。 また、手技療法により循環を良くし、筋肉の緊張の改善を図ります。

 

 

メニエール病

2021.08.25

 メニエール病

どんな病気なの?

メニエール病というと「若い女性がストレスでめまいを起こす病気」というイメージがあるのではないでしょうか。メニエール病の原因はずばり「内リンパ水腫(内耳のリンパが増え、水ぶくれの状態)」です。その根底にはストレス・睡眠不足・疲労・気圧の変化・几帳面な性格などがあると考えられています。

内耳には前述したとおり、①聞こえの細胞が詰まっている蝸牛と、②平衡機能を司る三半規管と耳石器があります。この両方もしくはどちらか一方が強く水ぶくれになるかにより症状が異なります。蝸牛が強く水ぶくれになれば、めまいは感じず難聴だけを自覚します。水ぶくれが弱ければ難聴を自覚せず、「耳が詰まった感じ」や「耳鳴り」、「音が響く感じ」のみ出現する場合もあります。反対に三半規管・耳石器が強く水ぶくれになれば、難聴や「耳が詰まった感じ」などは感じず、めまいのみを自覚します。めまいの強さも「グルグル回転する激しい」ものから、「フワフワ雲の上を歩いている感じ」のものまでさまざまです。めまいの持続時間は10分程度から数時間程度であることが多く、数秒~数十分程度のきわめて短いめまいが主である場合、メニエール病は否定的です。

すぐに判断できる病気なのでしょうか?

めまい=メニエール病と考えがちですが、メニエール病には厳密な診断基準があり、それを基に診断します。それは「難聴、耳鳴り、耳が詰まる感じなどの聴覚症状を伴うめまい発作を反復する」です。ここで一番大切なのは「反復する」という点です。めまい発作や難聴発作が1回起きただけではメニエール病とはなりません。この診断基準を満たし、且つ類似の他の病気を除外できたものを「メニエール病確実例」と診断します。

また、聴覚症状のみ、めまいのみをくり返すタイプは「メニエール病非定型例」と診断します。非定型例は確実例よりさらに除外しなければならない病気が多く、厳密な検査と経過観察をすることが推奨されています。

類似の他の病気とは?

メニエール病の初回発作では、めまいを伴う突発性難聴と鑑別ができない場合が多いことは前述しました。その他に外リンパ瘻、内耳梅毒、聴神経腫瘍、小脳・脳幹を中心とした中枢性疾患など原因既知の疾患もメニエール病と類似の症状を呈し、鑑別が必要です。

どんな問診や検査が必要なの?

メニエール病は「くり返す」エピソードがあって初めて診断できます。従って十分な問診が大事です。めまいの診察では体のバランスを調べる検査(目を閉じて足踏みしてもらう検査などがあります)や眼振検査(目の動きの異常を調べる検査)を行います。聴覚症状に対しては耳内を観察し、聴力検査を行います。

症状がめまいのみでも、隠れた難聴がある場合を想定して聴力検査を行う必要があります。逆に聴覚症状のみでも、隠れためまいがないか眼振検査を行う場合があります。

中枢性疾患の除外には、他の脳神経症状がないか神経学的診察も欠かせません。体のバランスを調べる検査で小脳や脳幹の障害が発見される場合があります。

どんな治療をするの?

強い発作で嘔気が強く、薬を飲む事も出来ない時は安静の上でめまい止めの点滴を行います。内服が可能であれば、めまい止め・利尿剤を中心に抗不安薬や循環改善薬・ビタミン剤などを組み合わせて使用します。発作の初期に上手にめまい止めや抗不安薬などを用いることで、大きな発作の予防や症状の軽減を図る事ができます。

しかしメニエール病にはストレス・睡眠不足・疲労が関与していると考えられており、薬による治療だけでは根本的な治療にはなりません。「薬によって症状を抑える事が出来る」事で少し安心しつつ、ゆっくりとストレスの原因を見つめ直したり、生活習慣を正すことが必要です。



				

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