みなさんはスマホを操作している指は、親指でしょうか?人差し指でしょうか?
親指の付け根付近が痛かったりしませんか?
親指の付け根が痛い人はドケルバン病の可能性があります!
ひと昔まではペンで文字の書き過ぎで腱鞘炎になる事が多かったのですが、最近ではパソコンやスマホの普及で親指の腱鞘炎の方が増えてきています。
ここでドケルバン病の説明を少し、、、
症状としては、母指側にある腱鞘とそこを通る腱【短母指伸筋健、長母指外転筋健】に炎症が起こる状態で腱の動きがスムーズにいかなくなり母指側に痛みや腫れが出てしまいます。また、母指を広げる動作や曲げる動作時にも強い痛みがでます。
原因として、手を多く使う仕事の方(デスク作業が多い)や妊娠出産期の女性や更年期の女性に多く、またスマホを操作する機会が多い方に見られスマホ腱鞘炎とも言われています。
そのドケルバン病の診断方法(フィンケルシュタインテスト)を載せておきますね(^^)/
①親指を内側に曲げます
②人差し指から小指の指を親指を包む様に曲げます
③手首を小指側へ曲げます
↑この時に赤〇の所に痛みが出ると、ドケルバン病の疑いがあります。
腱鞘炎は、自然に治ることは難しい症状です。
なぜなら、日常生活で手首なんて意識しないでも動かすし使うからです!
ただ、安静に動かさないように意識していれば治ると思いますが、これはとても難しいですよね??
近年、仕事のデスク作業はパソコン作業になりほとんどの人がケータイ、特にスマホを持っている状況となっています。なので手首を安静に休ませる事はとても難しくなります。
治療をせずほったらかしにしておくと炎症が進み痛みが引かないどころか、関節の可動域も狭くなる可能性だってあります。
ではどうしたら良くなるのでしょうか?
もちろん安静にして頂きます
そのあと、炎症を抑える消炎鎮痛剤の服用やシップなどの貼り薬を用いることが多く、症状が強い場合にはステロイドの腱鞘内注射を行います。
それでも症状が改善しない場合には手術を行います。方法としてばね指などの手術同様に局所麻酔を施し日帰りで手術は終わるのですが手術はなるべくしたくありませんよね?
ほっと整体整骨院では、保存療法以外に超音波治療を行っています。
超音波療法というのは、微細な振動が身体の奥深くまで届き細胞や細胞間の組織液の循環を活発化させ、炎症部分の組織の治癒力を最大限まで高める効果があります。
ですので保存療法と超音波療法を組み合わせる事で早期に炎症を抑える事が期待できます。
手首の炎症以外にも使えますので一度ご相談くださいね(^^)/